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(19.12.31)19年度はどのような年だったか

 おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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 19年度はどんな年だったかと回顧している。一言で言えばすばらしい年だったといえそうだ。もっともこれは私にとってであり、世の中一般の動きとは関係ない。

 定年退職して新しい人生を歩むことになったが、この定年後の人生ほど楽しいものはないことを知った。
私の勤めてた職場は、望めば62歳まで働くことができたのだが、60歳で退職したのは正解だ。

 年齢を重ねるにしたがって、体力は低下し同時に気力も低下する。だからそれが少しでも残っている間に、新しい人生を歩むのがコツのようだ。

 定年後はもっぱらボランティア人生になったが、ボランティアは人から指示や命令されてするのでないから、実に気持ちがよい。
おゆみ野クリーンクラブみやこ会ちはら台走友会おゆみ野の森を育てる会等のメンバーになっているが、特に強制されてやっているわけではない。
もう一つ小谷小学校のボランティアもしている。

 毎日四季の道を清掃するのは日課だし、月に二回は里山の整備を行なっているが、大人の遊びのようなものだ。
 
 こうした会で知り合った人たちは趣味と目的が一緒で、一方上下関係や金銭的関係が一切ないから、実に気持ちよく付き合える。
当然、過去や現在のキャリアをボランティアや走友会に持ち込むような野暮な人はいない。
知り合えた人たちは友達といってよく、何か学生時代に戻ったみたいだ。

 思えば、この一年、信じられないようなことばかりが起こっている。
ブログをほぼ1ヵ年に渡って掲載したり、朗読会を開催したり、四季の道のテーマソングを作ったことだ。
勤めを継続していたら絶対にできなかったことだから、人生が180度回転したといえる。

亀ゴンからインタビューを受けた

先生はどのような人生を送りたいと思っていたのですか
人から命令や指図をされて動くのではなく,自分の意思で選択できる人生だね

では、会社での生活は希望とは違っていたのですね
生きるためには仕方がないことだったけど、はっきりいって何か異質な感じがいつもしていたな

今はどうですか
金銭的な面では勤めていた時よりよほど窮屈だけど、精神的には青空の下にいるという感じだな。私はボランティアをしている時が一番楽しいんだ。ボランティアのポイントは自らの意思で自分の行動を決定できることだよ

19年度を総括してください
多くの友達ができたことが一番の収穫だね。上下関係や利益関係がない友達は最高だ。それに魅力のある人たちが多いんだ。
このような人たちと付き合えたことが、最高の収穫じゃないかな


 
 最後になりますが、このブログを1年間に渡って読んでくだされた方に感謝いたします。
よいお年をおむかいください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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(19.12.30)、画竜点睛を欠く

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 やはり画竜点睛を欠いていると悩んでしまった。例の消すことができなかった落書きのことである。

 先日(25日)、おゆみ野クリーンクラブの会長  I さんはじめメンバー4人と四季の道やその周辺の公園の落書きを消して回ったが、残念なことに消すことのできなかった落書きがあった。

 夏の道公園の石垣に書かれていた「バブ」という文字である。この文字はいたるところに同じ字体で落書きされており、同一犯によるものと思われるが、特に夏の道公園の落書きは巨大だった。

 当初この落書きを消すために「ペイント薄め液」を用意したのだが、やってみるとすぐに揮発してしまって塗料を落とすことができない。
やはり剥離剤を使用しなければ駄目だと分かったが、剥離剤の欠点はやたらと価格が高いことだ。
一缶1300円ぐらいで、1m平方程度の落書きを消すとなくなってしまう。

 しかしこうなっては止むお得ない。残しておくとどうしても気になって年を越せそうにない。ケ-オーD2で剥離剤を購入し、「バブ」の文字を消すことにした。

 剥離剤はゼリー状の物質で、ペイント薄め液のようにすぐに揮発しない。
刷毛で落書きの上にこの剥離剤を丁寧に塗る。すると石垣の場合はペンキが上に載っているだけなのでペンキが遊離してくる
それを布切れか新聞紙で綺麗にとって、最後に水洗いをすればおしまいだ。

 今回も石垣の落書き消しはうまくいった。まったく跡形がないようにするのは難しいが、ちょっと見ただけでは分からない程度には消せる。

亀ゴン、ようやく残っていたバブという文字の落書きは消したよ
しかし剥離剤は高いので、先生は物入りですね。この年末は越せるのですか

実は亀ゴンへのお年玉のつもりでとっていた1300円がなくなってしまった。だから好物のレタスはしばらくなしだ
先生、それはひどいです。先生のぶどう入りの食パンをトップバリューの食パンに代えてください

 落書きを消すたびに私と亀ゴンは餓死しそうだ。

(情報提供のお願い)
バブ」と書かれた落書きをよく見かけるのですが、これは何を意味しているか知っている方がいれば教えてください。


バブの文字を消した写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191229?authkey=6I2_Xl-bPBY

 

 

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(19.12.29)夢判断

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 夢を見てしまった。音楽会の夢である。3人の演奏者がいて私もそのうちの一人である。パーカッションの奏者らしく、フライパンのようなものをたたいている。
先日金坂さんのお宅でクリスマスコンサートが開催され、私も参列した時の情景だ

 どこかの自宅か公民館のような場所だが、はっきりしない。演奏が始まるとそれにあわせて、私がフライパンをたたかなければならないのだが、練習をしたこともないし、今演奏されている曲も聴いたこともない。

 仕方がないので黙ってたっていると、観客席からひどいブーイングだ。曲を演奏している二人が怖い顔で私をにらんでいる。
一人はちはら台の鬼軍曹みたいで、もう一人は誰か分からないが怖そうな女性だ。
鬼軍曹からは朗読会の練習で散々絞られたのがトラウマになっていたらしい

お前のおかげで演奏がめちゃめちゃではないか。楽譜も読めないのか」という雰囲気だ。
前に座っていた人が、つかつかと出てきて感想文を手渡した。
お前はあほだ」と書いてある。

先日、ともすけさんと歌姫で四季の道の歌を作って、みんなで歌ったが、私はひどく音をはずして歌ってしまった。気にかけていたことが夢に出た

 ようやく私が知っている旋律が出てきた。そこだけはフライパンをたたけるが、それが終わるとまた黙って立っていなければならない。
ヒア汗が出てくるがどうにもならない。

 前に座っている人たちが、こそこそとささやきあっている。
今日の演奏会は最悪だ。練習もしてないのか

 鬼軍曹と怖そうなお姉さんがふたたび怖い顔で睨むのだが、どうにもならない。
ようやく休憩時間になったので、逃げ出すことにした。
身体の調子が悪いので、失礼します

 自転車で逃げ出すと、鬼軍曹怖いお姉さんが追っかけて来て大声で叫んでいる。
卑怯者。楽譜を読めないのに逃げるのか

 なんといわれようとも逃げることにした。雪の降り積もっている山まで逃げたのだが、まだ追いかけてくる。
そこで目が覚めた

うぅーん、この夢は何の夢なのだ
ユングフロイトがはじめた精神分析のトレーニングはしたことはないが、私なりに解釈すると以下のようになる。

夢判断

山崎氏は最近挑戦と称して今までしたこともないようなことをしている。歌詞をつくったり、朗読会をしたり、グリーティングカードで年賀状を作ったりしている。
しかしこうした行為は十分な準備なしに行なうと、世の中の物笑いの種になることがある。

どうしようもなくなって山に逃げ込むことがない様、自重して生きなさい

どうだろうか

 

 

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(19.12.28)身体は回復するだろうか

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 身体は回復するのだろうかと真剣に悩んでいる。11月の末につくばフルマラソンを走ったのだが、左足が軽い肉離れの状態だったのを無視して走りきってしまった。その後の状態がひどく悪い。走れないのだ。

 私はもともと精神力が弱く、肉体の痛みにすぐ音を上げる方だったのに、甲州夢街道215kmを無理して走ってからは、精神力のほうが肉体を上回ってしまった。

 精神と肉体はバランスが取れないと駄目で、今は無理して走っては肉離れを悪化させている。肉体が精神の要求に応じ切れない。

 12月に入ってからは、走ることは止めてスポーツクラブNASで水泳を始めた。しかしこれも1週間と続かなかった。ひどい鼻炎がでて、水泳を続けることができない。
どうしたらいいんだ。このまま引退するのだろうか

 かみさんが「パパさんは、身体だけが取り柄なのだから」と言っていたが、その取り柄もなくなってしまいそうだ。
かみさんから見捨てられる日が近づいてきた。

 走ることも水泳も駄目なので、NASで仕方なく自転車こぎをしている。毎日1時間程度こぐのだが、ただひたすらこいでいる姿は「ハツカネズミの輪こぎ」と同じだ。
景色が変わるわけでないので非常に退屈だ。
周りの人を見ると新聞や雑誌を読みながら自転車こぎをしているので、私も真似て小説を読んでいる。

 来年になると毎月2回程度のレースが予定されている。1月の12日から14日にかけて東京湾一周180kmと言うレースにエントリーしているのだが、現状ではとても完走はおぼつかない。

 せめて年が明けたころから走れれば何とかなるのだが、ぜんぜん目処が立たない。
この年になると無理を承知で厳しいレースをすると、その後遺症から立ち上がるのが一苦労だ。

 今はただただ、身体の回復を祈るような気持ちで待っている。

亀ゴン、引退が近づいてきたみたいだ。右足は坐骨神経痛だし、左足は肉離れがなおらない。正式に引退を表明しようか
先生は走ることを除いたら、取り柄がないのですから、あとはカスになってしまいますよ

カスはひどいだろう
そう思って復活に努力するのです。あとがないと分かれば、亀でも腹をくくります

でも、どうしたらいい
今年いっぱいは、自転車こぎで我慢してください。来年になったらゆっくりと身体を動かし始めましょう。身体と相談しながらのRUNにします。大事なことは奥様から見捨てられるなどと精神を追い詰めないことです

 今は、亀ゴンコーチの指導に従うことしかなさそうだ。

 

 

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(19.12.27)年賀状に悩んでいる

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 この時期になるといつも年賀状に悩んでしまう。いま一つ作成する気力がわかない。会社に勤めていた時は、最低限の社会的礼節があっていやでも出状せざる得なかったが、引退してからはそうした縛りがなくなった。

