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(20.1.31)ミッション・インポッシブル

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
 「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード


 これは第一級の秘密情報である。したがって本件ブログを見たあとこの画面を閉じると、10秒以内に記事は抹消される。

 市民ネット福谷議員から実に興味深い情報が寄せられた。
福谷議員の家では毎週一回、決まった時間に生協の荷物が届くのだが、なぜか卵だけがなくなってしまうのだそうだ。
あまりにしばしば卵がなくなるので、調査の必要を感じた。

 よくよく見ると生協の日に限って、近くにカラスが止まっており、そのあとで卵の殻の破片と黄身や白身の残骸が落ちていたのだと言う。
どうやら犯人はこのカラスのようだと思ったが証拠がない。

 一計を案じて、生協の日に網を持って隠れていると、件のカラスが卵を食べだした。すかさずカラスを網で捕らえカラスを尋問したところ、実に驚くべき陰謀が隠されていたのだそうだ。

 このカラス生協ガラスと言って、特別に訓練された特殊能力を持ったカラスだった。
訓練したのは生協職員に化けたアメリカCIAのエージェントである。
ここから先はホームズワトソン君に登場してもらう。

ホームズ、福谷議員はカラスの言葉を理解できるのかい
実は出来るのだ。彼女は昔、マリア・カラスの大ファンで、マリア・カラスからカラス言葉を習っている

ところで、この生協ガラスはいったい何の訓練をされていたのかい
生協の配達日を覚えて、配達された卵を即座に食べる訓練だね

CIAが何でそんなことをするのだろう
日本産の卵を市場から駆逐して、アメリカ産の卵を日本国内で販売するためさ。アメリカ農務省の秘密戦略だよ

しかし、福谷議員の卵を食べても、何の影響もないじゃないか
そこがCIAの奥の深いところだ。この陰謀を見抜く人間がいるかどうか調査をしたのさ。
福谷議員はおゆみ野の知性と言われるぐらいの人だから、福谷議員が気がつかなければ他は推して知るべしと読んだのだ。
特に山崎次郎なんてのはぼんくらだからテスト対象からは、最初からはずされていたようだ

福谷議員はすぐにカラスの仕業と気がついたわけだ
それだけに留まらず、調査をしてCIAの動きまで察知し、市議会の秘密会議で報告をしている。このまま放置すると日本産の卵はすべて生協ガラスに食べられてしまい、鶏卵業界は崩壊してしまう。
したがってすぐにアメリカに抗議をして日本の鶏卵業界を救わなければならない

そうすると福谷議員は日本の鶏卵産業が崩壊するのをすんでのところで救ったと言うことになるね
まったくその通りだが、これはすべて秘密裏に行なわれたことだから、福谷章子の日記にも記されていない。
ワトソン君もこの話はまったく聞かなかったこととして忘れてくれ


 上記内容は第一級の秘密事項なので、このブログを読んだ人もすぐさま記憶から抹消されたい。

 

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(20.1.30)清掃活動はトレンディ

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 清掃活動が若者の間でトレンディになっていると教えてくれたのは、おゆみ野クリーンクラブのメンバー、カモシカ姉さんである。

 日経トレンディの記事に「”エコかっこいいが”が若者を導く」という面白い記事があるといって、記事のコピーをみせてくれた。

 読んでみると「原宿に向かう若者が、そろいのユニフォームを着て、手にはゴミ袋といういでたちで、週に3回、朝のゴミ拾いを行なっている」のだという。

 このクラブの名称は「グリーンバード」と言って、渋谷区議会議員の長谷部健氏が議会活動とは別にプロジュースしているのだそうだ。
長谷部氏はクラブのネーミングやグッズのデザインに気を配って「かっこよく作ればマスコミも取り上げてくれる」と考え、そろいのユニフォームなどを作っているのだと言う。

 笑ってしまったのは「こうしたクラブに入ると恋人や仲間がつくれる」をうたい文句にしていることで「清掃活動で恋人ができる」とは思いもしなかった。

 おゆみ野クリーンクラブネーミンググリーンバードとちょぼちょぼだが、年齢層がかなり高く若者の集団と言うわけにはいかない。
私などは61歳だがもしかしたらこのクラブでも熟年の恋ができると誘うのも面白そうだ。

あなたの老眼のめがねが実に美しい
いやだわ、あなたの入れ歯の光沢のほうがすてきだわ

 今回の記事でとても参考になったのは、そろいのユニフォームメッセージを送ると言うことで、また幟(のぼり)なんかも強いメッセージ性があるようだ。
おゆみ野クリーンクラブ毎週金曜日に鎌取駅周辺の清掃を行なっているが、ユニフォームと幟は採用したいものだ

 最もユニフォームを本格的にそろえると金がかかりすぎるので、サッカー選手が紅白戦を行なう時につける識別用のチョッキぐらいがいいのかもしれない。

 それにしても清掃活動がエコ活動の一環として最もトレンディな活動の一つとみなされるとは思いもしなかった。
マアタイさんの「もったいない」と同様に、清掃活動の標語「すてない」が世界的な標語になってくれるといいのだが。


 ボランティアの清掃活動に対するあなたの率直な感度を教えてください。清掃活動はトレンディだと感じますか。

 

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(20.1.29)若潮マラソンに行ってきた

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 27日に第28回館山若潮マラソンが開催された。
この大会は私の家から近いこともあり、毎年のように参加している。
千葉や東京等からの参加者も多く、また菜の花がプレゼントされたり、無料のトン汁が用意されたりと主催者側のサービスもいいので参加者の多い大会だ。

 いつもは電車で館山の会場まで行っていたが、今回はちはら台走友会のメンバー4人と会長のYさんの車で相乗りしていくことになった。
昨年の3月に走友会に入ってからは、このように自動車で相乗りして行くことが多い。

 高速道路が館山の近くまで延伸されたため、私の住んでいるおゆみ野から1時間半程度で会場までいける。
電車で行く場合は3時間は覚悟しなければならないので、自動車で行くと信じられないような時間短縮になっている。

マラソンコースは基本的に海岸べりを走るので波打ち際の美しい景色を眺めることができる。
途中30kmあたりから山登りが始まるが、標高差は40m程度であり、実際に走ってみるとさしてきつくない。
とても走りやすいコースだ。

 今回ちはら台走友会からは会長のYさんを含め6名のメンバーが参加したが、Kさんが折り詰め弁当を用意してくれた。遠足みたいな雰囲気だ。
これも一人の時は決してなかったことで、以前はよく走友会のメンバーが大会終了後に宴会をしているそばを、「おいしそうだな」なんて気持ちで通り過ぎたものである。

 この日はとても寒い日だった。風もそこそこ吹いていたので、私は長袖のランシャツの下に、ランニングを2枚も着てレースに参加した。

 これも経験者はよく知っているのだが、早く走るランナーは内部からの放射熱が大きくて、ランパン・ランシャツで少しも寒くない。
一方私のような4時間前後のランナーになると、風が身にしみる。ましてや歩き出したりすると凍えるような寒さを感じる。
十分な防寒対策が必要だ。

 私のレースは予想通り、前半も後半も2時間のイーブンペースで走り、ほぼ4時間でゴールした。
最近の私の走りは完全にウルトラマラソンの走りで、まったくスピードは出ないが、一方失速することもない。
馬車馬のように一定のスピードで淡々と進む。

 後半は多くのランナーが失速しているので、追い越すことが多く精神的には楽だ。
追い越すときの私のイメージは第2次世界大戦のドイツの名機、メッサーシュミットがイギリスのスピッツファイアーを打ち落とした時のイメージになっている。あのアフリカの星のボレロだ。
前方10メートルにスピッツファイアー3機。撃墜した

 帰りは会長のYさんがネットで検索した温泉で露天風呂に入り、太平洋に沈む夕日を見ながら汗を流した。
これも走友会にはいったからできる贅沢で、会場に浮かぶ大島のシルエットを堪能することができた。

 自動車・折り詰め弁当・温泉と走友会に入ったおかげで楽しみが増えている。ありがたいことだ。

 今回の大会の雰囲気が分かる写真と、露天風呂から見た太平洋に沈む夕日を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20128?authkey=Ck443f9x3aI


 

 

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(20.1.28)作曲家はいませんか

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 最近はをかいたり、作詞をしたりする時間が多くなった。
最もできばえについては、自分でも今一歩と思っているのだけれど、こうしたことは興が乗っている時に一気にしないとすぐに興味が薄れ、
清掃活動とマラソンとブログを書いていればそれでいいじゃないか」なんて気持ちになってしまう。

 だからそうなる前にできるだけ多くの詩作作詞をしようとして、今回「あるきびと」という作詞を行なった。
自分としては「四季の道の歌」のパート2のつもりだが、人によっては違う印象を得るかもしれない。

 ところが作詞はしたものの、作曲をしてくれる人がいないパート1四季の道の歌は幸いにも「ともすけさん」が作曲してくれたが、とても忙しい身なので、また頼むのもはばかられる。

 ちはら台の歌姫からは「こうしたものは自分で作曲しなきゃだめよ」といわれて「さだまさしの音楽工房」というNHK趣味百科を渡された。
実際読んでみたが、読んだだけで作曲家になるのはなかなか大変そうだ。

 仕方がないので、また作曲家を求めることとした。手を上げていただくのが一番なのだが、こういう人がいて作曲ができるという情報でもありがたい。
協力していただけると嬉しいのだがと心から思っている。
以下に今回作詞をした「あるきびと」を掲載する。

あるきびと

はるのみち はなびらひらひら かたにまい
みどりの セーター はなもよう
いっそ このまま あるきましょうか
はるの 精(せい)だと いわれるかしら
さくら守(もり)だと いわれるかしら
こまどりさん わたしのなまえを おしえてあげて
あるきびとだと おしえてあげて


なつのみち こもれびきらきら ほほそめて
みどりの くろかみ くさもよう
そうよ このまま あるきましょうか
なつの ひかりと いわれるかしら
けやき守(もり)だと いわれるかしら
むくどりさん わたしのなまえを おしえてあげて
あるきびとだと おしえてあげて


四季の道には ひみつがあるの
そっと ひそかに おしえましょうか
わたしのひみつを おしえましょうか
おそらの おそらの おひさまも
まわたや ひつじの 雲さんも
わたしのことを しってるの
あるきびとだと しってるの

 

 
 
 

