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(20.1.9)谷津田(やつだ)を知っていますか

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
 「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード

 谷津田(やつだ)という言葉をご存知だろうか。実は私はまったく知らなかった。そもそもこの言葉は固有名詞だと思っていたのだ。
世田谷神田のようなどっかの知名だろう」

 先日(7日)、みやこ会の会長  I さんに誘われて千葉市の環境保全推進課が主催する自然保護講習会守り伝えたい谷津田の自然」にでて、初めて谷津田が普通名詞であり、また谷津田がどのようなものかを知った。

 Googleで検索すると谷津田は「里山景観の構成要素の一つ。
谷津とは谷にある湿地を意味し、主に関東地方の武蔵野台地と関東平野の境目に多く見られる小規模な谷にある。

湿田そのものが失われつつあり、湿田に依存した生物に絶滅危惧種が多数いることや、谷間のために田が小さく不定形で機械化されにくく、多くの生物が残されていることなどを背景として、生態系や里山の生物の保全が近年注目されているものを言うのだそうだ。

どうやら谷間にある小さな田んぼで、年中湿っている場所みたいだ。

 講師は谷津田については大変な権威者といわれる赤井裕氏だったが、私は知らなかった。

 赤井氏によると、谷津田整備された田との違いは、入排水の水路の構造の違いによるのだという。

 谷津田の場合は入排水の水路が一緒で、一年中水が流れているため、田んぼが乾くことがない
一方整備された田んぼ入水路と排水路が別で、排水路が低い位置に設置されている。したがって排水路から水を抜くと、田んぼが乾いてしまい水辺に生息する生物(かえる、やご、めだか等)が生息できない。

 この水環境が常時維持されているか否かが、水辺の生物の生存条件を決定するので、生物多様性の見地からは谷津田の環境が非常に大事になってくるのだそうだ。

なるほど、常時水のある田んぼがあれば生物は多く住めるのか」納得した。
しかしよくよく考えるとこの環境を維持するのはかなり大変そうだ。

谷間のために田が小さく不定形で機械化されにくいのであればどう考えても農業に適さない。真っ先に休耕田になる場所だ。

 だから農業維持の観点からは谷津田の保全を目指すことは難しい。
収穫量が少ないとか、労力が大変だとか言ってはいけない。メダカのために米を作りなさい」なんてとても農家に言えないからだ。

 そのため行政が乗り出して自然保護の観点から谷津田の保全が叫ばれるようになったようだ。

 これは一度谷津田を見に行ってみよう。どうも頭の中で考えているだけではこの問題を実感するのは難しそうだ。


谷津田という言葉をご存知だったかどうか教えてください。

 

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