 それでも昨年はまだ、社会人としての余韻が残っていたのでせっせと年賀状を出したが、今年はすっかり定年退職者の精神構造になってしまった。
出さないからと言って上司がいるわけではない
もちろん人生の先輩はいるのだから、完全に止めるわけには行かないのだが、ぐずぐずと先延ばしをして今日になってしまった。

うぅーんどうしょう」だんだんと追い詰められてきた。
友人でおなじく退職者の  I さんなんかは「完全に割り切って返事を出さなかったら、昨年度は10通で、そのうち数通は自動車ディーラーからの年賀だった」と言って笑っていたが、そこまで割り切れないところが辛い。

 何とか作成の意欲がわく方法がないかと悩んでいたら、娘が「グリーティングカード」を教えてくれた。電子メールによる年賀状だと思えばよい。

どうやって作るの
yahooにグリーティングカードのシステムがあるから見てみたら

 見たらなかなか面白そうだ。技術的挑戦の要素もあり、ようやく年賀状を作る気になった。
私はいくつかのグループサイトに参加しているが、おゆみ野クリーンクラブみやこ会のメンバーにはこのグリーティングカードを出すことにした。

メールアドレスがない人だけに葉書の年賀にすることにしよう

 
やってみるとグリーティングカードは、文章はかなりの内容まで書き込めるし、自分の写真を貼り付けることができる。
かえって葉書の年賀状よりは内容が濃いものができそうだ。
しかも無料だ。

よし、今年はただの年賀状を作ってしまおう」うれしくなってしまった。

 唯一の心配は、メールが正月の元旦に本当に着くのかどうかだ。混雑していて着けないのではなかろうかとの心配がふと浮かんだ。
テスト的に自分宛に当日メールでカードを送ってみた。時間測定のつもりだったが、午前中に送ったのに、夕方になってもまだ着いていない。
うぅーん、どうしたのだろう

 よくよく調べてみたら、yahooのグリーティング電文を「受取拒否」の扱いにしていた。以前どなたかのグリーティングカードをもらった時、迷惑メールと思って「受取拒否」にしたのだ。

実際このグリーティングカードを始めてもらった人は、「これ、なーに」という気持ちになるような代物だ。
誰から来たのかは分かるのだが、長々とyahooの操作説明があって、さらにパスワードの入力まで要求される。

このパスワードは、yahooの操作説明の中に記載されていて、それをコピーして張り付ければいいのだが、初めての人には何がなんだか分からない操作だ。

これは初めての人は当惑しそうだな
どうやらグリーティングカードにも一つの文化があって、慣れていない人は「生まれて初めてマクドナルドのハンバーガー店に入った時」のような違和感を覚えそうだ。

 でもまあ、トライだ。無料のシステムは定年退職者の江戸むらさきだ。
強えい 味方があったのよ

 最後になりますがこのブログの読者で、実際にグリーティングカードを年賀として利用したかたがおられれば、正月元旦にメールが届いたかどうか教えていただけると幸いです。


年賀状をグリーティングカードで作成した経験を教えてください。

 

 

 

 

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(19.12.26)年末の一仕事 落書き消しが終わった

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 気になっていた年末の一仕事が終わった。四季の道やその周辺の公園に残されていた落書き消去のことである。
大きな落書きは、緑公園緑地事務所緑土木事務所に連絡して消去してもらっていたが、小さな落書きがいたるところにあり、それを消去した。

 おゆみ野クリーンクラブ会長 I さん、メンバーのWさん、そして私の3名で約10箇所の公園や四季の道上の落書きを消した。
(時間のなかったF姉さんは別途、自宅近くの1箇所を消してくれた)

 幸いおゆみ野クリーンクラブ市民ネット福谷議員のサポートを得て、千葉市の落書き防止条例に基づく「落書き消去活動に対する支援」を受けられることになっており、従来のようにペンキをすべて自賄いしないですむようになっている。

 たまたま六通公園のベンチの落書きを消していた時に、緑公園緑地事務所TさんUさんが、公園の遊具のチェックに来られた。
おゆみ野地区の公園の遊具が破壊されたり、落書きが絶えないため、日常的にチェックしているのだと言う。

本当は新しい遊具を入れたり、古くなったベンチを新しくしたいのですが、遊具の修復等に費用がかかって、新しいことをする予算がほとんどないのですよ」Uさんは相変わらず困りきっている。

毎日のように問題が発生し、それを連絡してもらっているのですが、おゆみ野クリーンクラブのように、市民自らが自分たちの問題として立ち上がってくれることはほとんどないのです」とTさん。
私たちができることは、何でもいたします。小さな落書きは私たちの手で綺麗にしますので」と回答した。

 やはりすべてを行政に委託するのには無理があると思う。TさんUさんの努力にも限界があるのだから、私たちができることは私たちが行なうとの意思を伝えた。

 今日は寒い一日だった。朝の10時から開始して、終わったのは3時だった。ペンキが乾くまでは人が近づかないように見守っていなければならないから、思いのほか時間がかかった。

 できる限りの落書きを消したが、残念ながら石垣の落書きは消すことができなった。これには剥離剤がいるのだが、用意ができなかったからだ。

 それでもほとんどの落書きを消したことを喜ぼう。会長の I さんWさんも落書き消しのプロになれたのだし、晴れて美しい四季の道とともに来年を迎えられる準備ができたのだから。


作業結果の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191225?authkey=K-ZKVNRg8Zc



 

 

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(19.12.25)ちはら台走友会のサンタクロース

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 例年この日(24日)に実施しているちはら台走友会サンタクロースを今年もすることになった。3回目になるが私は始めての参加だ。

 ちはら台地区自治会連合会から「大変すばらしい企画で子供たちの喜ぶ姿が浮かぶようですが、不安に思っている方もいらっしゃるようなので、十分なPRをお願いします」と言われている。
事前に5箇所に案内板を設置してPRに勤めた。

 用意したプレゼントは600個のお菓子である。昨年はお菓子が足らなくなって、子供をしょんぼりさせてしまったので昨年より多めに用意したそうだ。

 今年のサンタクローストナカイを含めて10人だ。かずさの道のほぼ中央の南中から左右2手に分かれて配ることになった。

 通常この時期、北風が強くかずさの道には子供がいない。しかしこの日はサンタクロースを多くの子供たちが待っていてくれた。
信じられないような人数だ。

 事前のPRが効いていたのと、毎年の実績が多くの子供たちをひきつけるようになったようだ。

 私はトナカイさんだったので、先頭に立って「メリークリスマス」と大声を張り上げた。
トナカイさんはサンタさんの前じゃないとおかしいよ」子供に言われたからだ。
子供たちも元気よく「メリークリスマス」と答えてくれたが、大人は恥ずかしそうに小さな声だった。

 子供たちがサンタのあとをついてくる。昔紙芝居屋のあとを子供たちが追っていたが、その光景を思い出した。
あの「三丁目の夕日」の世界だ。

 走友会のMさんが「どうもわれわれのサンタはスリムすぎるな。メタボな方が、サンタには似合っている」と言っていた。ランナーにメタボはいない。来年からは腹巻を巻く必要があるかもしれない。

 およそ1時間で、用意した600個のお菓子もはけた。
ちはら台走友会のサンタクロースはなかなかの人気者だ。

(なお、私たちのグループとは反対側の道を担当した、走友会の会長Yさんがレポートを書いています。以下抜粋して掲載します)


大岬公園を越えて坂を下っていくと、ざわめきが聞こえはじめました。
最初のこどもがこっちに向かって走ってきました。
そのうしろに、次から次に、ちっちゃいこどもたちが駆け寄ってきます。
一生懸命走ってきます。
感激! この光景をずっと思い浮かべながらここまで準備してきました。
これまでの時間が報われるひとときです。
いっぱいいっぱいこどもたちがやってくる。
『メリークリスマス!』 『ありがとう』 『サンタさん、ありがとう』
うれしいひととき、しあわせいっぱいのひとときでした。
今年はプレゼントをたくさんもらおうとするこどもが不思議といなくて、
おりこうさんばっかりでした。
弟にあげる、おねえちゃんにもあげる、という子も、丁寧にお願いしてました。
とても気持ちよかったです。

ちはら台走友会のサンタクロースの写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191224?authkey=MHROMed6xkk

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(19.12.24)金坂邸のクリスマスコンサート

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 金坂さんのお宅でクリスマスコンサートが開かれた。金坂さんのご主人は「おゆみ野タウン情報」というホームページを18年間にわたって主催しており、おゆみ野walkersの「この人に会いたい」にも掲載された街の著名人だ。

 それに何よりも私は、おゆみ野walkersTさんY さんと一緒にホームページ作成の手ほどきを受けたことがある。

 先日、おゆみ野walkersのTさんからメールがはいった。
金坂さんからクリスマスコンサートに来てほしいと誘われているのですが、山崎さんもご一緒しませんか
金坂さんには恩義があるので断るわけには行かない。出かけることにした。

 しかし、行って見てびっくりした。家庭で開催するコンサートだから、「親類縁者が集まるうちわの演奏会」だろうと思っていたが、まったく予想が外れた。

 金坂さんの美しいお嬢さんがフルートを演奏し、イル・ド・フランス国際ピアノコンクールで第2位の吉田さんがピアノを担当し、パーカッションという前衛的な演奏の数少ない奏者保木口さんが、初めて聞くパーカッションを演奏してくれた.。
大きな会場を借り切って演奏してもおかしくない、本格的なコンサートなのだ。

 曲目は9曲で主としてドビッシーの曲が選ばれており、演奏時間は約1時間だ。
お嬢さんのフルートの音色は実にやさしさがただよう。

 また私は知らなかったが、パーカッションとは音が出るものならなんでも楽器代わりにしてしまう演奏で、四角い箱やスプーンを使ってリズムを取っていた。

うぅーん、これはすごい。並みのレベルではない
金坂さんのお宅には20名強の聴衆が集まっていたが、この日(23日)は午前と午後の2回コンサートが開催されるので、全体で50名弱の人数になる。

 数人の知り合いにも会った。ちはら台走友会に私を誘ってくれたKさんや、私のブログの読者で初対面のAさんである。

 演奏が終わると、金坂さんの奥さんが自慢のケーキを振舞ってくれ、楽しい語らいのひと時を過ごす時間を用意してくれた。
私とおゆみ野walkersのT さんは、ピアノ奏者の吉田さんのお話をうかがった。
ショパンのバラードはとてもすてきでした。手の動きに見とれてしまいました」とTさん。
吉田さんによると、このような演奏をするために、「毎日5~6時間は練習を欠かさない」のだと言う。