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(20.1.27) 詩を作ってみた

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 詩を作ってみた。記憶を遡ってみると、私が以前に詩を作ったのは学生時代だったから40年ぶりの詩作となる。
詩を作ることも読むこともなかったものが、急に詩作をしようとしたのは、「アース」という映画を観たからである。

アース」はNHKが放送した「プラネットアース」のいわばダイジェスト版のようなもので、「プラネットアース」の中で特に印象深い映像を、再編集して映画化したものだ。

 私は「プラネットアース」の大ファンだから、「アース」に出てくる映像はすべて何回も見ているのだが、映画館で見ると音響効果がまったく違っていたのにはびっくりした。
動物の息づかいの生々しさが実に効果的で、人は音響効果でこんなにも違った印象を得るものかとあらためて驚いた。

 詩作をしようとしたのは、前におゆみ野WALKERSのブログを見ていたら、「映画アースを見に行こう」と言う記事が掲載され、その中に茨木のり子さんの「」という詩が紹介されていたからである。

 アネハズルがヒマラヤ山脈を越えてインドとモンゴル高原の間を季節ごとに移動する様を歌った詩である。プラネットアースの一場面のあのヒマラヤを越える鶴だ。

 この詩に触発され、「アース」のなかで最も印象的な白熊の死について詩作をしてみることにした。
地球温暖化の影響で年々北極海の氷が薄くなり、白熊が狩ができなくなって死滅に瀕しているあの映像である。

 最も詩を作るのは「神からの啓示」が必要だとある人から教わったが、とても啓示を期待するのは無理そうだったので、かなり散文的な詩になったのは止む終えない。

 

 静かな死 白きカムイ

静かな死が極北の大地におとづれている
かつて極北の王者といわれ 沈まぬ太陽のように 決して死ぬことがないとおもわれていたあの白熊に

何がおこったのだろうか なぜ白熊はやせ衰え 極北の大地に動くことなく たちどまっているのだろうか
そしてなぜその目はうつろなのだろうか

かつてこの湾は一面の氷で覆われ、氷の厚さが白熊の身体を支えられるようになると 遠き旅立ちをしたものだ
白熊のオットセイ狩の始まりだった

今この湾は青き海原になり、氷のかけらもなく、飢えた白熊はシャケの皮やオットセイの骨をなめているだけだ
あのどこまでもどこまでも続いていた氷の氷原が消えてから、数ヶ月がたった

白熊は何も食べるものがなく、青き海原に向かって問いかける
われらの氷はなぜ消えてしまったのか
ふたたび氷の海に戻ることはないのだろうかと

静かに しかし確実に白熊に死が訪れている
あるものは果敢にセイウチに襲い掛かり、セイウチの牙で逆襲を受け、あるものは青き海原に泳ぎだしておぼれ あるものはただ海岸にたたずみ餓死している

この累々とした白熊の屍を見てほしい
今はただ海鳥に体中をついばまれ、毛皮だけが純白の影を海岸にのこしている
この地平線まで続く白い帯は地球の鎮魂歌のようだ

いつのころからか 静かに、しかし確実に極北から白熊が消えた
人々はかつてここに、白きカムイがいたと古老から聞くだけだ

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(20.1.26)男気 その2 S先生

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 世の中には男気のある人がいるものだと思う。
私と一緒に小谷小学校で評議員をしているSさんである。元高校の教員だ。私はS先生と呼んでいる。

 学校評議会は年に2回程度開催され、そこで学校からの経営状況が説明され、評議員からの質疑がされるのだが、評議会が終わったあとの給食を食べながらの雑談が面白い

 S先生の教育談義が始まる。
小学校の教育は、基礎学力の向上が一番ですよ。読み書きそろばん。この3つでいい。特に大事なのは読む能力だな。本が読めればおのずと学力はついてくる。
総合力や考える力なんてものは、基礎学力の上に芽生えるものだ。
最初から考える力なんて育つはずがない

文部科学省の「考える力」への反論だ。

それにもう一つはラジオ体操だな。今の学校ではラジオ体操をしなくなった。ストレッチと称して各自勝手なことをしている。
これではいかん。小学生の体力低下の最大の要因はラジオ体操をしなくなったことだ

 
 S先生武勇談も面白い。S先生天下のご意見番だ。
私はね、中学生や高校生がタバコを吸っていたり、バイクを四季の道で乗り回したりしているのを見ると、必ず注意する。
大人が注意すればやめるもんだよ


怖くありませんか。第一相手はわたし達より身体が大きいですよ」聞いてみた。こうした場合私は注意したことがないからだ。

気迫だね。それと優しさだ。優しく言えば誰だって言うことを聞く。これは私が教員だった時の経験から言えるね

それに秋の道から冬の道にかけて、バイクを乗り回すものがいなくなったでしょう。これは私が見つけ次第注意しているからだ

 確かにバイクの乗り入れを見なくなった。
以前はナンバープレートを見えないように加工したバイクが我が物顔に走っていたが、ここ半年ぐらい見ていない。

 S先生が目を光らせているからだとは知らなかった。

 S先生は72歳である。かくしゃくとして地域のご意見番になっている。確かS先生は「おゆみ野風土記」の著者にもなっているが、私が「読みづらい」とケチをつけた本だ。

 今はS先生が私のブログを見て「お前が山崎か」なんて気がつかないことをこい願うばかりだ。

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(20.1.25)高橋 香さんがなくなられた

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 高橋 香さんといっても一般の人はほとんど知らないが、山岳マラソン界(トレイルランという)では知らない人がいないくらい著名な男性である。
昨年5月の東京トレイル・ラン100kmに出場中、心不全でなくなられた。
私は最近になってそのことを知ってびっくりした。享年40歳だった。

 高橋さんは2006年トランス・アルプス・ジャパン・レースを完走して一躍脚光を浴びるようになったが、日本を代表するトレイルランナーの一人だ。

 このレースはまったくの山岳レースで、北アルプス・中央アルプス・南アルプスの主稜部を8日間かけて日本海から太平洋まで合計420km走るレースだ。平地ではない、アルプスをである。
この年の出場者数は6名で、参加者が少ないのは、こんな過酷なレースに出られる人が、日本全体を探してみても6名程度だということだ。
山渓に特集が乗っていたので読まれた方もいるかもしれない。

生前に聞いてみたことがある。
どうやったら完走できるのだろうか
大事なことは、身体が動く限り寝ないことですね。昼も夜も雨が降っても、豪雨でも身体が動く限り前にすすむ。どうにも身体が動かなくなってきてから仮眠をとるのです

どこで寝るのです
どこでもツェルト(簡易テント)をかぶって寝ますよ

食料は?」
山小屋で調達です。できるだけ軽くすることです


 私は高橋さんと3回レースを一緒にしたことがある。
うち2回は御園生さんが呼びかけ人として実施している「奥久慈トレッキングレース120km」で水戸から久慈川を遡り、途中で約20kmにわたって山岳トレイルをする1泊2日のレースである。
山の中を走っているときは最高ですね。しかし平地を走るのは実につまらない」高橋さんの口癖だった。

 高橋さんと最後に走ったのは2005年カモシカマラソン120kmで、このレースも途中で約30kmあまり奥武蔵の山中を走らなければならない。
このレースでは私は高橋さんに実に申し訳ないことをしてしまっている

 途中かなり険しい山中を30kmあまり走らなければならないため、ペアで1組になり、その合計タイムで競われる。個人レースではない。
この年の高橋さんのペアは私だった。奥久慈で一緒に走った経験から高橋さんは「私とならカモシカマラソンで勝利できる」と思ったらしい。

 対抗のペアは、萩往還で1位と2位を占めた、日本で最高の快速ペアだ。
この快速ペアに負けまいと奥武蔵の山中を目一杯走ったのだが、おかげで私は完全にオーバーペースになり、山を降りたところでグロッキーになってしまった。

 その後は高橋さんに励まされながら50km地点まで行ったが、そこでリタイアしている。
カモシカマラソンで高橋さんと一緒に走った人は3年続けてつぶれてしまった」とあとである人から聞いた。

 高橋さん実に思い出深い人だ。信じられないような意志力と、優しさを兼ねた人で、私がつぶれたことも許してくれた。
本人は優勝を目指していたので、さぞ残念だったことだろうと思う。

 これは東京トレイルラン100で最後にあった人から聞いた話だ。
受付の時、私の前に高橋さんがいたのだが、『ああ、この人がトランスアルプスの高橋さんだ』と思って見たのだけれど、非常に青白い顔をしていて『普段から高橋さんは青い顔をしてるのかな』と思っていた」とのことだ。
体調が非常に悪かったのに違いない。
トランス・アルプスのようなきついレースを行なうと、半年から1年はリカバリーに時間がかかるのが普通だからだ。

 生きておられれば日本だけでなく、世界を代表するようなトレイルランナーになったはずなのに、返す返すも惜しい方がなくなられたと思う。

関連するブログは以下の通り。

*2006トランスアルプスについて
http://www.adventure-sports-web.com/blog/archives/2006/08/2006.html


*生前のトランスアルプスを疾走する高橋さんの写真についてhttp://www.east-wind.jp/kocci/modules/news/article.php?storyid=137


*高橋さんのお兄さん(トレイルランナーでもある)のブログ
http://trailrunnerkaoru.10.dtiblog.com/

 

 

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(20.1.24) 川の道フットレース

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 悩んでいた5月連休に開催されるウルトラマラソンの種目を決めた。
当初は過去3回走り、いづれも完走できなかった「萩往還250km」に出る予定だったが、「川の道250km」に種目を変えた。

 一番大きな理由は費用である。萩往還は山口県で開催されるため、千葉から出かけると交通費が馬鹿にならない。
さらに宿泊費がかかってしまい、概算で10万円程度かかるのに対し、川の道フットレースは小諸から新潟に向かって走るため、概算で5万円程度だ。

 定年退職者になってからは費用のかかるレースは基本的に敬遠してきたのだが、当初はやはり萩往還に出る予定だった。
しかし近場で同じようなレースが開催されるならば、そちらのほうがいい。
費用が半分で、距離が同じならば川の道にしよう

 川の道フットレース3種目に分かれており、最長は荒川の河口の葛西臨海公園から新潟市まで5日間かけて走る522kmだ。
他の2種目はこの距離の前半分と後半分である。

 522kmはとても走れそうもないので、今回は中間地点の小諸から新潟まで2日半かけて250km走るレースに参加することにした。
実は2年前に荒川河口から小諸までの270kmレースは完走しているので、新潟まで走れば一応川の道のレースは完走することになる

