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(20.2.13)やはり笑ってしまった eーTax

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
 「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード



 やはり笑ってしまった。e-Taxによる確定申告についてである。
e-Taxとは国税庁が鳴り物入りで作った電子納税システムのことだ。

国税庁のHP(ホームページ)を開くと、「確定申告書作成コーナー」というページが現れ、クリックすると「19年度の確定申告書作成コーナー」に移る。

 この画面を見られたことがあるだろうか。誰が見てもe-Taxによる納税画面と思ってしまうほどe-Taxが強調されている実に不思議な画面だ。
e-Taxを利用すれば5000円税額控除される」とか「これからe-Taxを始める」等の言葉が強調されてe-Taxオンパレードだから、e-Taxの作成画面と思わないほうが不思議だ。

困ったなあ、e-Taxでない単なる確定申告書の作成画面を探しているのに
 
 私は定年退職者だから確定申告をしなければならない。確定申告はパソコン上で出来るので、今年もそうしようとして国税庁のHPを開いた。
自分のつもりとしては、確定申告書をパソコンで作成して印刷し、必要書類を添付して税務署に送るつもりだったので、その画面を探したのだがちっとも分からない。

 何回も画面を行き来してようやく「19年度の確定申告書作成コーナー」が、e-Taxe-Taxを使用しない場合分岐画面であることが分かった。
確かに下の方にe-Taxを使用しない場合」と書いてある。

 ようやく見つけたと思ってクリックすると、通常のシステムでは絶対に表示されない魔か不可思議な画面が出てくる。
この画面を見て通常の感覚でいられる人がいたら不思議なくらいだ。
ウィンドウは表示中のWebページにより、閉じられようとしています。このウィンドウを閉じますか

 何を言っているのか分かるだろうか。通常の感覚ではせっかく見つけた画面が閉じられたら大変なので「いいえ」と答える。
そうする画面は動かない隠れた画面で「e-Taxを使用しない場合」の操作画面が出ている。
普通の感覚の人は隠れた裏画面に気づかず、画面が動かないと思ってしまう

 一方「はい」と答えると「e-Taxを使用しない場合」の画面が表面に出てくる。ここでは普通の感覚の人は、「はい」とは選択しないので「e-Taxを使用しない場合」の画面に移ることはない。

 笑ってしまったe-Taxの画面から一歩も動けないのだ。

 実際は「はい」だろうが「いいえ」だろうが、「e-Taxを使用しない場合」の操作画面に移れるのだが、ほとんどの人が分からない。
どうしてe-Taxを使用しない確定申告書作成画面にいけないのだろう
頭を抱えてしまう。

 実に信じられないようなシステムフローだが、これは国税庁がわざわざそのように誘導しているのだ。
絶対にe-Taxをつかわせる。印刷による確定申告書など作成させてなるものか


 実は昨年e-Taxでの確定申告をしようとして、その手続きの煩雑さにあきれて断念した。

 国税庁のシステム開発には実に問題が多い。このe-Taxは約500億円をかけて構築したのだが、利用率は個人の利用はほとんどなく、法人は1%程度だ。
実際に利用しようとするとわかるが、電子証明書の取得がなんともややこしい。

 区役所に行って申請すれば発行してくれるのだが、電子証明書を読むためのICカードリーダー家電店で別途3000円程度で購入しなければならない。
その後で、ソフトのインストールが必要になる。
こうまでしてがんばっても添付書類は別途税務署に送付しなければならないので、システムマニア以外はばかばかしくなってしまう。

 利用率がさっぱり上がらないので国税庁は躍起となって「19年度の確定申告書作成コーナー」を見た人をe-Taxに無理やり導こうと、こんなに不思議な画面を作っているのだ。

 それにしても国税庁とは不思議なところだ。とても利用できそうもないシステムを500億円もかけて作り、そのシステムを利用させるために納税者をペテンにかけるようなシステムフローを作って困惑させている。

 あまりのばかばかしさに私は笑ってしまった

 これは国税庁のガダルカナルだ。敗戦明白な戦場に納税者を次々に送り込んで、さらに死傷者を増やしている。
目的はただ一つe-Tax無能なシステムだと知られたくないためだけだ。

 大本営発表
わが軍はe-Taxを投入することによって、納税者の利便性を大いに高め、業務の合理化を大いに進めた。納税者は嬉々としてこのシステムを利用している

 確定申告をパソコンで実施している人に伺います。この情報は役にたちましたか


 

 

 

 

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