 しかしおゆみ野の私邸で、こんな立派なコンサートが開かれているとは「おゆみ野の文化度」もなかなかのものじゃないか。
なんとなく嬉しくなってしまった。

演奏会の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19122303?authkey=ya0FeV7Q7bc


 

 

 

 

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(19.12.23)庭の心理学

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 庭の状態を見るとその家に住む人の心理状態がわかると教えてくれたのは、おゆみ野の女流作家Aさんである。

 Aさんによると、時間がたつにつれ、庭がどんどん荒れ始めたら問題なのだそうだ。
彼女のあげた事例ではとても立派な新築家屋の庭が、あるときを境に急に荒れ始めたという。それはちょうどその家庭の子供が問題児になった時期と一致しているのだそうだ。

 実は私も実に不思議な体験をしている。
四季の道に面する鉄筋コンクリート2階建てのすてきな家があるのだが、その人の四季の道側の道路上にしばしば食べ物のかすが散乱している。
大根やなすの切れ端や、とうもろこしの食べた残りや、うりの食べ残しだったりするのだが、半端な量ではない。

なんでこんなものが四季の道に散乱するのだろう」いつも不思議に思いながら片付けていた。
夏場はまったく気がつかなかったが、冬になり垣根を覆っていたススキやつる草が枯れて、初めてその人の庭がみえたのだが、庭が食べ物のかすで埋まっていることが分かった。

 それをカラスがえさにして、回りの四季の道に食べ散らかしているのだ。
それにしても、このような立派な家の人がなぜ庭をごみためにしているのだろう。それに雑草だらけだ」合点がいかなかった。

 ある日いつものように四季の道の清掃をしていると、急に二階の窓が開き、そこから30cm程度のアルミボールいっぱいの食べかすが庭に捨てられる現場に出くわしてしまった。
どさー」というびっくりするような音だ。

 昔は、ゴミはすべて川に投げ込んでいたが、それとイメージがそっくりだった。
自分の庭だから何をしてもいいだろう」という雰囲気だ。

おもわず「そのゴミをカラスが四季の道に撒き散らし、それを私がいつも片付けているのです」と言おうとして止めた。
そんなことはカラスに言え」と言われそうだし、女流作家のAさんから、庭の状態と心理状態はパラレルだと教えられたばかりだ。

 何か私が理解しえない苦悩があり、庭をゴミだらけにしているのかもしれない。
それに掃除をするのはたいしたことはないのだから、我慢して清掃をしてやろう」あきらめた。

 以来私は庭の観察を意識的にするようにしている。庭を見るとその家庭の心理状態がわかるはずだからだ。
そのうちに「庭の心理学」という本をものにできるかもしれない。


今回の写真のテーマは空ですが、空はとても難しいテーマだと分かりました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191223?authkey=DkjpxremYhA

 
 

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(19.12.22)年末の一仕事

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 どうしても気になっていることがあった。四季の道やその周辺の小さな落書きのことである。大きな落書きは緑公園緑地事務所緑土木事務所に連絡して消してもらっているが、小さな落書きがいたるところに残っている。

 それを年末までに綺麗に消し去らないと新年を迎える気持ちになれない。やはり新年は四季の道が最も美しい形で迎えたいものだ。

 さっそくおゆみ野クリーンクラブの会長 I さん相談した。
今年中に一度落書き消しをしたいものですね
それなら、年末の押し迫った頃はいろいろと用事があるので、来週の早い日に行いましょう

 四季の道や公園を一周しながら、小さな落書きを消すことにした。壁面に書かれた直線や、ベンチの何か分からない文字や、石垣にかかれた下品な文字の類である。

 それに,F姉さんが消してほしいといっていた落書きもあったので、ついでに消すことにしよう。
幸いにも「おゆみ野クリーンクラブ」は千葉市の「落書き消去活動に対する支援」を受けられることになっており、従来のようにペンキをすべて自賄いしないですむようになっている。

 昨年の12月に I さんと一緒に「おゆみ野クリーンクラブ」を立ち上げた時はたった二人のメンバーだったが、今は会員が8名になった。市からの補助も受けている。
たった一年だったが、信じられないような変化だ。
きっと来年も大きな飛躍が待っていると期待しよう。

 おゆみ野の街を世界でも類を見ない美しい街にするのが目標なのだから、まだまだ道は険しそうだががんばらなくてはなるまい。


今回の四季の道の写真のテーマは影です。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19121402?authkey=K0CCikzddbw


 

 

 

 

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(19.12.21)年金おじさんからのメール

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 昨今は私宛のメールを受けることが多くなった。ブログを書いているとそれに対する評論や情報をメールで送ってくれるのだ。

 今回受け取ったのは、年金おじさんからのメールで、年金おじさんは「社会保険労務士法が公布された第一回の試験に合格」しており、しかもある企業で「年金に関する仕事を10年余り担当した」ベテランなのだ。
だから年金問題について一家言がある。

 この年金おじさんが、なぜ5000万件の不一致がでたか、現場の企業担当者としての証言をしている。

 一番の原因は「国民が年金の支給を申請しなければ、給付されないという制度にあぐらをかいてきた点」にあるという。

 もう少し分かりやすく言うと以下のように意訳できる。
年金は申請がなければ払わない。内容が間違っていてもそれを証明する責任は申請者にあり、社会保険庁にはない。だからどうせ証明できっこないのだからデータのインプットミスなどいっこうにかまわない

だから
1957年以降、被保険者の氏名をそれまでの漢字からカタカナに置き換えた際、本人には確認せずに入力をしために、ミスが生じた。
例えば「大谷」をオオヤと入力したり「槇田」をウエダ(植田)にしたり「幸子」はユキコと入力
」しても平気だったという。

さらに
社会保険庁(社会保険事務所)は、いずれその年齢(年金を受給出来る年齢)になるまで申請はされない」ことをいいことに
それまでは仮に間違っていたとしても、そのままに放っておいても大丈夫」と踏んだのだという。

俺は退職しているし、将来のことなんかどうでもいい』というわけだ。

 しかしよくよく考えてみると、社会保険庁だけの責任とも言い切れないのではないかと思ってしまう。
そもそもこの年金の事務処理は相当難しそうだ。

 特に会社を転々と変わっていたり、失業したりしていると、厚生年金国民年金の切り替えをしなければならないが、転職や失業するたびにまじめにこの申請処理をしている人の方が少なそうだ。
また失業中の人や大学生が国民年金を納めるとも思われない。

 国民年金の納付率は約50%だから、最初からデータに欠落部分がある。納付率が100%でないのだから、途中に欠落があっても誰も不思議に思わない。

 だから私のように一企業に定年まで勤務した人以外は、年金の不突合があるのが普通でないかと思ってしまう。

 今は担当の社会保険庁を悪者に仕立て上げているが、「本当は制度そのものに無理があるのではないか」と反省するのも必要だ。

 やはり国民年金はは積み立てなしで税金で一律支給し、厚生年金だけが本人の積み立てに連動させるようなすっきりとした制度にしない限り、この問題は解決しないと私なんかは思ってしまう。


 今回の写真はテーマとまったく関係がありませんが、四季の道の朝焼けの写真です。あまりに美しかったので撮っておきました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191220?authkey=XLnOQfP243I

 

 

 

 

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(19.12.20)これは何だ

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 清掃活動をしていると、なんとも判断に困る物がある。正確にいえば落し物なのかゴミなのか分からないようなものである。

 子供のジャンバー帽子が落ちていた場合は、すぐにゴミとしないでよく目につく場所に引っ掛けておく。そして1週間程度たっても持ち主が現れない場合はゴミとして処分するようにしている。
子供は忘れ物が多いからだ。

 一方犯罪の臭いのする落し物については、実に悩ましい。時々見かける犯罪の臭いがする物として、新品の漫画本がある。どおみても新刊としか思われないのだが、植栽の陰や、橋の下の奥まったところに10冊以上の数で無造作に捨ててある。

 漫画本などは持って行きようがないので、私はゴミとして処分しているがこうした漫画本は、本屋から盗まれた可能性が高い。
読んですぐ捨てたか、怖くなって捨てたのかどちらかだ。

 もう一つよくあるのは青少年が見るのにふさわしくないビデオが大量に捨ててある場合で、子供たちが見つける前に処分しなければならない。しかし重さはかなりなものになるので一苦労だ。
ビデオは家庭の不燃ゴミとして処分しているのだが、何か私がこうした種類のマニアと誤解されるのではないかとひやひやものだ。

 しかし、今回(17日)発見した衣類の大量放棄についてはびっくりした。このことを教えてくれたのはカモシカ姉さんである。
金沢小学校のそばの大きな道路をまたぐ橋の下に、買い物籠に入った衣料らしきものが大量に捨てられてます

 実際行って見てびっくりした。橋の横の土手の上から、買い物籠に衣類を入れたまま捨てたらしく、途中の崖と、道路の歩道上に大量の衣料が捨てられていた。

 見るとほとんどがスポーツシャツの類で、よくジャスコあたりで1枚1000円程度で売られているものである。新品に近い中古品で陳列棚に陳列する時のたたみ方でたたんである。正札はついていない。

 これがダイソーの買い物籠の中にたたんで入っていたのを崖の上から放り投げたという状況だ。
これは犯罪か、単なる不法投棄か」悩んでしまった。

 ダイソーの買い物籠といい、たたみ方といいなんとも胡散臭いのだが、それをなぜ崖の上から放り投げているかが分からない。
判断がつかないので、どろまみれになっていた衣料はゴミとして処分し、綺麗な衣類はダイソーの買い物籠の中に戻して、しばらく様子を見ることにした。

 今日(19日)、買い物籠の中をチェックすると当初あった衣類の半分程度がなくなっており、何枚かは歩道上に散らかされていた。
今は通りがかった人が、気に入った衣類を持っていっているという状況だ。
死んだ動物の死体をハイエナやハゲタカが処分しているみたいだ。

うぅーん」考えてしまった。次回からは犯罪の臭いがするものを発見したら警察に通報するのがよさそうだ。

放り投げられていた衣類の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191219?authkey=tXTzDZlcLwU