ただし200kmを越えるレースは持久力が勝負なので、それ以前の準備として十分な距離を走っておかないと、とても完走は難しい。
膝やふくろはぎに激痛が走ったり、足の水豆が大きくなって走れなくなったりすることがしばしば起こる。

 そのために事前準備としてに24時間レース2つと、100km一つフル3つ走っておくことにした。

 24時間レースというのをご存知だろうか。ほとんど持久力と意志力だけを強化するレースで、一般にはかなり短い距離のコース(1km程度が多い)をただひたすら24時間走って、距離を競うレースだ。

 一般のウルトラマラソンと異なり景色が変わらないので退屈することこの上ない。まさに難行苦行みたいだが、そのために信じられないような意志力が身につく。

 やはり200km以上を走るためにはこの程度の準備が必要で、そうでないと途中でリタイアするか、前回の夢街道215kmのように生と死の間をさまよいながら身体を動かすことになる。

 年々身体が衰えて行っているので、これが200km以上のウルトラマラソンを走る最後になるかもしれない。
そう思って準備をすることにした。

なお、川の道270kmを完走した時の記事がありますので、興味のある方は見ておいてください。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/1937_a22c.html





 

 

 

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(20.1.23)どう判断したらいいのだろう

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どう判断したらいいのだろうか。夏の道のケヤキ並木の剪定についてである。
実に見事なケヤキ並木のトンネルに育ってきておゆみ野の風物詩だっただけに、ばっさりと剪定されたあとを見ると、当惑と悲哀が入り混じった複雑な気持ちになる。

 なぜここまで剪定しなければならないのか、判断に苦しむからだ。
先日みどりネット福谷議員ブログ(樹木の管理 20.1.19を見ていたら、この問題が取り上げられており、「近隣の要望によってこのように伐採したそうで、また夏には元通りになる」との説明を市の担当から受けたとの記載があった。

 そこで私なりにこの問題の所在、「なぜ剪定をするのか。あるいはどこまで剪定するのが適切か」について考えてみることにした。

 通常剪定するには剪定する理由が述べられるが、その理由について逐一検討を加えてみよう。

1. 樹木はある一定のサイクルで剪定しないと大きくなりすぎて、他との調和が取れなくなる。したがって数年に1回は思い切った剪定をするが、日本においては樹木はすぐに伸びるので、しばらくすれば元の状態に戻る。

*これは日本の剪定業者が常識的に持っている考え方で、実際に家庭の樹木でも剪定業者に依頼すると、丸坊主のような状態まで剪定する。
当初は見てくれが大変悪いのでがっかりするが、翌年には樹木が伸びてもとの状態になる。ただし業者の腕が悪いと剪定された木が枯死することがある。



2. 日照の問題と、落ち葉の問題で樹木の伐採、または強剪定をしてほしいと近隣の住民から要望がでる。

* 日照問題は主として常緑樹の場合に発生する。ケヤキは落葉樹で夏涼しく、冬は太陽光線が家屋に当たるようになるので、日照問題が発生することは少ない。

 一方落ち葉の問題は落葉樹の場合に発生する。ただし夏の道のケヤキについては、近隣の農家の方が毎日堆肥用として収集しているので、実際問題としてはほとんど落ち葉問題は発生していない。


3. 防犯上の問題で、暗い並木道は危ないので明るくしてほしいとの要望が出る。

* トンネル状態になった時は確かに暗いのだが、この道は最も人通りの多い道の一つで、つねに人の目が光っている場所になっている。
防犯上は相対的に安全な場所のひとつといえる。

 通常防犯上の問題が発生するのは、常緑樹が茂っている公園が多く、春の道公園や六通むかい公園等での器物の破損や、ペンキの落書きが頻発している。



4. 予算消化と業者に一定の仕事を与えておく必要から、本来は不必要な剪定を、住民の一部の要望を取り上げた形で実施する。

*これは公共工事ではよく発生する事例で、特に予算消化が必要な年度末に集中して発生する。
外部から見るとその必然性について「なぜ」という疑問がわくのが普通であるが、役所からすると予算を余すと翌年から査定されるのでなんとしても使用しようとするインセンテュブがわく。

 一方業者からすると、今まで予算外の仕事を無理に頼まれた場合(台風の後片付けのような臨時の作業のようなもの)無料か、あるい低予算で実施してきたりしていて、最後の大規模な作業で帳尻をあわさないと収支があわない。

 表面化すると業者との癒着問題に発展するが、実際は広く行なわれている慣行になっている。


 今回のケヤキの剪定について、上記の分析から私の推察は以下の通りである。
ただしあくまでも外部から見た「推察」であることを断っておく。


 このケヤキ並木については、落ち葉の問題や日照の問題が発生する可能性は小さい。
防犯上の問題も他の公園等に比較すると、非常に安全な場所にあたる。

 ただし一定程度の樹木の剪定は必要で、従来も伸びすぎた枝の剪定は行なっていたが、今回のような大々的な剪定は初めてである。

 これは、剪定の必要性を超えた剪定で、必要性を超える理由は役所と業者による予算消化作業と推定される。

 なお、強剪定をしたのは、住民からの要請があって剪定を行なっているとのアリバイ作りで、本来はここまでの剪定は必要ない。

 どうだろうか。
皆さんはどのように考えられているのだろうか。
意見を聞きたいものだ。なお、緑土木事務所(市)にも意見を聞いてみたいものだと思う。

剪定されたケヤキの写真を掲載いたします。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20123?authkey=-rEqSnvvB6E

今回のケヤキの剪定を見られたかたの率直な印象をお尋ねします。

 

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(20.1.22) 自分史作成の手伝いが軌道に乗ってきた

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 ようやく自分史作成の手伝いが軌道に乗ってきた。
私は是非とも多くの方に自分史を作ってもらいたいと思っており、ブログによる自分史作成の手伝いをしているが、その第一作が出来上がった。
やれやれだ。
 
 私の登山仲間のタムさんは、50歳を過ぎてから4大陸の最高峰モンブランキリマンジェロマッキンリーアコンカグア)に登ったり、スペイン サンチャゴの巡礼に2ヶ月間歩いたりしている。

 その都度登山記録や、旅行記録を作成していたのだが、今回このうちのサンチャゴ巡礼の記録をブログ(ココログ)にアップし、多くの方に見てもらうことにした。

 ただタムさんはまったくブログについての知識がなかったので、とりあえず私が記事と写真をアップして、その後タムさんが自分で編集修正することにしている。

 記事4百字詰め原稿用紙換算で85ページほどで、Wordで作成されており、このほかに写真が30枚程度ある。

 当初Word原稿をそのままココログに貼り付けてみたが、これは2つの意味で失敗だった。

 一つはWordココログの相性が悪いらしく、アップはできるが編集作業をする画面が開けなかった。
これは前にも経験していたので、一度「メモ帳」にコピーしてから、ココログに貼り付けるとうまくいくのでそのようにした。
ただこの場合Wordの文字編集がすべて外れてしまうので、もう一度ココログで編集しなおさなければならない。

 もう一つは85ページのアップはココログの負担が大きいらしく、アップはできても編集画面の動作がまったくのろくなり、実務に耐えられなかった。
仕方がないので10回に分けて登録している。

 写真は当面半分程度をプリンターでスキャンしてPicasa Webで見るようにしているが、やはりスキャンにはそれなりの時間がかかり「デジタルカメラで写してくれていたら」と思ってしまう。

 こおして1ヶ月程度かけてブログアップをしてみたが、幸いなことに毎日数名の方が検索に訪れている。
今までは誰も読む人がいなかったのだから、それだけでも大進歩だ。

 当初はもう少し簡単にブログアップができると考えていたが、量が多かったりWordで作成されていたりすると、それなりの時間がかかることが分かった。

 それでも自分史作成の手伝いができただけでも大満足だ。今後は4大陸登坂の記録もアップして充実したものにしたいと思っている。

 なお、サンチャゴ巡礼に興味のある方は以下のURLをクリックするとタムさんの記事を読むことができる。
特にサンチャゴ巡礼を目指している人には格好の入門書になっている。
http://takesitamura.cocolog-nifty.com/

なお、50歳以上の方にお伺いします。あなたは自分史を作成したいと思っておられますか


 

 

 

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(20.1.21) 失敗記 その11

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 ひどい状態になってきた。自動車の運転がまったくできなくなってきたのだ。

(自動車運転の巻)

 私は日常ほとんど運転をしない。年に2~3回がいいところだったが、ここ1年まったく運転をしなかった。

 ところが先日(19日)、かみさんから資源ごみを回収場所まで運んでほしいと依頼された。新聞紙の包みが10袋、それに衣類を入れたビニール袋が一袋である。

 回収場所まではおよそ200m程度だが、新聞紙の包みは一つ当たり4kg程度ある。
こりゃ、ちょっと重そうだ。何回も手で運ぶのはしんどそうだ」 

 仕方がないので久しぶりに自動車で運ぶことにした。
おとうさんは運転できるの」かみさんが心配そうに言う。
免許暦、40年のベテランだ」みえをきった。

 ところがいざ自動車を運転しようとしてびっくりした。どちらがアクセルブレーキか分からないのだ。
代わりばんこに動かしてみてようやくアクセルブレーキの区別がついた。
ああ、そうだ。大きいほうがブレーキだ

 次に足の置き方が分からない。
とりあえず右足をアクセルに乗せ、左足をブレーキに乗せてコントロールしようとしたら、足への指令がちぐはぐになって、動くのだか止まるのだか分からない状態になってしまった。

 急発進、急ブレーキもいいところだ。
朝早く誰も通らないからいいようなものの、もし人がいたら大変だ。

 ようやくアクセルブレーキ右足一本でコントロールしていたことを思い出した。
ああ、そうだった。アクセルとブレーキは右足の操作だった

 ここまでくるのに5分以上かかっている。

 ようやく自動車は動き出し、資源ごみを回収場所においてきたが、今度は車庫に入るのに一苦労だ。
以前は一度でできた車庫入れを、何度も出し入れしてようやく入った。
こんなところをかみさんに見られたら何をいわれるかもしれない。やれやれだ

