(20.3.3)電話
「おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード
私は普段電話はほとんど使用しない。もっぱら電子メールを使用しているからだ。数ヶ月前に携帯電話を購入したが、これは埃をかぶったままだ。
携帯電話を購入したのは世の中の人のほとんどがこれを使用しているので「携帯電話とはどのようなものか」知りたかっただけだ。
使ってみてあまりに複雑なのと、親指がうごかないのと、画面の小ささに閉口した。音質もいまいちだ。
ばかばかしくなって今は1週間に1回程度しか使用しない。
実は私は昔から電話は好きになれない。まだ私が現役の頃、商談等で会話をしている最中に電話が来ると、ほとんどの人が会話を中断して電話に出ていた。
相対で話をしている人よりも、電話のほうが大事と思うらしい。実際はマージャンやゴルフの誘いのようなたわいもない話が多いのだが、目の前にいる人より電話が大事だとする態度は解せなかった。
以来私は商談中に電話が来ても絶対に電話に出ないようにしたが、相手のほうが心配して「出なくていいのですか」とよく聞かれた。
「ええ、かまいません」と答えたが、出ないほうが正しい態度だと今でも思っている。
我が家ではかみさんが電話フリークだ。固定電話にかかってくる9割がかみさんに対するものだ。
一度かかってくると30分から1時間は話をしている。
娘は自分の携帯を使用しているから固定電話はかみさんの専用電話のようなものだ。
私にはほとんどかからないので、最近は電話を取ることもしなくなった。かみさんのいない時は私も娘も電話にでない。
「緊急の電話だったらどうするの」とかみさんは言うが、かつて一度もそのような電話を取ったことはない。
あまりにしつこい電話の時は仕方なしに出るが、相手が私の声に驚くのは毎度のことだ。
「ご主人がいらっしゃたのですか」という感じだ。存在感がまるでない。
電話などなくても、電子メールがあればまったく問題がないことは私の生活が証明しているのだが、世の中には電話フリークが実に多い。
私のように電話をほとんど使用しないものから見ると、電話が命みたいな人はなんとも不思議な感じがする。
・ なぜ人は電話を必要とするのだろうか
・ なぜ人は四六時中携帯電話を見ているのだろうか
・ なぜ人は長電話をするのだろか
・ 固定電話がなくなることはあるのだろうか
・ 携帯電話にカメラやメール機能を付加することにメリットはあるのだろうか
一度「電話の社会学」のような分析をしてみるのは面白そうだ。
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