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(19.11.30)龍化山 徳雲院

 龍化山 徳雲院(とくうんいん)といいてもほとんどの方が知らないと思う。東京あきる野市の山あいにある臨済宗建長寺派禅寺である。

 ここに私の父の墓所があるのだが、ここを墓所としたのはたまたまで、この寺の住職が私の弟のつれあいの親戚筋だったからである。
私は家の宗派がなんだったか知らなかったので、墓所を定めたついでに「臨済宗建長寺派」の仏教徒を名乗ることにした。
にわか仏教徒である。

 というのも日本に住んでいる限り無宗派でなんら支障がないのだが、海外旅行などして「何の宗教を信じているか」と聞かれたときは要注意だ。イスラム教圏やキリスト教の影響が強い国は特に注意がいる。
もし気軽に「無宗教です」なんて言おうものなら「こいつは悪魔の手先にちがいない」なんて誤解されてしまい、人間扱いをしてくれない。

 そんな訳で、海外旅行では「臨済宗建長寺派」の敬虔な仏教徒になっているが、それ以外に私が仏教徒になるのは父の墓参りのときだけである。

 先日この寺で、父の17回忌の法要が行われた。一般に17回忌は死後16年目に行われるのだが、母が「自分が死んでしまうと17回忌ができないから早めに実施したい」と、実質2年早めて行うことにしたのである。
一族郎党が集まったが、親戚が集まるのは冠婚葬祭のときだけになってしまっている。

 この寺に私も将来墓所を定めることになるのだが、私の信仰心はともかくとしてこの徳雲院のロケーションは非常に気に入っている。
とても美しいのだ。
墓所としては最適だ

 徳雲院は秋川の支流の養沢川沿いに立てられた禅寺で、開山は1557年というから織田信長の子供時代に相当する古刹だ。
近くに大岳御岳に登る登山道もあり、ハイカーがよく通っているので登山好きの方はもしかしたらこの寺を見たことがあるかもしれない。

 春は梅の花、6月には源氏ぼたるが舞い、11月半ばからは境内は紅葉に包まれていた。
禅寺だからここで修行することもできる。

 今回も写真に収めてきた。私はとてもこの場所を気に入っているので、写真を見られた方も気に入っていただければ幸いだ。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/219111?authkey=ayKGdP6aX6Y

 

 

 

 

 

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(19.11.29)デジタルカメラが壊れた

 愛用しているデジタルカメラが壊れてしまった。これは私が退職記念に会社からもらったものである。富士フイルムのファインピックス(FINEPIX)というカメラだが、写りがシャープで軽く、便利ないいカメラだったのに残念だ。

 実は壊れるには相応の理由があって、私はこのカメラをどこに行くにも持っていった。ブログ用の写真を撮ったり、また四季の道等で公共物が破壊さていたら、すぐに現場写真を撮るためである。
特にマラソンレースのときもレースの模様を撮るために持っていったのだが、雨の中で走りながら使用して液晶画面の中に水が入ってしまった。

 当初は単に見づらいと言う程度だったが、だんだんと状況が悪化して液晶画面がとうとう消えてしまった。それでも写すことはできるのだが、撮った画面の確認や設定変えがまったくできない。
真っ暗闇で写真をとりまくっているという状態だ。

 購入してから1年以上たっているので保障期間は過ぎているし、修繕に出すとかなりの費用がかかりそうだ。
うぅーん、どうしょう、買い換えるべきだろうか
従来だったらすぐに買い換えていたのだが、年金生活者の弱みですぐに決心がつかない。散々迷ったあげく、k’S電気に出かけた。

 私はファインピックスが大変気に入っていたし、操作方法が変わるのがいやだったので、じっとファインピックスをにらんでいたのだが、販売員のお姉ちゃんに捕まってしまった。

 実はファインピックスも毎年新製品が出て、目の前には2007年ものと2006年ものが並んでいる。価格は約1万円ほど新製品が高い。
売りは画素数が800万画素(旧は630万画素)で5倍ズーム(旧は3倍)なのだが、お姉ちゃんは新製品を売りたいらしい。新製品の良さを懸命にアピールする。

 私も本音は新製品を購入したいのだが、なにせ年金生活者だ。無理をすると大好きなぶどういりの食パンをやめて、トップバリューの食パンばかりになってしまう。
お姉ちゃんの誘惑に負けそうになったがじっと耐えた。

 たまたまお姉ちゃんが他の客のところに行ってくれたので、その隙を見てようやく2006年ものを購入した。
壊れたファインピックスが2005年ものなので、これでも新製品だ」自分を納得させた。

 使ってみると操作方法がほとんど変わっていないのですぐになれた。相変わらずシャープな写りをしてくれる。たった1cmちょっとのレンズでなぜこんなにシャープに写るのだろうか。光学レンズの3~4cmほどもあるレンズに慣れた目からすると不思議で仕方ない。