 ところが、こんどはどうしてもが抜けない。ヒア汗が出てきた。
なぜだ、なぜ鍵が抜けない

 かみさんのいやみが頭をよぎった。
やはりお父さんは認知症ね。病院にいったら

 こおいうときは娘に助けを求めるに限る。娘はかみさんと違って皮肉をいわない。
寝ている娘に懇願して、かみさんに知れないように自動車を見てもらうことにした。

おとうさん、ギアはパーキングになっている?
もちろんだ。そんな初歩的なミスはしない」見栄を張った。

おとうさん、これギアがニュートラルよ。これじゃあ抜けないわ」娘があきれている。

 信じられないことに、私はパーキングニュートラルの区別がつかなくなっていた。
おとうさんはこうした時・・・いいい・・・頭が真っ白になるから・・・そお・・大きく深呼吸してもう一度見るの」娘にたしなめられた。
小学生並だ。

 しかし、本当にどうしたらいいのだろう。1年ですっかり運転を忘れてしまっている。
時々運転をすればいいのだが、私の生活の中で運転をする機会はほとんどない。
移動は歩くか、走るか、自転車だ。

 かみさんから「認知症だ」といわれるくらいなら、一生自動車の運転をやめたほうがいいのではないかと思っている。

 

 

 

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(20.1.20) のびのび君をプレゼントされた

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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 このおゆみ野四季の道を作曲してくれたともすけさんから、「のびのび君」をプレゼントしてもらった。私のブログの1周年記念としてである。
ともすけさんは小さなお子さんのいるとてもすてきなお母さんだ。

のびのび君」をご存知だろうか。10cm程度の頭のはげた人形である。この頭頂部に草の種が埋め込まれており、十分な水分を与えると草が伸びだして、ちょうど髪の毛みたいにふさふさになってくる。

 ほっておくとどんどん伸びてしまうので、適当なところで散髪をすると髪型が整って、ちょっとしたいい男になるのだ。

 私が「長い間散髪もできない」と悩んでいたら、見かねて、「代わりにのびのび君を散髪したら」とプレゼントしてくれた。
わざわざ宇都宮まで行って買ってきてくれたのだそうだ。

山崎さんが散髪をしたがっていたので、プレゼントよ
ともすけさんは私が散髪ができないことを悩んでいたと思っているのだが、本当は毛がないことを悩んでいるので散髪はたとえにすぎない。
私は別に床屋さんになりたいわけではないので」と言いそうになってぐっとこらえた。

 なにしろともすけさんは好意でプレゼントしてくれたのだ。
好意には好意で返さなければならない。
クリスマスプレゼントをもらった子供のようにはしゃいで返答した。

ともすけさんのおかげで、念願の散髪ができるようになりました。こんな幸せなことはありません。これから散髪バサミでのびのび君の頭を刈れそうで、床屋さん顔まけの腕前になれそうです

 しかし考えてみるとこのプレゼントは大ヒットかもしれない。これは心理学で言う「代償行為」だ。
本当にしたいことができない場合に、それに代わる行為をしているうちに、本当にしているような気持ちになっていく。

 長山洋子とはとても結婚できそうもないので、うちのかみさんで我慢しているようなものだ。

 これからははげあたまを悩むことをせずに、のびのび君の整髪をすることで昔の自分を思い出すことにした。
おお、私も意外にいい男だったじゃないか

 ともすけさんは有能な心理学者だと感心してしまった。

のびのび君の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20120?authkey=7acYwf_QfSs

 

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(20.1.19)病院に行かなくなった

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 退職してから1年半たったが、この間に病院に行ったのは胃腸の調子が悪くなってかない内科に行っただけだ。
例の癌ノイローゼにかかってかない先生の漢方薬で治してもらった。

 退職してから身体が特別に健康になった訳けではない。病院に行く理由がなくなったからだ。
どうやらストレスがなくなると医者にかよう理由がなくなるらしい。
 
 実は私が職場にいた頃、ひと月に1回から2回は必ず医者通いをしていた。
耳に持病があるのと、目が常時霞むのと、胃腸がしくしく痛んで癌でないかと疑われたからだ。

 すべて医者に行く最もな理由なのだが、実際は違う。
仕事に疲れて休みたいのだが、さりとて休むわけにいかない時に、「せめて午前中だけでも休めないか」と思ったとたん、耳鳴りがしたり、目が見えづらくなったり、胃酸が出てくる。

 当初は本当に病気だと思っていたが長年の経験で「精神性やまい」で「会社いやいや病」であることが分かってきた。
小学生が保健室に通うのと同じ理由だ。
ぼくちゃん、おなか痛いの

 こちらは大人だから「会社がいやで行けません」なんて言えない。
それなりの病名ををつけてもらうために医者に通うことになる。

午前中は医者に行ってきますので出勤は午後になります」なんて言って医者に行くのだが、本当は家で寝ていれば直るのだから、行っても行かなくても同じだ。

 午前中休むことが目的だからこれですっかり回復して、午後からは元気いっぱい仕事ができる。
パソコンをバチバチ打ったりしてると
山崎さん、目が見えなかったんじゃないの」なんて上司にいやみを言われてしまう。

 私はサラリーマンの病気の多くがこのような「精神性やまい」で、「会社いやいや病」だと思っている。
医者も当然それに気づいているわけだが、商売だから目いっぱい検査をしたあと「特にこれといった問題はありませんね。まあ軽い統合失調症でしょう」なんて適当に病名を付けてくれる。

 おかげで健康保険組合の収支は悪化する一方だ。
これではサラリーマンと医者がつるんで、医療費を増大させているようなものだ。

 ところが退職してからはまったくといっていいほどストレスがなくなってしまった。
少し疲れていればコタツに横になって1~2時間程度快適な睡眠が取れる。
かえって医者に行ったりすると、周りにインフルエンザの患者がいて、本当に病気になってしまう。

 かみさんは専業主婦なのだが「私は医者に行かなくても健康よ」と威張っていたがその理由が分かった。
自由に寝ていられれば、どんな病気も治おる。

 今のところ私は健康保険組合の優良児だ。かつて若かった頃医者に行かないのを自慢していたが、退職者もそうなるとは知らなかった。

 

 

 

 

 

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(20.1.18)Google検索エンジンのメカニズム

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 とても不思議な現象がある。この現象については私のようにブログを主催していたり、HP(ホームページ)を主催している人しか気づかないが、なんともまか不可思議としか言いようもない現象だ。

 実はブログについては記事の内容とは別に、検索のヒットが増加したり、反対に急に減少したりする明確な変動がある。
大雑把に言って、1ヶ月間検索のヒットが増加したかと思うと、次の1ヶ月間はほとんど検索のヒットがないという変動だ。

 わたしのブログは毎日50名~100名の方がみてくださるのだが、固定的な読者は約40名で、残りはGoogleやYahooの検索エンジンを使って、何らかの記事にたどり着いている(なお私の知識ではYahooはGoogleから検索エンジンのノウハウを購入したと思っているので、検索問題はGoogle問題だと思っている)。

 このとき、検索のヒットが少ない時期の「検索ワード」は「おゆみ野四季の道」か「おゆみ野XXXXX」に限られてそれ以外の検索ワードはほとんど存在しない。

 一方検索が増加する時の「検索ワード」はなんでもござれで、検索が増加している昨日の検索ワードをみると、以下のような事例がある。

ダンボールの文字を消す」(ダンボールの記事はあるが文字を消す記事はない

かまとり皮膚科」(かまとりという文字はいたるところで使用しているがかまとり皮膚科について記載した記事はない

チェエンソー」(里山整備の記事でそれを使用したことを記載しただけである

鎌取証明写真機」(鎌取の文字はいたるところで使用しているが、鎌取証明写真機について記載した記事はない

手形が落ちない」(記事のネーミングに使用したが、実際の手形の話とは無関係である

 なぜなのだろうかと思う。ある時期は何でも検索に引っかかり、ある時期はまったく引っかからないのだ。
日本全国での検索ワード入力に特別な変動があると思われないから、これはGoogleやYahooの検索エンジンの問題といえる。

 私が勝手に想像している検索エンジンのメカニズムは、たとえばブログ名ゆみ野四季の道)を、前検索から始める)と後検索から始める)を1ヶ月ごとに繰り返しているという仮説である。
あるいはGoogleだからAからはじめるか、Zからはじめるかの相違かもしれない。

 私の娘はある大企業のHPの管理者だが「Googleの検索で、ある文字の組み合わせを入れた時に、検索のTOPにくるようにすることが仕事」なのだそうだ。
そのためにGoogleのメカニズムをいつも研究しているのだという。
しかし、娘はこの1ヶ月単位の周期性については知らなかった。

 どなたか、このGoogleの検索の周期性に気づき、かつそのメカニズムについて理解を深めている方はいないだろうか。
いたら教えてほしいものだ。

 Googleの検索エンジンについては、企業秘密として公表してくれないので推測するより仕方がないのだが、なんとも不思議な現象だと思っている。

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(20.1.17)東京湾1周 180km その2

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(詳細版)

  まったく足はあがらず、亀のように遅かったが完走だけはした。
幸いにも左足の肉離れは治っていたが、少しでもスピードを上げるとまた再発しそうだった。

 今回は、走れたことだけで、良しとしよう。
そのうちに、昔のように風を切って走れるようになるかも知れないじゃないか。

(初日) 日本橋から横須賀 約60km

 この日は朝から雨がぱらついていたが、スタート時間の10時頃からは雨脚が強くなり、夕方まで止むことがなかった。
気温は10度を下回っており、風は強くなかったものの完全な冬日だ。
こうした日は雨対策をしっかりとして、順調に走っている限りは問題がない。十分な発熱量があるため、かえって暑いくらいになる。

 ところが疲れてきて歩き始めたり、止まって休んだりするとたちまちのうちに体温が低下し、ひどい寒気がしてくる。
身体は汗でぬれまくっているため、温度低下に耐えられない。

 よく中高年の登山者が雨にぬれて、身体が動けなくなって凍死するのはこうした場合に多い。
幸いにもこの日は体力的に余裕もあり、左足の肉離れも再発しなかったので、スローペースであったが身体だけは動かし続けることができた

 制限時間の1時間前には宿泊地に到着できた。まずは順調だ。

(2日目) 横須賀から久里浜、金谷を経て千葉 約80km

 今回のジャーニーランの山場だ。80kmという距離は御園生さんが呼びかけ人になっているトランス蝦夷550kmや、アメリカ大陸横断競技5000kmの1日の平均走行距離にあたる。

 世界のウルトラマラソンでは約80kmを何日間もわたって走らなければならない。東京湾1周で完走することが、トランス蝦夷に出る資格要件にもなっている。

 この日は雨は降らなかったが、やたらと寒く、風が強い一日だった。久里浜までは追い風だったが、千葉側の金谷に渡ってからはひどい向かい風になった。
海風は特に強く、海岸縁のトンネルは風の通り道になっているので、押し戻されるような強さで風が吹く。