(情報提供の依頼
このような衣類の放棄について、情報をお持ちのかたがおられましたら、教えていただけると幸いです。

 

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(19.12.19)自分史の作り方

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードしてください。
「pianohamori.mp3.mid」をダウンロード  

多くの人に自分史を作ってもらいたいものだと思う。たとえ社会的地位や金銭的成功がなかったとしても、人にはそれぞれかけがえのない自分史があるずだ。

 通常自分史を作成するとなると自分史専門の出版社に依頼して、百万円から2百万円程度かけて1000部程度作成するのだが、当然ながらこうした本は書店では売れないので知り合いにただで配ることになる。

 当初から無料で配布をするつもりであったら問題はないのだが、なまじ出版会の寵児になろうとするとことは面倒だ。
先日NHKのクローズアップ現代で、「すばらしい作品だから、絶対本屋で売れる」といわれて作成した本が「まったく店頭に並ばなかった」事例の紹介をしていた。
定年退職者の出版願望をたくみにかきたてて、本だけ作らせる悪徳出版社の話である。

 しかし冷静に考えれば、自分史は自分とせいぜい家族、知り合いのために作成するのだから、費用をかけるのは間違いだ。無料で作成するのが原則で、手間と熱意だけで作るものだと思う。

 幸い、昨今はブログという信じられないような環境があるのだから、これを使用しないという手はない。
私は、「おゆみ野四季の道」というブログをココログの環境を借りて無料で作成しているが、自分史も同じ手法で作ればよい。

 たまたま私の登山仲間で、50歳を過ぎてから4大陸の最高峰モンブランキリマンジェロマッキンリーアコンカグア)に登ったり、スペイン サンチャゴの巡礼に2ヶ月間歩いた人がいる。
Tさんといい会社の先輩でもある。
Tさんはその都度手製の登山記録や旅行記を作成しているのだが、そうしたものをまとめて一冊の書物にしたいと考えていた。
自分史の集大成のつもりである。

山崎さん、私も体力がなくなってきた。何しろ70才だ。これ以上の激しい登山や旅行はすることができないだろう。だから今までの記録を整理して一冊の本にまとめたいと思う
Tさん、それならブログで発表するのが一番ですよ。何しろ費用はかからないし、写真や音楽まで入れることができる。気に入らなければいつでも修正が可能だし、それに多くの人に見てもらえる」提案してみた。

でも、山崎さん、私はブログを作ったこともないし、どおいうものか知らないのですよ
それなら、私がブログの環境設定とセットアップをしましょう。内容の修正については方法を教えますからTさんがするのですよ

どおやら自分史作成のサポートをすることになった。

 再度言うが私は多くの人に自分史を作成してもらいたいと思っている。誰がなんと言おうと自分は自分にとってかけがえのない人物なのだ。
ただし、費用をかけることはまったく賛成できない。ブログという無料の環境で作成することを特に推奨する。

 もしこのブログの読者で自分史を作成したいがブログの立ち上げが分からない人がいれば、サポートをいたしますのでのでご連絡ください。 

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(19.12.18)紙ふぶきはやっかいだ

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードしてください。
「pianohamori.mp3.mid」をダウンロード

 清掃活動において紙ふぶきほど厄介なものはない。細かくちぎられた紙切れが道路一面に撒き散らされていたときのショックは言葉で表しきれない。
これをみんな拾わなくてはいけないのか」天を仰いでしまう。

 実は先日(16日)、小谷小学校の正面玄関を中心に大量の紙ふぶきが四季の道と小学校の西側のさくら道に撒き散らされていた。
このことを最初に教えてくれたのは、毎朝四季の道を颯爽と一周している男気の大将である。
今日は、小谷小学校の回りに紙ふぶきが撒き散らされていたよ。ひどい状態だ」男気の大将はひどく立腹している。

 次にこの状態を教えてくれたのは四季の道でよく散歩をしている年配の紳士である。名前は知らない。
小谷小学校の周りが、小さな紙切れでひどく汚れています。大変ですが片付けといてください

 どうやら相当ひどい状態であることを覚悟した。小谷小学校の周辺は清掃活動の最終地点にあたり、45Lのゴミ袋を持って6kmあまり歩いてくるとすっかり疲れている。
本当は何もしないで通り過ぎてしまいたい場所だ。

 予想はしていたが、見て愕然とした。5cm平方程度に細かくちぎられた紙切れが四季の道一面に撒き散らされている。紙切れはWORKという無料で入手できる雑誌を大量に集めてきて、それを細かくちぎったものだ。

まいったな、どうしょう
しかし、ほっておくわけにはいかない。何しろ小谷小学校は私がボランティアをしている学校で、評議員も引き受けている。

 一つずつ拾い出したが数が半端でない。10冊の雑誌だったらすぐに拾えるが、細かくちぎられると途方もない手間になる。懸命に1時間程度拾ったがいやになってしまった。
こりゃ、今日はここまでにしよう」さくら道まで手が回らなかった。

 実は無料雑誌WORKでの遊びは紙ふぶきだけではない。これに火を付けて燃やす遊びが、今年の1月から3月にかけてそばら公園はちまんがた公園で頻発していたのを思い出した。
とてもいやな予感がよぎる。

これは校長先生に話しておいた方がよさそうだ。今は紙ふぶきだが、火遊びになる可能性がある
冬になって心配の種がまた増えてきた。

 紙ふぶきの写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19121602?authkey=hCkycAWZjIs

 

 

 

 

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(19.12.17)水鳥と野鳥の聖域が見つかった

 水鳥と野鳥の聖域が見つかった。私たちみやこ会が整備を進めている都川調節池のことである。
千葉市環境保全部長の紹介で、野鳥観察の専門家W氏がボランティアで都川調節池の水鳥と野鳥の観察指導をしてくれた。

 参加したのは私たちみやこ会のメンバーと、紹介をしてくださった千葉市環境保全部長同環境規制課S氏、および野鳥観察の愛好家H氏等で、総勢で10名になった。

 野鳥愛好家のH氏は鳥を見つけることに長けており、観察された鳥の種類は30種類に及んだ。
専門家W氏によると「このような風の強い日に、水鳥や野鳥が30種類もいることは信じられない多さで、ここが鳥の聖域といっていいほどの場所なのだ」という。

おそらく
とW氏は言う。
里山があり、池があり、かつ草原が残っており、かつ街の真ん中にあるような場所はほとんどないので、非常にすばらしい好環境が残されていたということでしょう
だから
ここを野鳥の聖域として保全していくことはとても大切なことです

 W氏から指摘されて始めてその価値を知ったのだが、ブルーノ・タウトが「泣きたくなるほど美しい」と指摘した桂離宮のようなものだ。
しかし、本当にうれしくなってしまった。

 懸命にゴミを撤去し、里山を整備していたが、気がついたら鳥の聖域を守る使命まで託されていたようだ。
ますますここをしっかりと守っていかなければいけませんね」会長の I さんの肩に力が入るのは無理もない。
みやこ会も社会的使命を帯び始めてきた。

 なお、水鳥と野鳥の観察はこの日(16日)の午後行ったのだが、それに先立って午前中に環境管理センターの都川調節池の水質検査が3時間に渡って実施されている。
この調節池に流れ込む流入口3箇所、および流出口1箇所の水と泥を採取している。

 この調査には「おゆみ野の環境を守る会」から責任者が2名千葉市環境規制課S氏、およびみやこ会のメンバーが同行した。

 水質調査は環境管理センターが稼動する前の都川調節池の水質状況を調べる目的で実施したもので、約40項目の調査をおこなった。
結果は「おゆみ野の環境を守る会」および「みやこ会」にも通知してもらうことになっている。

 今日は木枯らしが吹き本当に寒い一日だったが、実に得がたい一日だった。なにしろ水鳥と野鳥の楽園を発見した記念日だ。


今回の水鳥と野鳥観察の写真と、環境管理センターが行った水質調査の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191216?authkey=u9OW-Byvqxk

おゆみ野四季の道のテーマソングは以下のファイルをダウンロードしてください。
「pianohamori.mp3.mid」をダウンロード



         

 

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(19.12.16)緑公園緑地事務所は悩んでいる

 緑公園緑地事務所が大変悩んでいる。特におゆみ野地区担当Uさんの悩みは大きい。
公園の施設が次々に壊され、その対応に追われているからだ。

 公園のベンチが焼かれたり、あずまやの柱がペンキでいたずら書きされたり、植栽が抜かれたり、木の枝が折られたりするいたずらが絶えない。
おかげでUさん毎日その対応で、一日終わってしまうほどだ。

 私が知っている限りでも、おゆみ野地区での公園のいたずらは限度を越している

① 春の道公園
・ あずまやのテーブルの放火が日常的に行われる
・ あずまやの柱にペンキで日常的にいたずら書きがされる
・ 周りの街路灯がほとんど壊された
・ 盗難放置自転車が多い

② そばら公園
・ 滑り台のそばのベンチが放火された
・ そばの空き地の枯れ草に飛び火し、消防署が消火した

③ はちまんがた公園
・ ベンチの釘が抜かれて、ベンチが壊された
・ テラスにペンキで落書きされた

④ どうのうしろ公園
・ テラス、遊具にペンキのいたずら書きがされた
・ 木の枝が折られた

⑤ 秋の道公園
・ ベンチの椅子が壊された
・ ベンチが放火された
・ 植栽が抜かれ捨てられた
・ 木の枝が折られた

⑥ 六通むかい公園
・ ベンチが放火された

⑦ 夏の道公園
・ 壁にペンキでいたずら書きされた

⑧ こやつ公園
・ ベンチが放火された
・ あずまやの柱にペンキで落書きされた


⑨ 泉谷公園
・ あずまやが全焼した

 以上は私が知っている範囲で記載したが、私が知らないいたずらを含めればもっと多くの件数になっていると思われる。

Uさんの話では「いたずらが拡大しないように、すぐに対応しているのだが、あまりに件数が多く予算がほとんど補修に食われている」のだそうだ。
実際、私たちおゆみ野クリーンクラブから「公園の落書き」を通知すると、翌日にはきれいに消し去られているのは、Uさんの努力に負っているところが大きい。

