(19.12.2)リハビリが必要だ
とうとう身体にガタが来た。だましだまし使っていたが使い古した自動車のようになってしまった。つくばマラソン以来、左足のふくろはぎに軽い肉離れのようなものが発生し、痛くて走ることができない。
一方右足は以前からでん部から右足の外側が坐骨神経痛で痛んでいたので、これで両足ともまともに動かなくなった。
「どうしたらいいんだろう。走れない」頭を抱えた。
私は根っからの運動選手なので、身体を動かさないと気分が落ち込んでいらいらしてしまう。しかし足がうごかない。
このようなときは従来はリハビリとして水泳をしていた。昔水泳部の二流選手だったから、水泳も大好きなのだ。しかしいつのころからか泳ぐと鼻炎が出て夜寝苦しいことこの上ない。
水泳をするのも躊躇していたが、しかしことここまで足が痛んでしまうと四の五の言っていられない。
思い切って水泳をして体調を整えることとした。
「鼻炎のことは後で考えよう」
幸いに近所にNASおゆみ野がある。おゆみ野クリーンクラブのメンバーのFおばあちゃんからいつも誘われていた場所だ。
「山崎さん、水泳はいいわよ、やりなさいよ」
実はスポーツクラブの料金は高いので、従来は習志野の千葉国際水泳場で泳いでいた。50mプールが二つあり、一つは国際競技もできる立派なプールだ。500円で2時間泳げ、入場者は極端にすくない。場合によってはコースを一人で占有して泳ぐこともできる。
しかし定年後はJRの定期がないので交通費を加味したり、帰りの食事の料金を考えるとかなり高いものになってきた。
一方、NASおゆみ野の一番安いアフターヌーン会員が、私の運動時間とぴったり一致する。しかも家から自転車で5分だ。
「亀ゴン、しばらくはNASおゆみ野で水泳をすることにしたよ」
「先生は昔は何をやっても身体がついてきていましたが、今は限界を越すと身体の再生が難しくなっていますね。特に夢街道215kmで無理をしましたからね」
「これがよる年波っていうのかね」
「まあ、それでも先生は60歳までもったのですからいいほうです。もったことを僥倖と考えるべきでしょう」
「これからどう生きようか」
「状況を受け入れて、自然体ですごすのがいいでしょう。身体を休めてまずは肉離れと、坐骨神経痛を治すことに全力を注ぎましょう」
亀ゴンに励まされて、新たな人生を生きることになった。
今回の映像は本文とはまったく関係のない四季の道の「黄葉」です。あまりに美しいので写真に収めておきました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1912102?authkey=2rkHTgu8pHQ
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