おとうさん、雨の中で写真とったりしたら絶対に駄目よ」娘から苦言を受けた。
今度は大事に使用しようと思っている。


どなたか、なぜデジタルカメラのレンズは小さくても支障ないのか、わかっている方がおられれば教えてください。

 

 

 

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(19.11.28)おゆみ野の朗読会終わる

 おゆみ野walkersTさんや、Yさんが手配してくれたおゆみ野公民館での朗読会が終わった。
うれしいことに25名もの参加者を得たが、そのうちの半数はおゆみ野walkersのメンバーであり、残りの半数は私の主催するブログの読者だった。

 Tさんや、Yさんと「おゆみ野でも大人の朗読会を開いてみましょう」という企画を立ち上げたが、どのくらいの人数が集まるのか、本当はおっかなびっくりだったのだ。思いがけず多くの方に集まってもらったと思っている。

 今回朗読を行ったのは、前回ちはら台コミュニティーセンターで実施した、乙川優三郎(おとかわ ゆうざぶろう)の磯笛だったが、やはり二回目になると少しは落ち着いて朗読ができるらしい。
前回は最後の場面で自分でも泣き声になってしまったが、今回は耐えることができた。

 参加者から感想文をいただいたが、概して評判が良かったのでとてもほっとしている。
またこのような機会を設けてほしい」と書かれた方も何人かいて、すっかりその気になってしまった。

 しかしレパートリー磯笛だけでは限界があるので、またちはら台の鬼軍曹に頼んで、レパートリーを増やしてもらおう。
軍曹殿、軍曹殿の訓練を受けに、再び参りました。よろしくお願いいたします

 今回の朗読を聴いてみやこ会の I さんが「いつもの山崎さんとは、別人のようだった」といっていたが、出てくる人物に乗り移らないと迫真の朗読はできないので、それに近づこうと努力した結果が少しは現れたらしい。

 二回目になって少しは朗読の醍醐味みたいなものが分かってきた。
大人の朗読会がひとつの文化となって街に根付くようになったらとてもすばらしいことなので、今後も機会をとらえて実施していきたいとものだと思っている。

おゆみ野walkersの、Tさん、Yさん、またよろしくお願いいたします」頼んでおこう。

 それにしても今回参加をいただいたおゆみ野walkersの方や、みやこ会のメンバー、おゆみ野クリーンクラブのメンバー、それにブログの読者の皆さんに心から感謝します。
最後になりますが、市会議員の福谷さんも時間をとって来ていただき、ありがとうございました。

 今回の朗読会の写真を掲載いたします
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191127

なお、おゆみ野walkersのブログにも今回の記事が掲載されています。このブログの四季の道関連リストおゆみ野walkersをクリックしていただければ見ることができます。

 

 

 

 

 

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(19.11.27)つくばマラソン どうにか完走はしたけれど

 つくばマラソンが昨日(25日)実施された。このマラソンはフルマラソン10kmの2種目があって、フルには11,000名強、10Kmは3000名強がエントリーしており、全体で約15,000名が参加しているとアナウンスされていた。

 このコースは平坦で走りやすく、折り返し地点から約9kmは同じコースを逆走するので、先頭ランナーの走りも見ることができる。
また東京からもつくばエクスプレスで40分程度でつくばに到着するので交通の便がよく、人気のマラソン大会になっている。
毎年参加者が増えているようだ。

 私は今年から所属したちはら台走友会のメンバーと一緒に自動車で会場にきたが、昨年まではエクスプレスかバスを利用していた。時間的には自動車の場合は約2時間だったが、エクスプレス等を利用する場合は家から約3時間半かかったので、ずいぶん楽をさせてもらったことになる。

 ちはら台走友会からは8名のランナーがつくばマラソンに参加した。10月にオクトーバRUNのイベントがあり、400km以上は走りこんだMさんが快調に飛ばして3時間6分台で、昨年度の全国年齢別ランキングで35位に相当する快走をした。 
会長のYさんは前半は3時間を切りそうなスピードで走ったが、30km以降失速したとやや残念そうであった。

 自分のことを話すのは非常に気が引ける。完走すればよしとのレースで実際にそうなったのだが、2ヶ月前に立てた目標3時間40分は夢のまた夢で、実際は4時間32分かかっている。
このタイムは私が始めてフルマラソンをしたときのタイムと同じで、15年かけてまたもとの状態に戻ってしまったことになる。

 実はスタートしたとたんに左足のふくろはぎに「ピシー」とした痛みが走った。肉離れをしたときになる痛さに似ていたが、走ったとたんにリタイアではいくらなんでも言い訳がたたない。
それなら最初から出ないほうがいい」と言われそうだ。