だが、今までの対応をそのまま続けても、いたずらはかえって拡大する傾向にあると思いますよ」私はUさんにあえて言った。

ひどいいたずらの場合は、警察に届けているのですが、警察からは現行犯でないと犯人を見つけることは難しいといわれているのですよ」 Uさんは困りきっている。

これは緑区長との話し合いのときにも述べたのですが、いたずらが集中している場所に監視カメラを設置して、犯人を逮捕してもらう以外に手はないのではないでしょうか。
いたずらには一定のパターンがあり、おそらく犯人は特定の集団でそれさえ抑えれば、放火やペンキのいたずらはなくなりますよ
」 これは私の持論である。

 昨今のいたずらは限度を越して、ますますエスカレートしつつある。緑公園緑地事務所の努力にも限界がある。
公共物を壊した者には、弁済を含めてそれなりのペナルティーを科さない限り、この問題は解決しないのではなかろうか。


「おゆみ野四季の道」のテーマソングは以下のファイルをダウンロードすると聞くことができます。

「pianohamori.mp3.mid」をダウンロード

 

 

 

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(19.12.15)調節池の野鳥観察

今回からテーマソングを最初においております。以下のファイルをダウンロードすると聞くことができます
「pianohamori.mp3.mid」をダウンロード  

私たちみやこ会が整備を行っている、都川調節池野鳥観察をすることにした。なにしろ私は数日前に昭和の森公園野鳥観察の手ほどきを受けたばかりのビギナーである。腕を磨きたいとおもった。

 双眼鏡と、カメラと野鳥図鑑をもってさっそく出かけた。野鳥観察のトレーニングとしては最適な場所だ。
前回の里山整備のときも10羽前後の水鳥が飛来していたが、今回も同じ程度の水鳥が葦の木陰で休んでいた。

はたして飛来している水鳥はなんだろう
双眼鏡で眺めながら鳥類図鑑と見比べたのだが、同じような水鳥ばかりで、種類がちっとも分からない。
慣れている人はくちばし尾羽鳴き声飛び方で種類が分かるようだが、鳥類図鑑をはじめて見るような人にはそおした区別はつきようもない。

黒っぽい鳥と灰色がかった鳥だ」なんてことになり、ため息が漏れた。

 実はみやこ会ではこの16日の日曜日、水鳥の専門家を招き観察会を開く予定になっている。それまでにビギナーを卒業して「ああ、あれはおおばんですね。ここには多いのですよ」なんてかなりの通に見せようとしたが、この作戦は大失敗だ。
しかたなくもとのビギナーに戻ることにした。

 種類については写真を取って後で確認することにしたが、やってみると遠すぎて写すこともできない。私のカメラは3倍ズームだが、この程度ではどこに鳥がいるのかも分からない。
まずい、もっと倍率の高いカメラがいる

 私はアナログカメラであれば、高倍率の望遠レンズを持っているのだが、現像にだしたり、できた写真をスキャンしなければパソコンに取り込めなかったりしてとてもアナログカメラを使用する気持ちにはなれない。

 家に帰ってパソコンで映像を拡大してみたが、やはり鳥がいるのが分かる程度で種類を特定するなんて不可能なことが分かった。
仕方ない。そのうちに高倍率のデジタルカメラを買おう。どうも野鳥観察にはそれなりの投資が必要のようだ
ふたたびため息が出た。

 しかしがっくりするのはよそう。場数を踏んでいくうちに裸眼でもマガモカルガモの区別くらいはつくようになるかもしれない。それまでの辛抱だ。

今回は調節池で野鳥観察をしたというだけの写真です。残念ながら鳥はまともに写っていません
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191214?authkey=hjiasGQ8Mgs


テーマソングについて感想をお聞かせください。

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(19.12.14)四季の道の歌ができた

 ようやく四季の道の歌が完成した。私が作詞した歌をともすけさん作曲してくれ、ちはら台の歌姫歌ってくれた。
曲は1番から4番まであり、ちょっと題名も「四季の歌」みたいだが、オリジナルである。

 一番難しかったのは、できた曲をこのブログで配信する方法で、幸いBIGLOBEウェブリブログ音声録音のシステムがあったのでこれを使用することにした。

 ただし、これにはかなりの制約があり携帯電話を通して録音するのだが、音声はともかく音楽を配信するとなるとかなりの音質の低下が伴う。
さらに以前実験をして確認したところでは、パソコン側のオーディオ環境によってかなりの差があることも分かっている。

 しかしそおした難しさはあるものの、曲が完成したことは喜びたい。ともすけさん歌姫の協力がなかったらとても一人では曲を作ることはできなかったのだから、二人には心から感謝している。

 今後オーディオの編集技術や適切なソフトを使用したりして、よりよい曲作りに励みたいが、今回はまず最初の試みを披露したいとおもう。
今はちょうど本田のロボット、アシモがようやく二足歩行をできたぐらいの段階と思って、長い目で見ていただければ幸いだ。

 下記に最終的に確定した歌詞と、を掲載する。歌はウェブリブログを開いて、スタートアイコンをクリックすれば始まる。


四季の道の歌

 1番

春の道を 覚えていますか
あなたの ちっちゃな瞳に さくらの花が写ってた
両手を広げ 花びらを集め ママの手のひらに のせてくれたね
あなたが 初めて歩いた日の 思い出です

 2番

夏の道を 覚えていますか
あなたの 澄んだ瞳に ケヤキのこずえが写ってた
キャッチボールを パパとしながら ママも投げてよと 言ってくれたね
あなたの 少年時代の 思い出です

 3番

秋の道を 覚えていますか
あなたの きらめく瞳に 愛する人が写ってた
肩を寄せあい 歩く二人に ママはちょっとだけ ヤキモチ顔
あなたの 若き旅立ちの 思い出です

 4番


冬の道を みんなで歩こう
あなたの やさしい瞳に いとしい坊やが写ってる
北風やんで 菜の花咲いて 坊やは毛糸の クマちゃんだけど
あなたの 家族へのぬくもりが 伝わるのです

あなたの 家族へのぬくもりが 伝わるのです


 
歌は以下のURLをクリックし、オーディオイメージのスタートアイコンをクリックしてください。

重要な注意)歌は歌姫合唱団の二つがあります。合唱団の男性の声は私ですが、決して笑わないように

http://1-0-0-0.at.webry.info/200712/article_4.html

 

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(19.12.13)朗読の反省会

 11月27日に実施した朗読会磯笛」の反省会を行った。集まってくれたのは企画をしてくれたおゆみ野WalkersTさんYさん、朗読会に参加してくれたみやこ会の会長で友人の I さん、おなじく朗読会に参加してくれたO さんで、私を含めて5名である。

 O さんとは初対面だったが学校評議員や、民生委員・児童委員をされており、おゆみ野walkersの「この人に会いたい」シリーズにも掲載されていたので、何か前からの知り合いのような感じで会うことができた。

 反省会は緑郵便局の近くの「うさ吉」というお茶漬け屋さんでランチを食しながらしたのだが、楽しいひと時を過ごすことができた。
O さんが「主人が働いているときに、こおしてランチを食べるなんて悪いみたい」といわれていたのが印象的だったが、サラリーマンの付き合い酒に比べればささやかなものだ。

 今回朗読会の席で書いていただいた感想文を改めて読んでみたが、とても好意的な評価にうれしくなった。
懸命に努力した結果で、ちはら台の鬼軍曹が「努力すれば必ず報われます」といっていた意味がよく分かった。

 通常小説を耳で聞く機会は少ないので、耳からの情報で場面を想像する試みは脳にとてもいい刺激を与えるらしい。
特に朗読を初めて聞かれた方は、何か新たな発見をしたように驚かれていた。

 書いていただいた感想文を二つ紹介したい。本当はもっと紹介したいのだが代表と思っていただきたい。

今日は、すてきなひと時をありがとうございます。
そこにいる島蔵さん(主人公の名)の姿と、荒波の様子が手に取るように感じられ不思議です。

 穏やかな語りと、島蔵さんの口調の対比が魅力的でした。
自分では選ばない書物だと思いますが、聞き入りました。
企画をしてくださったwalkersさん、ありがとう

久しぶりに頭の中でコトバを追いかけながら時間をすごすことができました。淡々とした語り口が、乙川さんの乾いた即物的な文章と調和して、それに島蔵の生臭い声がところどころ浮き上がってくるようで、とても気持ちよく、それこそ波間の舟を感じるような気分でした。

物語の転機やキーワードになる文章は意識して語ってくださっているので、ストーリーの展開や予感もきっちり感じることができ、とてもわかりやすかったです


 好評だったのでとてもよかったと思っている。またおゆみ野wakersTさんYさんと新たな企画をすることにした。

 

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(19.12.12)陸ガメ 亀ゴンの便秘

 冬になり寒さが増してくると、亀ゴンの動きが極端に鈍くなってきた。一日中ちじこまっており、食欲もないみたいだ。
夏場は庭中を走り回り、芝生を食べまくっていたが、その頃とは大違いだ。

 今までは毎日、ウンチとチッコの処理に明け暮れ「お前、いくらなんでもしすぎじゃないか」と文句を言っていたのだが、このところウンチをまったくしなくなった。

 最初はウンチ処理から解放されたと喜んでいたのだが、3日を過ぎる頃から心配になってきた。
亀ゴン、お前、便秘じゃないのか
私などは3日も便秘になると苦しくて仕方がない。気分も滅入ってくる。

 5日を過ぎた頃から本格的に心配になった。亀の便秘を心配して胃がチクチク痛み出した。
亀ゴン、ウンチをしてちょうだい」毎日頼んだのだが効果がない。

リクガメの衣・食・住」という本を取り出して読んでみると、便秘のときはひまし油で浣腸をすると出ている。
亀の浣腸なんかしたことがないので当惑してしまった。第一人間のイチジク浣腸が亀のおしりに入るのかも分からない。
おしりを見ようとして、ひっくり返したら大騒ぎをされたあげく、尻尾でおしりをブロックされて見ることもできない。

浣腸以外の方法はないのだろか
他の方法としてお風呂に入れるという方法が書いてあった。風呂に入って気持ちよくなった亀が排便と排尿をするというのである。

 さっそく風呂場で亀ゴンを飼っている容器にお湯を5cm程度入れて、排便を促そうとしたら、風呂に慣れていない亀ゴンは興奮して大騒ぎになってしまった。陸ガメは泳げないので水が怖いみたいだ。
困ったな、どうしたらいいんだろう

