(20.3.12)伊豆急全線85kmラン
「おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード
いやはや疲れきってしまった。この8日(土)~9日(日)にちはら台走友会の伊豆急全線85kmランが開催され、それに参加したからである。
もともとこの企画は伊豆急が乗客の増大を目的に企画したウォークラリーで、伊東駅から伊豆急下田駅までの16駅を乗車券を購入しながら歩くラリーだ。
これをちはら台走友会のMさんが友達から聞き知った。
「面白そうだから、ちはら台走友会でも参加しよう。ただしわれわれは走友会だから走ることにする」と計画したものである。
参加者は7名。全員走友会のメンバーだから走ることには慣れている。
当初私はなんでもない催し物だと思った。
「なんだ、フルマラソンを2日間で2回走るだけか。楽勝だな」
しかしこれが大変な間違いであったことがすぐ分かった。
伊東駅から伊豆急下田駅までは電車の距離で46km、約1時間あまりの距離だが、ラリーではこの線路を縫うようにして道を交差させてある。全走行距離85kmになったのはそのためだ。
この交差をさせてあるのがポイントで、伊豆の海岸線は海に向かって鋭く落ち込んでいることを気がつかなかった。
平坦な場所を交差させているのではない。鋭く落ち込んだ坂道を上り下りさせるのだ。
「うぅーん、伊豆急もなかなかタフなコースを設定したものだ」あまりの上り下りのきつさに根をあげてしまった。
「これは、ほとんどマラニックではないか」
本当は駅などスキップして行きたいのだが、そこはよく心得たものですべての駅の入場券を買ってスタンプ印を押してもらい、「漫遊手帳」に張らないと完走を認めてもらえない。
全部の入場券の購入金額は約2500円だった。
「これはラリーの参加費用と思っていただきたい」伊豆急も商売上手だ。
また区間ごとに3箇所のチェックポイントがあり、その文字を確認していかなければならない。3文字にすると「踊り子」とか「ペリー」とかの文字になる。
完走すれば記念品がもらえるが、ちょっとした写真入れと、携帯用座布団だ。たいした製品とはいいがたいが、一旦始めると意固地になって記念品をもらおうとするから人の気持ちとは分からないものだ。
また、駅ごとに区間賞として電車のバッチをくれる。これを集めるためにかわいらしい小学校6年生がラリーに参加していた。
子供にとっては宝物になるみたいだ。
参加者は多いのだが、完走する人は少ないようだった。
私の完走NOは本年度1274番だったので、年間1000人を少し越す程度の人がこの全線完走ラリーで完走していることになる。
ところで河津桜をご存知だろうか。伊豆では有名な桜の名勝地だが私は知らなかった。私はこうした知識に疎い。
ちょうど桜祭りが開催されていて大変な賑わいをみせていた。
この河津桜については走友会の会長Yさんがレポートしている。
「河津桜は昭和30年、野に立つ1本の苗木を飯田さんという方が持ち帰って10年育て、咲いた桜。飯田さんは咲く前に永眠したそうです。
今回伊豆の海岸線を上に下にと走ってみたが、伊豆の自然の懐の深さには驚いた。桜が満開で、夏みかんがたわわになっており、海岸線の海の青さは格別だった。
走っているだけで楽しくなるが、足が丈夫でないとひざが笑ってしまう。
走友会の7名のうち完走者は3名だったが、これはこのコースがかなりタフなことを示している。
1日で走りきれないため、片瀬臼田の民宿宮田荘で途中一泊したのだが、若夫婦が民宿を経営していおり、とてもおいしい海の幸を食べさせてもらった。
これも走友会の会長Yさんがレポートしている。
「泊まった宮田荘もよかったです。
翌日(10日)はほとんど身体が動かず、家でごろごろしていた。私は定年退職者だから休みたい時に休める。
疲労が取れたのは夕刻頃だが、それまでまったく気力がわかなかったのはこのランがかなりきつかったためだと思う。
今回の伊豆急85kmランの写真を掲載します。
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