ここは足を麻痺させるのが一番だ
今までの経験では10分程度走っていると、麻痺が発生して痛みがひいてくる。筋肉痛の場合はそうだった。
しかし今回は通常の筋肉痛と違っていたのか痛みが和らぐまで30分もかかってしまった。
しかもその後も、鈍い痛みが左のふくろはぎに残り、少しスピードを上げると強烈な痛みに変わり、悲鳴を上げてしまった。
これはゆっくり走るしか手はない」悟った。

 ゴールして静かにしていると麻酔の切れた患者みたいになってしまい、帰りは左足を引きずってまともに歩けなかった。
まあ、それでもスピードがなかったとはいえ、最後まで休まずに走ったのだからよしとしよう。
順位も5000番台でちょうど出場者の真ん中程度なのだから、61歳のランナーとしてはまずまずだ。

 ところで私はこのように情けない状態だったのだが、往復の運転をしてなおかつレースにも出場したKさんは、まったく身体にダメージがないかのようだ。
Kさんは槍ヶ岳尾登山でも二人分の荷物を背負っても平気だったのだが、フルマラソンでもまったく疲れを感じさせないのには驚く。私とたった3歳違いなのに鉄人のような人だと今回も舌を巻いた。

 今回のつくばマラソンの雰囲気が分かる写真を掲載いたします
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191125

 この記事と関連する記事は以下のとおり
つくばマラソンの調整に失敗した

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(19.11.26)都川源流の調節池の水質

 私たちがボランティアで保全をはかっている都川源流の調節池水質については、非常に不思議な現象が出ていた。実施してきた水質検査(パックテスト)の結果が悪いのだ。
なんど検査しても「河川の下流部に相当する水」という結論になるのである。

 私たちは調節池の流入口と流出口で検査を行っているのだが、生活排水等に含まれる窒素の割合が特に高かった。
しかし流れ込んでいる水は透明そのものでどう見ても生活排水なんかは含まれていない。
見た目と検査結果が合わないではないか」頭を抱えてしまった。

 そこで先日(10月19日)千葉市に依頼して水質検査を実施してもらい、その結果を報告してもらったが、その結果、私たちが異なった指標で評価していたことが分かった。

 実は測定項目には二種類あり、たとえば生活排水の汚染度を示す「窒素濃度」については「硝酸性窒素」と「硝酸イオン」がある。私たちは河川の汚染度合いとして「硝酸イオン」を計っていながら、指標は「硝酸性窒素」の指標を見ていたことが分かった。
そのようにすると数値が悪く出るのである。

 さっそく、会長の I さんが計算式(「硝酸イオ」ンの重さを「硝酸性窒素」の重さに変換する式)に基づいて置き換え計算をしてみると、「窒素濃度」については河川の上流部の値を示すことがわかった。
うれしいことに、この調整池の水質は生活排水で汚れてはいなかったのである。

 一方有機物などによる水質汚染を示す指標のCODは、手賀沼や印旛沼の現在の状況と同じ10前後の値を示している。
これについては「葦やその他の水草等が十分に分解されずに湖底に堆積しているからではないか」等の推定ができるが、確実なことはわからない。

 しかし「なぜだかあまり綺麗な水質ではないと思っていたが、実は結構綺麗な水で魚もすめる水だった」という結論になった。
見た目と検査結果がようやく合ったので「生活排水に汚染されていなかった」ことを、このブログの読者に訂正して報告したい。


別件」  明日(27日)の朗読会のお知らせを再掲します

日時  11月27日(火)  午前10時~12時

場所  おゆみ野公民館の多目的室
(扇田小学校の近くです。なお多目的室は二階の奥にあります。自動車の駐車場はありますが、いつもいっぱいになっていますので、近所の方は自転車か徒歩にしてください)

朗読の本  磯笛(乙川優三郎著 「むこうだんばら亭」のなかの一編)

 

 

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(19.11.25)朗読会への招待

 朗読会の日時が迫ってきた。朗読会の主催をしてくれるおゆみ野WALKERSソフィーさんから「山崎さんのブログの読者にも声をかけてください」と言われたし、実際自分でもそのようにしなければいけないと思っていた。

 ただ正直に言うと、自分のことでもあり、なんとも気恥ずかしさが伴う。
もし、とちったりしたらどうしょう。その時は人が少ないほうがいいのではないか」なんて気持ちに襲われるが、ことここにいたって怯むわけにはいかない。このブログの読者にお願いすることにしよう。
是非参加をしてください。

(日程は以下のとおりです)