 最後の手段として容器から出して、上からお湯のシャワーをかけてみた。亀ゴンは夏場に雨に打たれた経験があったので、シャワーは怖がらないことを知っていたからだ。

 頭を撫ぜながら温水シャワーをかけるとようやく落ち着き始め、手足を伸ばしてうれしい事に排便をしてくれた。

亀ゴンがウンチをした。ウンチをしたぞ」大騒ぎだ。
これで私も胃の痛みから解放されるだろう。

 かみさんから「どこにウンチしたの」と聞かれて、返答に困った。
大丈夫、綺麗にしたから」亀ゴンのために許しを乞うた。

 しかし、陸ガメの便秘でこんなにも一喜一憂するとは思いもよらなかった。生き物を飼うのは大変なことだと実感してしまった。

(お願い)陸ガメの便秘の有効な対処法をご存知の方は、教えていただければ幸いです。特に便秘にさせない方法はないのでしょうか。

「別件」 おゆみ野 火遊び、破壊行動情報 NO6
 京成おゆみ野駅に金沢小学校の方面から下る四季の道の街路灯3基壊されていました。二回目の破壊行為です。

 今回の3基は、前回壊された街路灯と道を挟んで反対側に位置する街路灯です。前回と同じように蹴飛ばされたものだと思います。

 以前、春の道公園の街路灯がこのようにして最終的にはほとんど壊された経緯があります。ほっておけばこの場所の街路灯もすべて破壊されると思います。

 私は、この場所に防犯カメラを設置してこれ以上の破壊行為がされないように対応するのが最も適切な対応方法と考えます。
以前、緑区長との話し合い(市民ネットとの話し合いに参加させてもらったもの)のときもそのように提案しましたが、一日も早い対応を望みます。
なお、本件については緑土木事務所に報告済みです。

破壊された街路灯の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191211?authkey=B0nW7ffZ7iA

なお、防犯カメラについては以下の記事が参考になります。
防犯カメラが設置された



 

 

 

 

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(19.12.11)朝霧の街

 12月に入り寒さが増してきた。朝の清掃活動に出発するときは完全防備の姿ででかけるが、一方で冷えた朝方は朝霧が発生する条件が整うらしい。

 ここ都川源流の調節池の上空に朝霧がかかり幻想的な風情をかもしだしている。数日前から朝冷の日に発生しており、朝の7時前後にもっとも濃くなり、朝日が出て暖かくなると消えてしまう。

 朝霧は冷えた空気が、暖かな調節池の水と接触してできるらしい。しかも調節池は窪地状になっているため、霧が流れず上空に漂っているため、かなり長い時間朝霧が見えるようだ。

尾瀬みたいだ」見て感動した。
昔、私の息子が小学生だったころ、この調整池を見て学校の作文に「ぼくが今度住む場所は、尾瀬みたいなところです」と書いていたがその通りになった。

 この調節池は、私も所属しているみやこ会が里親になって保全に勤めている場所だが、朝方の朝霧に包まれた調節池は言葉に言い表せないほど美しい。
いっそのこと「おゆみ野の尾瀬」と名付けてしまいたいほどだ。

 この場所はかつてはゴミ捨て場になっていて、里山や調節池周辺はゴミの山だったが、みやこ会が全力でゴミを片付けた結果、見違えるほどきれいな場所に変わった。

 調節池の周囲には約1kmの周回路があり、散歩やJOGをする人が絶えない。
本当に森が綺麗になり、ゴミもなくなったので、散歩してても楽しいです」散歩中の女性から言われた。

 しかし、なんといってもこの場所が最も心にしみるような姿を現すのは、朝霧が発生している時だ。
おゆみ野周辺に在住していたり、朝四季の道を散歩している人は、是非この調節池に漂う朝霧を見てもらいたい。

 きっと街の真ん中に、これほど幻想的な景観が発生するなんて信じられない思いがするはずだ。

朝霧の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1912902?authkey=mHojomBY6-c

おゆみ野周辺にお住まいの方にお伺いします。この調節池の朝霧を見られたことがありますか。

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(19.12.10)昭和の森自然観察会に参加した

 千葉市緑公園緑地事務所主催の自然観察会に今日(9日)参加した。場所は昭和の森で毎月1回実施される。今回は「野鳥観察会」が行われたが、自然観察会そのものは過去16年間に渡って実施されてきたようだ。

 私は昭和の森はもっぱらJOGを行うためにきていたが、今回のように野鳥観察を行うのはまったく初めての経験だった。
今までは地面ばかり見て走っていたのを、空に向かって木のこずえを見るのだから、「こんな世界があったのか」としみじみ眺めてしまった。

 この観察会を誘ってくれたのは、みやこ会会長  I さんである。 I さんも野鳥観察はあまり経験がないのだが、私たちが整備している都川源流の調節池に飛来する水鳥を識別するため、勉強をかねて「野鳥観察会」に出席したものだ。

 自然観察会は市の広報等で参加を呼びかけているのだが、今回は70名あまりの出席があった。会の主催者の一人が「今回は特に多い」といっていたので、野鳥観察は人気があるのかもしれない。

 参加者の顔ぶれを見ると、圧倒的に年配者が多い。野鳥をじっと観察するというような地味な趣味は若者向きではないからだろう。

 今回の「野鳥観察」のテーマは「ルリビタキ(青い鳥)とジュウビタキ(赤い鳥)を探す」というものであったが、どちらも名前をかすかに聞いたことがある程度あり、どのような鳥かさっぱり分からなかった。

 自然観察指導員が、写真や録音した泣き声を聞かせてくれたが、それでも他の鳥との区別はまったくつかない。
さすがにカラスムクドリは知っていたが、本格的な野鳥をまじめに見ようとしたのは今回が初めてだ。

指導員が「ほらあのこずえに」なんて教えてくれるのだが、双眼鏡で見ても見えるのはこずえばかりだ。鳥の種類も教えてくれるのだが、聞いたはしから忘れてしまう。
うーん、野鳥観察は難しい」うなってしまった。

 それでも水鳥については、水面に浮かんでいるので確認ができるのだが、同じような種類にみえてしまう。かろうじてアヒルカモの区別ができるだけだ。
ようやくカワセミを見つけてほっとした。カワセミはおゆみ野道のせせらぎにいるので見覚えがある。

 約2時間あまりの野鳥観察会だったが、目的のルリビタキジュウビタキは見ることができなかった。指導員がとても残念がっていたのが印象的だが、私のようにどの野鳥を見ても同じに見える者には残念がることもできない。

 それでも野鳥観察はなかなか楽しそうだということは分かった。幸いなことにみやこ会Wさんが「野鳥図鑑」を進呈してくれたので、四季の道を歩きながら鳥の名前を覚えていくことにしよう

 今回の野鳥観察会の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19129?authkey=2yljiTh3ixk

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(19.12.9)ダンボールはやっかいだ

 冬になると気重な仕事が一つ増える。ダンボールの後片付けである。
このダンボールは子供たちがお尻に敷いて急斜面を滑り降りるために使用するのだが、後片付けはしないから斜面はダンボールの山になる。

 この遊びをする場所は決まっていて、秋の道公園の斜面と、さくら公園の斜面であるが、なぜか必要以上のダンボールが運び込まれる。山のように積まれている感じだ。
不要になったダンボールは、雨に当たるとグニャグニャになるため、芝生そりとしては使用できなくなる。そのままほって置かれて、汚らしいことこのうえない。

 量が少ない場合は、毎日の清掃活動のときに45Lのゴミ袋に裁断して入れるのだが、量が多いととても入りきらない。かさばるし重いのだ。
このような時は別途活動日を設けて回収に行くことにしているが、正直言って気が重い。

 これは誰でもそうなのだが、ルーチンワークになった作業については精神的苦痛はないから、気楽に取り掛かることができる。私の場合、朝の四季の道の清掃作業がそれで、実際6kmあまりの道を毎日45Lのゴミ袋を持って清掃するのは肉体的には重労働だが、ほとんど苦痛とは思わない。
かえって清掃活動に出かけられないと精神的に落ち着かないくらいだ。

 一方特別メニューについては、それがたいしたことがなくても、気持ちがどうしても乗らない。
ダンボールなんて重くてかさばるし、水を吸っていたら最悪だ。第一ガキの遊びの後始末をなぜ私がしなくてはいけないのだ

 散々迷った挙句でかけるのだが、作業そのものはたいしたことがないからすぐに片付いてしまう。
あんなに悩まなければ良かったと思うのだが、これも人間のサガだ。

 今回のダンボールはいつもとは違って、秋の道公園の近くのカワチ薬品の土手に、道路から投げ捨てられたように大量に捨ててあった。
まだ芝生そりの季節でないのに、ダンボールを集めてしまい、処理に困って捨てたのかどうかは分からない。

 数週間前から放置され、気にはなっていたが気持ちが乗らなかった。ようやく決心をして今日(8日)片付けたのだが、ルーチンワーク以外の作業は気重だ。

 捨てられていたダンボールと作業過程の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19128?authkey=032I4etpcVA

 

 

 

 

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(19.12.8)散歩おじさんの地名録

 散歩おじさん四季の道地名をつけている。秋の道公園の高台を「富士見が丘」と名づけたことはすでに記した。おゆみ野で、もっともよく富士山が良く見える場所だからだそうだ。

 もっとも「余人は知らず」だから正式名ではないが、なかにはなかなかの命名もある。
なにしろ散歩おじさんは四季の道を毎日2周歩いており、余人の追随を許さないくらい四季の道の命名については一家言あるのだ。
私のコメントも入れていくつかを紹介しよう。

木漏れ日通り
 夏の道のケヤキ通りのこと。「ケヤキは、春は新緑に映え、夏ともなれば木陰と心地よい風を招き、秋には黄葉して目を休め、冬には落ち葉が絨毯となってくれる」のでこう名づけたのだという。

柿の木坂
 秋の道のこんもりとした森の前。保育園の近く。「6本の柿木がある」のでこのように命名したのだそうだ。ここの柿は甘柿で、取っている人もいたぐらいだから柿の木はいいとしても、実際は坂というほどの傾斜はない。「柿の木通り」ぐらいではなかろうか