 海岸縁を離れてからは、相対的に風は弱くなってきたが、寒さは相変わらずだ。前日よりも寒さが強い。

 この日は恐れていたスタミナ切れが発生してしまった。12月いっぱい走ることができず、ようやく正月からJOGを再開したが、練習不足は否めない。

 50Kmを過ぎた頃から歩きが入り始め、60kmを過ぎてからは完全に歩きになった。
元気であれば1時間で5kmは歩けるのだが、疲れきった足には4km程度が限界だ。

 夕刻になり寒さが一段と厳しくなる中を、最後の20kmを5時間程度かけてようやく宿泊先にたどりついた。
制限時間は緩やかだったので、その1時間半前には到着したのだが、ホテルの入り口の段差につまずいてよろけてしまった。
寒さで口がこわばり、口を開くのもいやなくらいだった。

(3日目) 千葉から日本橋 約40km

 最終日は距離が短い。その分楽なのだが私は前日の疲労が残り,身体が非常に重たかった。
また右足の付け根に鈍痛があり、走り始めは悲鳴を上げそうだ。

 この日は前日にまして寒い。この冬一番の寒さになった。十分な厚着をして走り出したが、30kmを越えた頃から歩きが入り始めた。
歩くと北風が身にしみる。

最後だからがんばろう」それだけで身体を動かしていた様なものだ。
制限時間の15分前にかろうじてゴールにたどり着いた。
御園生さんが「何とか間に合いましたね」と笑っていた。

必要な装備の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20117?authkey=_9cFatbusR8

ウルトラマラソンに興味があるか、今後出場を予定している方に伺います。東京湾180kmの情報は参考になりましたか。

 

 

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(20.1.16)完走はしたけれど 東京湾1周180km

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 東京湾1周180kmのマラソン大会が1月12日~14日の3日間に渡って開催された。
日本橋を基点に、横浜横須賀を経て、久里浜まで行き、そこから金谷までフェリーに乗り、金谷から千葉船橋を経て、ふたたび日本橋までもどる180kmの競技である。

 平均すると毎日60km走ることになるが、実際は2日目約80kmで長く、3日目はその分短く設定されている。

 この競技の正式名は「第18回東京湾一周遠足ジャーニーラン」というのだが、「遠足」という意味は「マラソン」とすると警察等へ届出が必要になり、それを避けるためのネーミングである。

 またジャーニーランはこの大会を主催(ただし主催者は呼びかけ人と自分を位置づけている)している御園生さんの思想が反映されているネーミングで「走ることをともに楽しもう」という意味がこめられている。
スピード競技ではなく、楽しみのための競技というメッセージだが、ランナーの性で走り出すとつい競争してしまう。

 競技は国土地理院の2万5千分の1の地図にルートが記載され、ところどころにチェックポイントが設定されている。
競技者はチェックポイントでそこの名称を記載することで、通過したことを証明することになる。

 参加者は32名と少ないが、この種の競技は大抵がこの程度の人数で開催されており、集まってくる人は根っからのウルトラ愛好家だ。
概して年齢が高いのは若者はウルトラのような耐える競技に向かないからだ。
またこの種の競技人口はあまり多くないので、ほとんどの人が顔見知りになっている。

 御園生さんの競技の最大の特色は、すべて自己責任で大会が運営されていることで、通常の大会によくあるエイドは一切設定されていない(ただしボランティアでエイドを出してくれる人がいる)。

 すべての荷物を自分で運ばなければならないので、着替え装備品には工夫がいる。
特に衣類は軽くすぐ乾くがポイントで、毎日同じトレーナーで走ることになるので、宿に着くとすぐに洗濯して乾かさなければならない。
もし洗濯をしないと、そばにやってきた人はその臭気に思わず鼻を覆うほどだ。

 慣れるにしたがって装備品は少なくなるのだが、最初は「始めての海外旅行」みたいにあれもこれも持っていって、途中で全部捨てることになる。
この競技ではないがトランス蝦夷という競技の時、私は持っていたパンツをすべて捨てトレーナーだけになったほどだ。

 今回の大会について言うと、私は昨年の11月末に軽い肉離れをしたため、12月中まったく練習ができなかった。
ようやく今年になっておっかなびっくり練習を再開したが、準備不足もいいところだ。

 完走だけを目指して走ったのだが、幸いにも肉離れは治っており、完走もできた。
目的は達成したが、かつて同じ程度のスピードだと思っていたランナーに次々に抜かされたのは止む終えない。
昔と違って精神的に落ち込ことはなく、「完走、完走」と念じて走り続けた。

 明日はこの競技の詳細について記載する予定だ。

競技のイメージがよく分かる写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20115?authkey=bxB2Xa0Fc2Y


 

 

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(20.1.15)天才について

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 おゆみ野walkersのブログを見ていたら、Tさんが「天才は勝手に天才になる」(20.1.8)という天才論を掲載していた。
昨年末の金坂邸におけるクリスマスコンサート河合隼雄の「あなたが子供だったころ」に触発されて記載したという。

天才は教育で育てられるのか、それとも生まれつきか」というテーマだ。
私も金坂邸でのクリスマスコンサートに出席し、感動した一人なので「天才論」を書いてみることにした。

 おそらく天才について本格的な学問的アプローチを最初にしたのは、ドイツの心理学者クレッチマーだと思う。
彼の体格による性格3分類は有名だが、天才論の立場からすると「天才は有能な人の最もすぐれた人ではなく、まったく別種の人間で、その多くは性格破綻者だ」という認識の方が重要だ。

 クレッチマーは古今の天才といわれた人を体格により分類し、その生涯を調べることによって上記の命題を証明しようとした。

 確かに天才がいわゆる性格破綻者だった例は多い。
アマデウス」という映画を見た人は、モーツアルトが悪ガキで、酒癖が悪く、最後は名もない共同墓地に葬られたことを知っている。

 ゴッホは自らの耳を切り、最後は銃で自殺した。ダリの奇行も有名だ。

 現代数学の基礎の一つである群論の創始者ガロアは、ほとんど理由が分からない理由で決闘をし、21歳の生涯を閉じた。

 アインシュタインは一種の学習障害があり、幼児期には言葉を自由にしゃべれなかったし、簡単な数式の記憶がほとんどできなかった。
最初の妻との離婚は家庭内暴力だといわれている。

 夏目漱石斉藤茂吉は奥さんの目からはアホ扱いだ。

 調べてみると天才といわれる人が、性格破綻者かよく言って変わり者である例は枚挙にいとまがない。
クレッチマーは性格が破綻していない天才はダーウィンだけだと述べている。

 実は私は天才といわれる人は遺伝学でいう「突然変異した人間」だと思っている。ある特定の分野(音楽、スポーツ、芸能、学問)で突出した能力を示すが、他の分野では普通か、あるいは普通以下の能力のため、社会生活に支障が出ている場合が多い。

 野球選手の中では、イチローは天才だが、松井は有能な正常人だと思う。
なぜイチロー野茂が天才かというと、他に追随できる人がいないからだ。

 イチローのバットコントロールと守備は彼以外の人ではできないし、野茂のトルネードは野茂以外にできない。
そして二人ともマスコミからは毛嫌いされている。マスコミ向けのお愛想をまったくしないからだ。
社会性が極端に欠如している。

 一方松井は違う。松井はとてもすばらしいバッターだが、この程度の人はヤンキースの同僚にいくらでもいる。そして松井は信じられないくらい誠実にマスコミに対応する。社会性抜群だ
おそらく松井は大会社の社長になっても成功するはずだが、有能な人の最もハイクラスの人だと思えばよい。

 イチロー野茂は日本球界では相応のバッターやピッチャーだったが、それ以上の評価はなかった。
彼らが認められたのは、能力さえあれば評価するアメリカという環境があったからである。

 これは重要なことだが、天才は発見される環境が必要だ
特殊能力者をそれだけで評価する社会がないと、天才は埋もれるか、単なる変わり者扱いだ。
その点で、アメリカは天才に優しく、日本は天才に厳しい国柄だ。

 日本では能力以上に性格が重要視される。朝青龍の悲劇もそこにあり、横綱審議会から目の敵にされているが、朝青龍に言わせれば「俺は強いから横綱になったので、品性がいいから横綱になったのではない」というところだろう。

 これを幼児の英才教育に応用すると以下のようになる。

 ある特定分野(音楽、スポーツ等)で才能が感じられ、他の分野がまったくだめで、どうしょうもない悪がきか性格に問題がある場合は、天才性が認められるので、その分野の英才教育を施すことを進める。
ただし日本においては社会的評価は期待できないので、将来はアメリカ等で暮らさせる覚悟もいる。

 一方、たいていのことに能力を発揮するか、またはまったく発揮せず、性格的にいい子か特に問題のない子の場合は、天才性はない
だから通常の学校教育を行い、足らないと判断されれば予備校等の教育を加えるのがよい。
間違っても特殊な英才教育などしてはいけない。かえって性格が破綻し問題児になってしまう。

 このクラスの上質の人は、有名大学を卒業して、日本の指導者の一員になることが期待できるし、そうでなくても誠実な人生を送ることができる。

 だから英才教育はほとんどの人には必要なく、ある特定の性格破綻者だけに必要だと私は思っている。

 


 

 

 

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(20.1.14)風にふかれて

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 つくづくマラソンは屋外でやるものだと思う。
12月いっぱい左足の肉離れがあったため、NASおゆみ野で自転車をこいだり、ランニングマシーンで走ったりしていたが、屋内でのトレーニングに飽いてしまった。

 自転車こぎなどはほとんどラットの輪こぎ運動と同じで、1時間もすると飽き飽きしてしまう。周りを見てみると本を読みながらの人が多い。
私も小説を読みながら自転車こぎを行なったたが、本を読むとどうしてもスピードが落ちた。
これでは運動をしているのだか本をよんでいるのだか分からない。

 ランニングマシーンも好きになれない。同じ場所を走るのは外を走るのと違って景色はかわらないし、風が頬に刺激を与えることもない。
昔は隣の人とスピード競争をしたりしていたが、リハビリ中なのでそれもままにならない。

 数年前だったが、冬場に江戸川をさかのぼり、関宿利根川に入って銚子まで3日間かけて走ったことがあった。
冬の北風はことのほか強い。特に川べりはさえぎるものがないので台風並だ。
江戸川をさかのぼる時は向かい風で自転車を押して坂を上るみたいにきつかった。