カリンの道
 秋の道の秋の道公園の反対側の傾斜面。アパートが建っている所の下の斜面に当たる。
秋の道公園の丘とは反対側が法面(傾斜地)になっているが、ここにはカリンの木が10本ほどあり、秋には洋なしの形をした実がなる」のだそうだ。
私はカリンがなっているとは知らなかった。

おゆみ野梅林
 冬の道の金沢小学校とはちまんがた公園の前。「40本ほどの梅が続いている」のでこのように名づけたのだという。なお金沢小学校では「登校時間の8時5分に♪ 童(わらべ)は見たり、野中のバラという「野バラ」の曲が聞こえてくる。この音楽が流れると、大急ぎで学校に駆け込む児童たちの姿を見かける」のだそうだが、私は知らなかった。
さすが散歩おじさんは詳しい。

せせらぎの道
おゆみ野道のこと。
保育園とその先の扇田小学校の間を小さな小川が流れている。
泉谷公園内の泉に源を発し、泉谷小・中学校の脇を流れ、水車を回し、有吉公園を経て、ここ扇田小学校の横を通り過ぎ、大百池公園を経て池に注いでいる。

 小川にはカワセミが飛び、白セキレイも尾を上下にしながら、小川をせわしく飛び回っている。また白鷺が羽を休めている光景も見られる
」という。

 たしかに「おゆみ野道」よりも、「せせらぎの道」のほうが風情がある。

おゆみ野渓谷
春の道の扇田橋から春の道橋までの谷間。扇田小学校の前。
道の両側のモミジが美しい。今年紅葉は特に見事に色づいている。
紅葉の名所「おゆみ野渓谷」と名付けたら素敵だと思う
」というのが散歩おじさんの命名だが、渓谷というには川がない。
私はここは「もみじ谷」がいいと思うのだがどうだろう。

桜の園・春の道
 春の道のメイン通り。春の道橋から日照田橋(ひだりたばし)までの道
両側に桜並木が続き、成長した桜は見事な花をつけ、今や桜の名所として鳴り響いているようで、花見の季節ともなれば、陣取り合戦が華やかに繰り広げられる」場所だ。

 やや命名が長いので口頭で言うときがつらい。簡単に「桜通り」あるいは「さくら道」くらいが言いやすい。

 このように散歩おじさんが趣味で名前をつけて歩いているが、そのうちに通称になるかもしれない。

 今回は四季の道の最近の映像を紹介します。上記の名前の場所と一致はしていませんが、あまりに美しいので撮影しておきました
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1912602?authkey=1sL-CyGKaVE

 

 

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(19.12.7)ブログを書いて一年たった

 私がこの「おゆみ野四季の道」というブログを立ち上げたのは昨年の11月23日だったから、それからはや1ヵ年が経過している。もっとも継続的に記事を書き始めたのは、今年の1月11日からだから、そこを始点とするとまだ一年に少し足らない。

 1月11日以降は、毎日ブログを書いており、ココログのメンテナンスのために一日休んだ以外は記事を書いてきた。
長い旅行に出るときは大変で、事前に書きだめをしなければならないのは、新聞漫画の作成者と同じだ。

 幸いにも読者層は徐々に増えてきて、ここ1ヶ月の平均訪問者数一日あたり68人、平均アクセス数は137アクセスになっている。
もっともこの中で固定的に訪問してくれる読者は40名程度で、残りはGoogleYahooの検索で訪問してくれる一見客である。

 そおしたなかで最近の特色として、訪問者数は平均で見ると68人だが、実際は50人と100人の間を上下して、振幅幅が非常に大きくなってきている
注目を集める記事が掲載されると急に読者が増え、そおでないと固定的な読者層の数字に近くなる。

 ほぼ1年近くブログを書いてきて、どのような記事が注目を集めるかが分かってきた。
インターネットで検索して情報を探すのは、新聞やテレビでは情報を得られない場合で、いわゆる全国記事についてはブログに掲載しても検索対象にならない。

 典型的な例は防衛省の守屋事務次官について記載した記事で、まったくといっていいほど検索対象になっていなかった。

 一方完全なニッチな記事は、検索するワードがないため、これも検索対象にならない。たとえば私は「亀ゴン」についての記事をよく書くが、通常の人は「亀ゴン」という名詞を知らないから、検索のしようがない。

 結局ニッチではあっても、一般に知られている名前があり、かつ新聞やテレビでは情報をつかめないときにインターネットで検索することが分かった。

 過去4ヶ月間、私のブログで検索が集中した記事は多い順に並べると以下のとおりである。

① 環境管理センターにかかわる記事
② 日本山岳耐久レースの事故に関する記事
③ 石室パン工房 ルマタン に関する記事
④ おゆみ野の公園での破壊行為に関する記事
⑤ 六通神社の社殿が壊れた記事
⑥ 甲州夢街道215kmの完走報告記事

 こうしてみると人がインターネットを利用して、何を知ろうとするかがよく分かるのではなかろうか。


「別件」 おゆみ野 火遊び、破壊行動情報 NO5

 
秋の道公園(K'S電気のそばの公園)のあずまやの周りに植えられてあるどうらんつつじ、約10本が抜き取られ、捨てられていました
あずまやには4~5人程度が飲食したゴミが散乱しており、また近くにトイレットペーパーが落ちていました。
トイレットペーパーはこれに火をつけて遊ぶためですが、今回は放火の跡はありませんでした。

なお、緑公園緑地事務所には報告済みです。

 
抜き取り行為の現場写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19126?authkey=p20J1egHJ3E




 

 

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(19.12.6)里山・調節池整備第15回合同作業報告

 今回で15回目の合同作業日となった。水曜日ということもあり参加者は4名である。
里山の整備については一段落したので、今回は薮原の整備について今後どのような方針で取り組むかの調査を行った。

 薮原にはが生息していることが確認されており、また薮原を通って調節池まで水路が伸びているが、そこに小魚が生息していることも分かっている。
12月に入り調節池には水鳥が飛来するようになり、今日も4~5羽葦の木陰で泳いでいた。調節池にはのような大型の魚も生息している。
また「ここにはカルガモもいて、時々調節池の周りの遊歩道にまで出てくることがある」とこの地に長く住む女性が話していた。

 薮原の整備については、段階的に行うことが以前の話会いで決定されており、おおむね薮原の8分の1程度を試験的に整備することにしていた。8分の1程度であれば、全体への影響が少ないと思われたからである。
今回はその場所をどこにするか下見をし整備の方向性を話し合った。

 現地調査をしてみると、流入口から調節池までの水路が特に荒れており、ゴミが水路に引っかかっていたり、が伸びて水の流れを止めていたりしている。
また、調節池と薮原の間には人がはいらないように、金網のネットが張ってあるのだが、台風等の大水の時に、ネットが流されてしまっていた。

 この地区の住民の話では「ネットは子供を調節池に入らせないために張ったのだが、よく壊れるのでそのたびに県に申し入れをして張りなおしてもらっていた」のだそうだ。
もっともこの金網のネットは私が知っている限り昨年から壊れたままになっていた。

 調査の結果、次回からの薮原の整備については、
① ゴミやセイダカアワダチソウの除去と、
② 葦の丈を詰めたり枯れて水中に浸かっている葦を除去したりと、
野鳥や小魚の環境を悪化させない様に留意しながら整備していくという基本方針を確認した。

 また、金網ネットについては県に報告するが、併せて工事で水路を悪化させたりしないように申し入れる事にした。

 なお従来この報告書の題名は里山整備だったが、今後は薮原の整備が中心になるため「里山・調節池整備」と題名を変えることにする。

 なお、今回調査した水路の現状の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19125?authkey=htKbHrLfZYw






 

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(19.12.5)日本のシルバーは元気だ

 NASおゆみ野に通い始めて2日目になる。水泳を1時間程度して帰ってきているが、25メートルプールに40名程度の人が泳いだり歩いたりしていた。昼間なのであまり多くはないのかもしれない。

 よく見るとこの時間帯にプールを利用している人は、ほとんどがシルバーと呼ばれる年代の人たちで、私より年齢が高そうな人が多い。
しかし実に元気がいい。

 ある時間になると、アクアビクスという水中ダンスが始まる。するとどこにいたのか急に人が集まってきて、インストラクターの指示にしたがって楽しそうにダンスをしている。

 キャーキャーさけんで子供みたいだ。日本の年配者は一般にとても元気がいいのだが、特にスポーツクラブに通って来る人はひときわ元気なようだ。

 実際私も退職して完全に年金生活者になったのだが、こんな楽しい人生があったのかと驚いている。
会社にいた頃は、私のようなマイペース人間でも、そこそこ緊張したり興奮したりすることもあったが、定年後はまったくそのようなことがなくなった。

おとうさん、あまり緊張感がなくなるとぼけるよ」娘が心配してくれる。
しかしそのような心配はなさそうだ。
すべてボランティアだが、清掃活動里山整備を行っているし、小学校にも通っている。最近は朗読会作詞をしたりして、カレンダーにも予定が書き込めるようになった。

 だがこのようなことはすべて好きでやっているので趣味の延長のようなものだ。胃が痛むようなストレスからは程遠い。

 あまり人は言わないが、日本のシルバーが置かれている状況は、人類史上最高の状況ではないかとひそかに思っている。
無理をしなければ年金で十分に生活できるし、医療も手厚い。60歳を過ぎると映画も1000円で見れるし、博物館や美術館でもシルバー料金になっているところが多い。

 海外旅行も価格の最も安いオフシーズンに行くことができるし、出歩くのも昼間だから交通ラッシュにはあわない。
身体にガタがくれば、NASおゆみ野のアフターヌーン料金で水泳をしてリハビリができる。

 社会的環境という点で言えば、「パンとサーカス」を十分与えられた古代ローマ市民みたいだ。

 しかも時間は有り余るほどあるので、頭の体操までできる。
私は趣味でブログを毎日書いているが、常にテーマを探さなければならず適度な刺激になってくれる。
ブログの世界では、知恵と時間は必要だが費用はまったくといっていいほどかからないのでシルバー向きだ。

これこそが、人類が求めていた天国そのものではないか」感極まってしまった。
日本のシルバーは本当に幸せなのだと思う。


 60歳以上の方にお伺いします。あなたは自分の置かれている立場をどのように評価されていますか。

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(19.12.4)カモシカ姉さんのカレーパン

 カモシカ姉さんカレーパンを10月の初旬に夫婦で食べさせてもらったのだが、すっかりこのカレーパンの虜になってしまった。
なんとかまた食べさせてもらいたいものだ」かみさんと語り合ったが、「また、食べさせてほしい」なんて、さすがにいいづらい。

 ところが先日うれしことにまた招待を受けた。
カレーパンを作るので来ませんか」どうやら顔にカレーパンが食べたいと出ていたらしい。

 かみさんとさっそく行くことにしたが、ちょうど焼きあがった時が一番おいしいので、頃合を見計らってカモシカ姉さんから電話をもらうことになっていた。
しかしいくら待っても電話が来ない。1時近くになって「こちらから電話をかけるのも催促しているみたいで悪いし・・・」かみさんが受話器を持ってうろうろし始めた。

 私はカレーパンのことが頭から離れず、午前中いっぱいそのことばかり考えていたので、かみさんから受話器を奪って電話をした。

あ、いけない。電話をするのを忘れてたカモシカ姉さんは朝からパン作りに熱中していたため、電話をするのをすっかり忘れていたみたいだ。

 さっそく、かみさんと飛んでいったが、相変わらず素敵なテーブルウェアと、とびきりおいしいカレーパンを用意してくれていた。
さらにケーキパンロールパンまで作ってくれており、どうやら朝の8時ごろからいままで奮闘していたようだ。

 カモシカ姉さんは、カルチャーセンターでパン作りを学んだそうだが「最初は手に小麦粉が粘りついて、平べったいお好み焼きのようなパンしかつくれなかった」という。
今は、カレーパンで喫茶店が開けるわよ」かみさんが本気でそういった。

 カモシカ姉さんおゆみ野クリーンクラブのメンバーであり、普段は清掃スタイルとマラソンスタイルしか見ていないが、カレーパンを作ってくれる主婦の姿は実に新鮮だ。

 とても幸せな気分になって帰宅したのだが、さらに絵手紙まで作ってくれた。柿の実の絵と、俳句が添えてある。

四季の道 人のこころを つなぐ道

 カモシカ姉さんはなかなかの風流人だ。

 おいしいカレーパンの写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1912103?authkey=qtkxE4WBR2s


 

 

 

 

 

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(19.12.3)長柄町一周駅伝大会

 今日(2日)、千葉県のほぼ中央部に位置する長柄町(ながらちょう)で、長柄町一周駅伝大会が開催された。
この大会は昭和33年から継続して実施されてきた伝統ある大会で、今回はその第50回の記念大会である。
天気は快晴で、寒さも和らぎ実に快適な駅伝日和だった。

 昭和33年といえば、私が小学校6年生であり、その頃から一度も中止されたることなく、毎年継続して大会が行われてきたとは驚きだ。
走友会のMさんが「昭和33年なんて、このあたりではまだ牛車が交通手段だったのではないか」といっていたが、もしかしたらそうかもしれない。

 当初は長柄町の中学生と青年団を中心にした6チームで競われたそうだが、その後近隣市町村からのチームが参加するようになり、ピーク時には100チームを超えたという。今回は71チームで盛大に競技が行われた。
走友会会長のYさんが「このような山の中にある小さな町の大会としては、参加チームが多いのだ」といっていたが、きっと主催者の熱意に支えられているのだろう。

 私が所属するちはら台走友会も2チームが参加したが、Aチームはエース級のメンバーをそろえ、Bチームはそれ以外のメンバーから編成された。私は当初Bチームにエントリーされていたが、左足のふくろはぎが軽い肉離れを起こしており、急遽他のメンバーに代わってもらい、応援に回ることになった。

 長柄町は千葉県の中央の山あいにあるため、コースは起伏の激しいアップダウンの設定になっている。約27kmのコースを6人で走るのだが、特に2区は山登りのようなコースで、ここは主としてマラニックに強い走者が配置される。

 競技は4部門に分かれており、高校生(6チーム)中学生(11チーム)女子(9チーム)一般(39チーム)ごとに部門別順位がつけられる。ただしレースは一斉におこなわれるため、圧倒的に高校生が上位に食い込み、中学生もなかなかの走力を誇っていた。

 そおしたなかでちはら台走友会Aは総合で12位、部門別で6位の成績だった。Bチームは総合で34位だった。
Aチームはなかなかの成績だったと思う。

 今回は私は負傷でレースにでられなかったが、6人で協力して走る駅伝はなかなか面白そうだ。来年は体調を整えて是非参加したいものだと思っている。

 今回の長柄町一周駅伝大会の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19122?authkey=kVv9EKe0Aek

 

 

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(19.12.2)リハビリが必要だ

 とうとう身体にガタが来た。だましだまし使っていたが使い古した自動車のようになってしまった。つくばマラソン以来、左足のふくろはぎに軽い肉離れのようなものが発生し、痛くて走ることができない。
一方右足は以前からでん部から右足の外側が坐骨神経痛で痛んでいたので、これで両足ともまともに動かなくなった。

どうしたらいいんだろう。走れない」頭を抱えた。
私は根っからの運動選手なので、身体を動かさないと気分が落ち込んでいらいらしてしまう。しかし足がうごかない。

 このようなときは従来はリハビリとして水泳をしていた。昔水泳部の二流選手だったから、水泳も大好きなのだ。しかしいつのころからか泳ぐと鼻炎が出て夜寝苦しいことこの上ない。

 水泳をするのも躊躇していたが、しかしことここまで足が痛んでしまうと四の五の言っていられない。
思い切って水泳をして体調を整えることとした。
鼻炎のことは後で考えよう

 幸いに近所にNASおゆみ野がある。おゆみ野クリーンクラブのメンバーのFおばあちゃんからいつも誘われていた場所だ。
山崎さん、水泳はいいわよ、やりなさいよ

 実はスポーツクラブの料金は高いので、従来は習志野の千葉国際水泳場で泳いでいた。50mプールが二つあり、一つは国際競技もできる立派なプールだ。500円で2時間泳げ、入場者は極端にすくない。場合によってはコースを一人で占有して泳ぐこともできる。

 しかし定年後はJRの定期がないので交通費を加味したり、帰りの食事の料金を考えるとかなり高いものになってきた。
一方、NASおゆみ野の一番安いアフターヌーン会員が、私の運動時間とぴったり一致する。しかも家から自転車で5分だ。

亀ゴン、しばらくはNASおゆみ野で水泳をすることにしたよ
先生は昔は何をやっても身体がついてきていましたが、今は限界を越すと身体の再生が難しくなっていますね。特に夢街道215kmで無理をしましたからね

これがよる年波っていうのかね
まあ、それでも先生は60歳までもったのですからいいほうです。もったことを僥倖と考えるべきでしょう

これからどう生きようか
状況を受け入れて、自然体ですごすのがいいでしょう。身体を休めてまずは肉離れと、坐骨神経痛を治すことに全力を注ぎましょう

 亀ゴンに励まされて、新たな人生を生きることになった。


 今回の映像は本文とはまったく関係のない四季の道の「黄葉」です。あまりに美しいので写真に収めておきました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1912102?authkey=2rkHTgu8pHQ

 

 

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(19.12.1)農家は本当にありがたい

 秋が深まり「枯葉散る季節」になると農家のありがたみがしみじみと分かる。ここおゆみ野の四季の道には各季節に応じた木々が植えてあるのだが、夏の道は「ケヤキ」が植えられている。

 「ケヤキ」は春の芽吹きがことに美しく、実にすがすがしい気分にしてくれるが、秋の黄葉もまたそれに劣らずいい。
ただし黄葉の時期が過ぎるといっせいに葉が散るのだが、その後始末は大変だ。

 ほっておくと大量の枯葉が四季の道に積もってしまい、少し強い風が吹くと舞い上がって視界がきかなくなるほどになる。
しかし良くしたもので、そのころになると夏の道に面した農家のAさんの家族が、総動員で毎日のように枯葉を集めてくれる。

 Aさんは自宅の前に菜園を持っているほか、泉谷中学の近くに農地を持っているらしく、菜園の一角で堆肥を作っている。
広さ約4m四方、高さ約1m程度の堆肥場で、毎年大量の落ち葉が要るらしい。

 例年は竹でできた熊手で枯葉を集めていたが、本年度は業者が使用するような筒から空気を送り出して枯葉を集める道具を購入した。
ずいぶん本格的になりましたね」私は友達なので気軽に声をかける。
熊手だと腰が痛くなってね

Aさんは主として夏の道橋から小谷小学校にかけての枯葉を集めているのだが、一つ大きな問題が残っており、これが私の悩みの種であった。

 現在ジャスコの前の夏の道の一部が駐輪場になっているが、ここの落ち葉を拾う人がいないのだ。ここを管理している駐輪場の担当者が、落ち葉を植栽の横にうずたかく積んでいるが、ひとたび大風が吹くとまた一斉に散ってしまう。
緑土木事務所も数回は枯葉を集めてくれるのだが、それではとても追いつかないくらい枯葉が多い。

 Aさんに頼んでみた。
ジャスコの前の駐輪場の枯葉を集める人がいなくて困っているのですよ
それじゃ、私が集めておくかね。駐輪場まで行っては少し悪いかなと思ってね」農家の方は非常に遠慮深い。

 実は私の本当の悩みは、駐輪場の担当者が枯葉の処理に困り果て、枯葉を植栽の植え込みに置いてしまうことだ
このようにすると枯葉は小枝に引っかかり風で飛ばないようになるが、植栽は太陽光線をさえぎられて枯れてしまう。

今は横に積んでいるが、風が強くなれば植栽の植え込みに押し込むだろう。その前に何とか枯葉を除去しなくては」あせっていたのだ。
どうやらAさんが枯葉の収集を引き受けてくれそうなのでほっとした。

 本当に街に農家があることは、ありがたいものだとしみじみ思う。
枯葉を資源に変えてしまうというエコ生活が根付いているのだから、21世紀に生きる鏡のような存在だとあらためて感心した。


 今回は四季の道における枯葉の現状の写真と、それとはまったく関係がないのですが、もみじの写真を掲載します。もみじは今が真っ盛りで、あまりに美しいので写真に収めました
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191130?authkey=CUe9804wHBQ

 
おゆみ野にお住まいの方にうかがいます。夏の道のケヤキの枯葉をAさんの家族が毎日集めているため、道が綺麗になっているのをご存知でしたか。

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