 一方利根川を下る時は、たこのように後ろから押され何もしないでも走れるし、川がまわりくねっている場所では横風で堤から落ちそうになった。

 しかしあの風は実によかった。生きている実感のようなものを感じた。走っているときの風は最高だ。

 それに比べてランニングマシーンでは、まったく風がない。
ようやく身体が回復して四季の道を走れるようになったときは本当にうれしかった。
ふたたび風が頬をつかんでくれた。

 ランニングは風にふかれてするものだ。しみじみそう思った。

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(20.1.13)走れるだろうか

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 ここ数日、東京湾1周180kmのレースに参加している。参加者は32名のこじんまりとしたレースだが、超長距離が飯よりも好きな人が集まってくる異色のレースだ。

 私は過去2回出ており完走もしているのだが、今回ばかりは不安がよぎる。
昨年末に左足が軽い肉離れになり、12月いっぱいまったく走ることができなかったからだ。
ようやく今年に入り四季の道をJOGスピードで走るようになり、3周(約20km)程度走るまでに回復してきたのだが、まだ自信はない。

 やはり少しでもスピードを上げると左足のふくろはぎにいやな違和感が出てくる。
こおした時は出場を見合わせるのが普通なのだが、一旦出場をとりやめるとそれがになって、ちょっとした身体の不調でもレースをキャンセルしてしまう。

 だからとりあえずはレースに参加して、限界が来ればやめるのが今までのパターンだった。
まあ、行くだけは行って見よう

 うまいことに私の場合は意志薄弱なので、少しでも変調がでると「主の御心はレースの中止にある。勇気あるリタイアだ」なんて、すべて主のせいにしてあっさりと離脱していた。

 ところが、甲州夢街道215kmで、後半50kmを意志力だけで走ってから、やたらと意志力が強化され、肉体よりも意志力が勝るようになってしまった。

 前年の11月末につくばマラソンで、当初から肉離れで左足が悲鳴を上げていたが、無理して完走したため左足がさらに悪化し12月いっぱい走ることができなくなってしまった。
精神力と肉体はバランスが必要なのだ

 今回はどうなるのだろうか。今の状態では無理を承知で走りそうだ。
しかし、完全に身体が壊れると本年度の目標の萩往還250kmに出られなくなってしまう。

 今できることは、絶対スピードは上げず、間違っても人と競争するようなことはせず、制限時間いっぱいにたどり着くような時間配分をして、できる限り身体に負担をかけないことだろう。

なんとかそおしたいのだが・・・・・・・・・・・・

 

 

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(20.1.12)携帯電話 その3

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 やはり無理なのではないだろうかと絶望的な気持ちになっている。
携帯電話によるブログアップのことである。

 ここ数日かけて東京湾1周レースに出るのだが、その間のブログを携帯であげようと思い悪戦苦闘してきた。しかし今に至るも携帯によるブログアップ環境が構築できない

 分厚いマニュアルと首っ引きでトライしているのにまったく駄目なのだ。
もともと私は携帯電話をほとんど使用しない。
いつもパソコンの脇に置いてあるから固定電話と同じだ。しかもかけることがないため、いざ使用しようとなると電話機能でさえしばらく使用方法が分からないくらいだ。

 どう見ても携帯電話を操作するセンスがまったく備わっていない。
それなのにブログを携帯であげようとするのがおこがましいと悟った。

 先日市民ネット福谷議員のブログを見ていたら、携帯から記事をあげるため悪戦苦闘している話が出ていたが、私などはそれ以前の環境構築でお手上げ状態だ。

 しかし考えてみたらレースをしながらのブログアップなんて、もともと不可能に近い。なにせ毎日平均60km走るのだから、宿に着いたらほとんど身体が動かない。
そんな時に、動かない指でブログをうてるはずはない。
すっかりあきらめた。

 やっぱりブログは休むか、書きだめするか、過去のブログを再編集しよう。
今回は短期間だから、決心して書きだめすることにした。

しかし旅行やレースのたびにブログをどうしようかと悩むとは思いもしなかった。

亀ゴン、携帯によるブログアップはやはりだめだった
先生の指先はことのほか不器用で、パソコンでさえ打ち間違えているのですから、携帯で文字を打つのは至難のわざでしょう

打つことよりも、環境が構築できないんだ
こうしたことは先人に聞くのが一番です。ブログの読者に依頼してみたらどうですか

 携帯によるブログアップについて実際に実施しており、また環境構築をご存知の方がおられましたら、教えていただければ幸いです。
なお、私の携帯はソフトバンクです。

 

 

 

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(20.1.11)1周年記念

 今日お祝いの日だ。なにしろこのブログを毎日更新するようになってから、ちょうど1年が過ぎたのだ。一人ではしゃいでいる。

 実は立ち上げそのものは18年11月だったが、しばらく記事の掲載をしなかった。何を書いていいのか分からなかったからである。
それを19.1.11以降毎日更新できるようになったのは、清掃活動を通して、このおゆみ野の街を世界で一番美しい街にしようというコンセプトができたからである。
そして一年たったのだ

 やはりブログのようなものは何かキーになるものがないと毎日書けるものでないらしい。
その後私の趣味であるマラソン登山写真、および里山整備等の記事を加えながら今日まで来ている。
おかげでカテゴリー30にもなり、自分でも管理するのが大変だ。

 掲載されるブログの内容は毎日自分が実施したり参加した行事の報告であり、日記みたいなものだが、これは私が具体的な内容を好み、抽象的な思索を苦手とするからである。

 実は私は学生時代に日記を書いていたのだが、読み返してみると「愛とは何か」とか「死とは何か」いう内容はまったく面白みに欠けるが、日常的な事実を記載した日記には感動した。当時の自分がよみがえって来る。
以来、日記を含め文章はできる限り具体的に書くことにしている。

 またブログの中に会話が多いのは、かつて私がシナリオライターとしてのトレーニングをしていた時の、昔取った杵柄(きねづか)のようなものだ。

 ありがたいことに私のブログは読みやすく分かりやすいといわれているが、これは会話を含め、文章を絵画のように書こうとしているからだと思っている。

 話方にもその特徴が出ているらしく、在職時代「山崎さんの話は、起承転結がはっきりしていて、そのままで文章になる」とよく言われたものだ。
もっとも職場での会話はわざと相手の理解を妨げて煙に巻く必要がある場合があるのだが、そのような時は「問題点の所在がはっきり分かりすぎて」反対者から格好の餌食にされて苦慮したものだ。

 もう一つ言えば、教育者としての素質もあったらしく、教え方が非常に上手で分かり易いといわれてきた。
先生になっていれば才能を発揮できたかも知れないと思うと残念だ。

 私の場合はブログを書くときも、話をする時も、何かを教える時も分かりやすさをもっとうにしているので、そうした評価がされるのだと思う。
もっとも細部のディティールを犠牲にするので、細部をこだわる人からはラフな人間に見られてしまうのは止む終えない。

 いづれにしても1ヵ年あまりブログを継続できたのは、読者に支えられたからで慶賀に耐えない。
昨年の今頃はこのブログを見ている人は私一人だったのだから隔世の感がする。
ブログ仲間もおのずと増え、互いに切磋琢磨する機会も増えた。
これからも多くの仲間に支えられながら、このブログの成長を図って行きたいと思っている。
(なお、グリーティングカードを送っていただけるととても嬉しいのですが


おゆみ野四季の道」のブログを5段階評価で評価してください。
ただし、この評価への参加は、過去5回以上このブログを見た人にお願いします。

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(20.1.10)何がいるのだろうか

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今年最初のみやこ会里山・調節池整備合同作業日だ。数えて17回目になる。
気候はここ数日穏やかで風もなく、絶好の作業日だった。
平日でもあり集合したのは定年退職者の4名である。

 今日(9日)は調節池に生息しているや、水生昆虫類の調査を行なった。
この調節池には入水路が3箇所あるのだが、今日は、こやつ公園近くの入水路に出来ている水溜りの生き物調査を行なった

 ここは一見すると単なる水のたまり場みたいに見えるのだが、サギカワセミがこの水溜りに来ている事もあり、何らかの生き物が居るのではないかと予測されたからである。

 調節池の草原方面からこの水溜りに接近したのだが、途中つる類が繁茂しており、こうしたつるの除去をしないと水溜りに近づけない。

 調査地点の葦を取り払って、魚すくいの網で探ってみると、小魚小エビ、それとおたまじゃくしが網にかかった。
この時期におたまじゃくしがいるのがなんとも不思議だったので調べてみたらウシガエルのおたまじゃくしだった。ウシガエルおたまじゃくしで冬を越す。

 Wikipediaには「繁殖形態は卵生で、日本では5-9月に寒天質に包まれた10,000-20,000個の卵を産む。幼生の状態で越冬し、翌年の夏に変態し幼体になる。幼体は水場をつたい他の水場へと移動する」と記載されている。

 この調節池は調査すればするほど、色々な生物がいることが分かってきて驚かされる。
もともとこの調節池に入ることは学校で禁止されており、また実際にヨシセイタカアワタチソウが繁茂していて人が近づけなかったため、生き物の楽園になっていたみたいだ。

今回発見した小魚小エビはインターネットで検索し調べてみる事にした.。

 それにしてもここはみやこ会が里親になって整備しているのだが、何か後世に残すべき自然環境を委託されたようになってきた。

作業中の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2019?authkey=J_UWl4DLkIk
 

 

 

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(20.1.9)谷津田(やつだ)を知っていますか

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 谷津田(やつだ)という言葉をご存知だろうか。実は私はまったく知らなかった。そもそもこの言葉は固有名詞だと思っていたのだ。
世田谷神田のようなどっかの知名だろう」

 先日(7日)、みやこ会の会長  I さんに誘われて千葉市の環境保全推進課が主催する自然保護講習会守り伝えたい谷津田の自然」にでて、初めて谷津田が普通名詞であり、また谷津田がどのようなものかを知った。

 Googleで検索すると谷津田は「里山景観の構成要素の一つ。
谷津とは谷にある湿地を意味し、主に関東地方の武蔵野台地と関東平野の境目に多く見られる小規模な谷にある。

湿田そのものが失われつつあり、湿田に依存した生物に絶滅危惧種が多数いることや、谷間のために田が小さく不定形で機械化されにくく、多くの生物が残されていることなどを背景として、生態系や里山の生物の保全が近年注目されているものを言うのだそうだ。

どうやら谷間にある小さな田んぼで、年中湿っている場所みたいだ。

 講師は谷津田については大変な権威者といわれる赤井裕氏だったが、私は知らなかった。

 赤井氏によると、谷津田整備された田との違いは、入排水の水路の構造の違いによるのだという。

 谷津田の場合は入排水の水路が一緒で、一年中水が流れているため、田んぼが乾くことがない
一方整備された田んぼ入水路と排水路が別で、排水路が低い位置に設置されている。したがって排水路から水を抜くと、田んぼが乾いてしまい水辺に生息する生物(かえる、やご、めだか等)が生息できない。

 この水環境が常時維持されているか否かが、水辺の生物の生存条件を決定するので、生物多様性の見地からは谷津田の環境が非常に大事になってくるのだそうだ。

なるほど、常時水のある田んぼがあれば生物は多く住めるのか」納得した。
しかしよくよく考えるとこの環境を維持するのはかなり大変そうだ。

谷間のために田が小さく不定形で機械化されにくいのであればどう考えても農業に適さない。真っ先に休耕田になる場所だ。

 だから農業維持の観点からは谷津田の保全を目指すことは難しい。
収穫量が少ないとか、労力が大変だとか言ってはいけない。メダカのために米を作りなさい」なんてとても農家に言えないからだ。

 そのため行政が乗り出して自然保護の観点から谷津田の保全が叫ばれるようになったようだ。

 これは一度谷津田を見に行ってみよう。どうも頭の中で考えているだけではこの問題を実感するのは難しそうだ。


谷津田という言葉をご存知だったかどうか教えてください。

 

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(20.1.8)カラスのあいさつ その2

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 やはりそうだ。嬉しくなってしまった。カラスの挨拶を聞いている人がいた。
一緒におゆみ野クリーンクラブの活動をしているカモシカ姉さんである。

 場所は春の道公園扇田小学校のそばと言うから、私が聞いた有吉中学校の土手の上のフェンスとは違うが、考えてみればカラスの飛翔範囲は相当広いので、いわばテリトリーの範囲内であろう。

 カモシカ姉さんによると、春の道公園では「おはよう、おはよう、おはようおはよう」を3回聞いたとのことであり、扇田小学校のそばでは、「何かよく分からないがカラスがしゃべっていた」のだそうだ。

 家に帰り、ご主人にその話をしたところ「そんなことはないだろう」といわれたため、「自分では空耳だと思っていた」とのことである。
ところが私の「カラスのあいさつ」(20.1.4)のブログを読んで、空耳でないことを確信して、その経験を教えてくれた。

 ただ聞いた人が、私にしろカモシカ姉さんにしろ、早朝の時間帯に清掃活動をしている人だけだというのが気になる。
カラスは清掃活動をしている人間に特別愛着があるのだろうか。

 もしそうならカラスは清掃活動の理解者ということになるので、さっそくおゆみ野クリーンクラブへの参加をカラスにたのもう。

 カラスではないが、スズメの面白い話をみやこ会のメンバーのAさんから聞いた。
Aさんのところには9年余りも生息しているスズメがいるそうで、「スズメの平均寿命の3~4年からみると信じられないような長命」だそうだ。

頬や目の上の毛が白くなってきたのは人間と同じだ」と言っていたが、スズメの白髪まで分かるとはすごい。
籠の中で飼っているのだが、家の中は自由に遊ばせているという。呼べば飛んできて肩にとまるし、夕方になると籠に勝手に入って寝てしまうそうだ。

窓が開いている場合など逃げてしまいませんか」聞いてみた。
いや、外へは飛んでいかない。かえって外に野生のスズメがいるとおびえて籠の中に逃げてしまう」のだそうだ。

 最近私が感じていることは動物は案外頭がいいのではないかということである。
私たちはどうしても人間の頭脳を高く評価しがちで、万物の霊長なんて言っていばっているが、カラスにしろスズメにしろ、そお捨てたものではない。

 私が飼っているでさえ、呼べばやってくるし頭を撫ぜると気持ちよさそうに手足を伸ばしたポーズをする。
話しかければつぶらな瞳でじっと私の顔を見ている。

 どうやら動物の頭の良さの再評価が必要なようだ。
そのうちに一種の音声翻訳機みたいなものが開発され、ドリトル先生の世界が現出するのではないかと、かなり本気で考えているくらいだ。

(お願い)動物の頭の良さを経験した事例があれば教えてください。





 

  

 

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(20.1.7)友達はありがたい

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 友達は実にありがたいものだと思う。自分ひとりではとても入手できそうもない情報を教えてくれる。

 ちはら台に住んでいるKさんは、私をちはら台走友会に誘ってくれたり、周辺のベストなジョギングロードを教えてくれたりしてとても感謝をしているのだが、今度はすてきな水彩画を教えてくれた。

 Kさんの親戚筋にあたる人に「辺田に住む花牟礼(はなむれ)祐一さん」という方がいて、「数年前から趣味で都川の葦を筆にしてスケッチ画を描き、一昨年には、土気で個展」を開いたのだそうだ。

さらに「昨日は、カレンダーをもらったのですが、ブログを見たら山崎さんの愛する四季の道の絵も描いていました。私は、彼の人柄のとおり、優しい癒される絵とおもいます」ということで、花牟礼さんのホームページのURLを教えてくれた。
HPの題名は「絵はがきにならない風景スケッチ」という。

 四季の道と聞いてはほっておくわけにはいかない。さっそく花牟礼さんのHPを開いてみたら、見知っている四季の道のスケッチがあった。

おゆみ野スケッチ」といい、「私の住む町の近所、千葉市緑区のニュータウン「おゆみ野」の住環境に深く溶け込んだ四季の姿を描いていきます」と記載してある。作品数は22点だった。

 見てみると私がよく写真をとる場所でスケッチしている。
だれでも残しておきたい情景は同じなんだ」うれしくなった。

 正直に言うと私にはスケッチをみてその技術的優劣を評価できる能力はない。しかしKさんの言うとおり「優しい癒される絵」ということは確かだ。
見ているだけで、楽しくなる。

 花牟礼さんはこの「おゆみ野スケッチ」をふくめて722点のスケッチを公開されており、また水彩画によるストーリーという「水彩画の紙芝居」のようなものも作られている。
このストーリーを作られるセンスはなかなかのものだ。

 水彩画のスケッチに興味をもたれる方は、是非以下のURLをクリックして、花牟礼さんのHPを開いて見られることを進める。
きっと気に入られるのではなかろうか。

http://8760.y.mepage.jp/






 

 

 

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(20.1.6)グリーティングカード始末記

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 今年の年賀状としてグリーティングカードを作成してみて、色々なことが分かった。

 葉書の年賀状と違って、まだグリーティングカード十分な市民権を得ていないみたいだ
なにしろ今回カードを32通送ったのだが、現在までカードを開いてくれた人は13名であり、まだ6割の人が受け取ってくれない。
この中にはメールアドレスが古かったり、あるいは会社宛アドレスでまだ出勤していない人もいるかも知れないが、それにしても低い開封率だ。
少しがっかりした。

 その他、今回のテスト利用で分かったことを列挙すると以下の通り。

 グループメール未対応
私はこのカードがグループメールにも対応していると思って、みやこ会おゆみ野クリーンクラブちはら台走友会に送ってみたが、届かなかった。これはどうもシステムの制約で、個人宛にしか送付できないみたいだ。
個人対個人のメールシステムといえる

② パスワード設定は任意
もう一つ私が誤解していたのはパスコードというパスワードについてだが、これはオプションでありつけてもつけなくてもよいことを知らなかった。
通常もらった人はパスワードの入力のような面倒なことはしないので、これはつけないほうがよさそうだ。

③ 配達証明は必須
一方配達証明という機能があって、受け取った人がグリーティングカードを見てくれると、配達証明メールカが送られてくる。
これもオプションなのだが、これは必須機能だ。
というのも普通のメールと違って、グリーティングカードシステムには失敗メールを通知してくれる機能がない。
だから成功したメールを確認する以外、失敗メールを確認できる方法はない。

④ 
メールチェックは幅がある 
いつこのグリーティングカードをあけてくれるのかということだが、開けた日によってその人のメールチェック具合が分かった。
どうもこの人はメールを余りチェックしていないな」とか
この人はメールチェック能力は高い」とかが分かって、メールを送る場合の参考になった。

⑤ 女性のほうがグリーティングカードになれている
またグリーティングカード返信機能があって、送ってもらった相手にカードを返信できるのだが、この機能を使用して返信してくれた方は女性が4名で、男性は1名しかいなかった。
どうやら男性はグリーティングカードそのものに慣れていないみたいだ。

以上が今回年賀状をグリーティングカードに変更してみて分かったことだ。
Wikipediaを見てみたら、グリーティングカードは主としてクリスマスカードとして使用され、キリスト教国では文化として根付いているようだが、日本ではこの習慣がないので、一般化していないと書いてあった。

 来年は本年の結果を踏まえて、年賀状の出し方の工夫が要りそうだ。



「別件」 おゆみ野 火遊び、破壊行動情報 NO6

 
昨日の清掃活動のおり、そばら公園で火遊びをした跡と、落書きを発見しました。火遊びは下のあずま屋で行なわれており、ベンチが焼け焦げておりました。
また、周りの柱は一面に落書きがあり、特定の人物を誹謗する内容でした。
本件については緑公園緑地事務所に連絡しました。
なお、落書きについては近日中に消去しておきます。


 
現場の状況は以下の通りです
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2015?authkey=I7FVXOlig5s



グリーティングカードに興味をお持ちの方に伺います。今回のレポートは参考になりましたか。

 

 

 

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(20.1.5)イモウンチと大格闘だ

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 学校が休みに入ると、気の滅入る作業が増える。急激に犬のウンチが四季の道に増えるのだ。
これは休みの間は子供や学生が犬の散歩をさせるからだと思われるが、大人と違ってこうした人は犬のうんちの処理をしない人が多い。

 おかげで四季の道は犬のウンチだらけになっており、特に秋の道のイモウンチはすさまじい。
どお見ても大型犬のウンチでサツマイモみたいなウンチが毎日5個前後落ちている。

 道の端にあればまだ救われるのだが、このイモウンチはしばしば道の真ん中に落ちており、それが自転車で踏まれると地面が黄色に変色してしまう。

 何とかそうなる前に処理しようと毎日お祈りをしている。
主よ、主の御心によって、自転車に踏まれる前にわが手によって処理させてください

 しかしことはこのイモウンチだけでなく、いたるところがウンチだらけなのだ。人口が増えるにしたがって犬の数も増えているからだろう。
ゴミ袋がウンチでふくらんでくると、もっている左手が腱鞘炎になりそうだ。

20.1.X (毎朝新聞)

 四季の道を毎日ボランティアで犬のウンチ処理をしていた山崎さん(61歳)が、腱鞘炎が発病したことにより、労基署に対し労災申請を出したが労基署から却下された。

 この理由は「労働災害とは、
業務上の事由又は通勤途上で、負傷疾病障害死亡する災害のことを言う」のでボランティアは対象外というのがその理由になっている。

 これに対し山崎氏はこの判定を不服とし、四季の道のウンチ処理を止めたため、現在四季の道は犬のウンチが堆積して通行不能の状態になっている。市民からの苦情が市役所に殺到しているが打開の目処は立っていない。

 市としてはブルドーザによる撤去を検討しているが、青森市の雪害対策費に匹敵する予算措置が必要になるため、議会では「山崎氏の労災を認め、山崎氏に引き続きこの処理を任せたほうが安上がりだ」との意見が出ており、議事が紛糾している。

 仲裁に乗り出した千葉県知事が労基署に対し、山崎氏の労災を認めるように要請をしたが、労基署が法的根拠がないと拒否したため、最終的には福田総理が政治判断をして解決に乗り出す模様



写真はこの文書とは関係しませんが、正月に「昭和の森」に行った時の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/201204?authkey=vl_L0hlZDiI

 

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(20.1.4)カラスのあいさつ

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 さくら公園をねぐらにしているカラスは実に興味あるカラスだ。
ここに約20羽程度のカラスが生息している。種類はおそらく「ハシブトガラス」だと思うが、私の野鳥観察能力は低いので断定はできない。

 先日実に不思議な経験をした
私は朝の清掃活動をしている時は、会う人に対して必ず「おはよう」と声をかけることにしている。小学校の「声かけ運動」と同じだ。

 四季の道の有吉中学校の前で、いつものように「おはよう」と声をかけていたら、頭の上から「おはよう、おはよう」と言われたときはびっくりした。若干発音がおかしい。
見上げると有吉中学校の土手の上のフェンスにカラスが数羽とまっている。
声は確実にこのカラスの方向から発せられた。

カラスは人間の言葉の真似ができるのだろうか
信じられない思いだったが、念のためもう一度「おはよう」とカラスにむかって話してみた。

 ただ私をじっと見ているだけだ。そのうちにどこかに飛んでいってしまった。
家に帰ってGoogleで検索してみた。「カラス ものまね」と入れるとカラスのものまねにびっくりしたという話が出ている。

やはりカラスは九官鳥と同じようにものまねができるのだ
以来カラスを見ると「おはよう」と声をかけているが返答はない。
もう一度カラスの挨拶を聞きたいものだ。

 実はここのカラスは言葉を発する以外に実に興味深い習性を持っている。ある特定のカラスを集団で徹底的にいじめるのだ。これはWikipediaによると「集団には序列があり、リーダーのカラスに服従しないものが徹底的にリンチされる」からだそうだが、かわいそうなくらいだ。

 またハシブトガラスは「人間が危害を加えたりすると、危害を加えた人間を覚え、復讐することがある」そうだから石などは投げないほうが無難だ。

 そういえば昔、勤めていた頃だが飛んできたカラスに頭を足で触られた時はびっくりした。これは襲ったというよりも、頭がキラキラしていたので面白半分にからかわれたというのが実態だ。
カラスははげ頭をみるとからかうらしい。

 いづれにしてもカラスは実に興味ある生態をしている。カラスを観察するのが朝の清掃活動の楽しみの一つになってきた。

情報提供のお願い
さくら公園から有吉中学校周辺でカラスの言葉「おはよう」を聞いた方があれば教えてください。

 写真はさくら公園です。ここでカラスが生息しているのですが、私の3倍ズームのカメラでは鳥を捕らえることができません。
この場所に興味あるカラスがいるというだけの写真です

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2014?authkey=bTSyvgerOuw

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(20.1.3)美しい日本語

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 実に美しい日本語を聞いた。ただし日本人からではない。アメリカ人からである。
おゆみ野キリスト協会の牧師、アイバーソンさんの大学生のお嬢さんのことだ。

 アイバーソンさんはこのあたりでは著名人であり、クリスマスが近づくとその9人の子供たちと一緒にテレビに出演し、サウンド・オブ・ミュージックの「さようなら、ごきげんよう(So Long, Farewell)」を歌って拍手喝采をあびた。

 すでに20年以上に渡って日本で伝道活動を続けており、お嬢さんは日本育ちだから日本語を流暢にしゃべるのは分かるが、流暢というだけでなくことのほか美しいのだ。

 電車の中で少し問題のありそうな女学生がしゃべる悪質な男言葉になれていただけに、はっとしてしまった。
その対極に位置するような正統派日本語で、言葉だけ聴いているとひと昔前の躾のよいお嬢様という感じである。
ほとんど小津安二郎原節子の世界だ。

 私がアイバーソン一家と知り合ったのは、隣家のクリスマスパーティーに呼ばれたからであるが、ここ数年クリスマスになると、隣家とアイバーソンさんの家族と、我が家の家族でパーティーをするのが恒例になっている。

 娘が「本当に美しい日本語ですね」と感嘆していたが、そこにいた日本人の誰よりも正しく美しい言葉遣いだった。
私もかなり丁寧な日本語をしゃべるのだが、このお嬢さんには負ける。
どちらが日本人なのか分からないくらいだ。

 しかし日本語の美しさを外国人に教えられるとは情けない。大相撲の横綱が二人ともモンゴル人で、モンゴル人に相撲を教えてもららっているのとにている。

 深く反省をして、このお嬢さんに負けない美しい日本語を話そうと決心した。

亀ゴン、絶対に正しい日本語をしゃべることにしたぞ
先生の話し方はすでに崩れてます。私に対してぞんざいな口の聞き方をしてます。言い直してください

亀ゴン君、私は正しい日本語を話す決心をしました
亀ゴン君ではなく、亀ゴン先生です

 美しい日本語を習得するのは大変そうだ。


写真は本文と直接関係しませんが、おゆみ野の富士見が丘から見た富士山です。元旦、2日と見えましたが、この写真は2日に撮ったものです。意外と近くに見えたのでびっくりしました。

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/201202/photo?authkey=9OHcWAVCkx4#s5150988159121956626

 

 

 

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(20.1.2)初詣 有吉日枝神社

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 毎年初詣の場所に悩んでいたのだが、今年はまったく悩むことなく有吉日枝(ひえ)神社にお参りした。

 私は13年間もこの地で暮らしていながら、有吉日枝神社を知らなかったのだが、11月の末に散歩おじさんからこの神社を教えてもらってからすっかりこの神社が気に入っていた。
鬱蒼と茂った杉並木やその他の雑木林が「ととろの森」を彷彿とさせるのだ。

 友達のKさんによると「ここのはま矢は他の神社のそれと比べるととても安く、ご利益が同じならば安いほうがいい」ので毎年参拝しているのだそうだ。
今年のはま矢値段は800円だったが、他の神社では数千円するのだという。

 ちはら台走友会では毎年年末に「お礼参りラン」と称して、ちはら台とおゆみ野周辺の神社仏閣にJOGをしながらまわるのだが、今回は12の神社仏閣の中に、この有吉日枝神社も含まれていた。

 走友会のM さんの話だと「この12の神社仏閣の中で、立派なのは有吉日枝神社と市原の大宮神社だった」そうだ。
私は残念ながら足が故障しているため、このJOGに参加できなかったが、来年は是非走ってみたいものだ。

 私が日枝神社にお参りしたのは午前10時ごろだったが、三々五々人が集まってきており、そこそこの賑わいを見せていた。
これも友達のKさんの話だが「夜中の零時の除夜の鐘の頃は、大変な人出で参拝するのも大変なのだ」という。

 私はいつものように夜の8時には寝てしまっていたので、とても夜中の零時に参拝することはできない。
Kさんにそのときの話を聞かせてもらうことで、よしとさせてもらおう。

亀ゴン「先生は何を願ったのですか
このブログを20年度も継続したいということだね

亀ゴン「何か困難なことがあるのですか
うん、毎日書いていると書くねたがなくなってしまって頭を抱えることがあるんだ

亀ゴン「新聞でも休刊日があるのですから、休みを設けたらどうですか
際旅行なんかに出かける時は、いままで無理して書き溜めていたけれど、今年からは無理をしないことにするよ



 初詣の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2011?authkey=T8uTcClzmS4

 

 


 

 

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(20.1.1)年の初めに

あけましてめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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 年の初めに今年の目標設定をするのがいつものパターンなのだが、昨年はなぜかし忘れてしまった。
おかげで予実対比をしないですんだが、今年はまた元に戻って目標を掲げることにする。

 最も従来は自分の手帳に書いていただけだから、目標の未達があっても「まあ、忙しかったんだから仕方ないか」で済ませたが、ブログに書いてしまうと来年の今頃弁解に苦労することになる。

 だからで可能なことだけ書いておこうとする誘惑に負けそうだが、それではあまりに消極的な目標設定になるので、いつものパターンで記載することにした。

* ボランティア

 ・ 四季の道の清掃活動(基本毎日)
 ・ 鎌取駅の清掃活動(毎週金曜日)
 ・ 都川調節池の保全活動(月 2回)
 ・ おゆみ野の森の保全活動(月 1回)
 ・ 小谷小学校の手伝い(月 2回)


* ブログ

 ・ ブログ作成(基本毎日)
 ・ 新規機能の研究

  (You Tubeをブログに貼り付けられないか
  (掲示板機能がいるのではないか

* マラソン

 ・ 萩往還250km走の完走
     (事前準備として、100km走を2回、フルマラソンを4回走る

  (注)現在左足が肉離れを起こしており、この回復を前提とする。

* 登山

 ・ 夏場に約1週間程度山籠りを実施(南アルプス)

* その他

 ・ 朗読会を3回程度実施
 ・ ブログ作成のサポート(一人ないし二人)
 ・ 写真編集作業のサポート(希望者がいた場合)
 ・ 数学教育のサポート(希望者がいた場合)

(注)
半年たった段階で上記目標の見直しをおこなう。


 
今日の写真は、元旦にちなんで「日の出」です。この日のために撮り集めていたものです。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19122902?authkey=W51wuXk0osY





   

 

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