日時  11月27日(火)  午前10時~12時

場所  おゆみ野公民館の多目的室
(扇田小学校の近くです。なお多目的室は二階の奥にあります。自動車の駐車場はありますが、いつもいっぱいになっていますので、近所の方は自転車か徒歩にしてください)

朗読の本  磯笛(乙川優三郎著 「むこうだんばら亭」のなかの一編)


 磯笛についての事前知識は以下のとおりです

1.著者 乙川優三郎(おとかわ ゆうざぶろう)
・昭和28年生まれ  現在54歳
・2002年に「生きる」で直木賞受賞、他にも山本周五郎賞やオール読み物新人賞等多数の賞を受賞している

2.本の題名 むこうだんばら亭
・銚子のいなさ屋の孝助を取り巻く人々の話を、8編の短編小説としてまとめたもの。「磯笛」はその中の1編で、外川(とかわ)という漁村に住む島蔵という年老いた漁師の話。なお、むこうだんばら亭とはいなさ屋の別名。

3.時代背景 
・江戸時代の末期
と思われる。

4.舞台
・銚子 当時はこの周辺の大きな漁港は外川川口だった。外川は銚子電鉄の終点の駅。HNKの朝の連続小説「澪つくし」の舞台ともなっている。川口は利根川の河口の漁港。

松岸 銚子より利根川をややさかのぼったところにある。ここに江戸時代遊郭があり、島蔵に雇われる「なお」という女性が遊女をしていた。

5.銚子の海の特徴

・犬吠崎の沖合いで親潮と黒潮がぶつかり、格好の漁場となっている。ここはイワシ漁が最も盛んで、銚子はイワシ網漁で潤っていたが、主人公の島蔵は「いわし網漁」でなく、確実な「タイ漁」で生計を立てている。

・一方ここは非常に危険な海でもあり、台風の余波と思われる大波が突如として襲ってくる。これを鹿波(しかなみ)といって漁師は非常に恐れていた。

川口には千人塚という漁師の遭難碑があるが、非常に多数の漁師がこの海で命を落としている。千人塚はその供養塔。

6.遭難のパターン

 ・鹿波は南東(やませ)方向から来るので、舟は北に流される。地理的には南から外川、犬吠崎、川口の順に並んでおり、犬吠沖で漁をしていて鹿波に襲われると、北の川口に逃げる以外方法はない。
しかし、川口は利根川の河口であり、利根川の水と海の水がせめぎあってだんばら波という、漁師にとって侮れない波が立っている。

 したがって鹿波に襲われると、背後は鹿波、前方はだんばら波にはさまれて、当時の舟は簡単に転覆し遭難した

7.難しい言葉

万祝(まいわい) 大漁の記念に作る長半纏(ながばんてん)。よく映画では海賊の親分が着ている。

猪牙舟(ちょきぶね) 猪の牙のように先がとがった3人乗りの帆のない手漕ぎの舟。これで島蔵はタイ漁をしている。前をミヨシ、真ん中を胴、後ろをトモという。

トモシ  舟の後ろのトモにいて、そこで櫓(ろ)をこぐ人をトモシという。

カチコ  船頭の助手で年季小僧。舟の前のミヨシにいて、そこに座っている。なお船頭は舟の中心(胴)に座っている。

桂庵(けいあん)   口利き屋のこと。遊女等の斡旋をしていた。

根魚(ねざかな)  犬吠沖の磯根にいる魚。タイもその一種。

南東風(いなさ)  台風の余波の可能性があるので、この風が吹くときは注意が要る。「いなさの風がいっとうおっかねえ」と漁師は思っている。

二丁櫓(にちょうろ) 櫓が二つの舟。一丁櫓よりも早い。

 以上です。11月27日にお待ちしております。

なお、言葉だけで説明するのは難しいので、写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111204


  

 

 

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(19.11.24)つくばマラソンの調整に失敗した

 とても残念なことに、明日(25日)行われるつくばマラソンの調整に完全に失敗してしまった。9月末の「甲州夢街道シルクロード215km」の後遺症がひどく長引き、つくばマラソンの練習に入ることができなかった。

 10月中は右足のふくろはぎの外側がひどく痛んだり、力を入れるとスーと力が抜けたりして散々な状態だったが、どうやら筋肉を完全に傷めてしまったようだ。
自転車でバランスを崩し倒れてしまうほどだから、ひどい重態だった。

 体重も58kgと、甲州夢街道の練習に入る前から5kgもやせてしまい、まったく回復しなくなったのには驚いた。従来であれば1週間もすると元の状態に復帰できるのに、今回は筋肉が復元しない。
やせて、スーダンの難民のようになってしまった。
限界を超して身体に負担をかけるとリカバリーがなかなかできなくなるらしい。

 それでも11月になり、ようやく走れるようになったので初旬に成田POPのハーフに出てみたが、スピードがまったくでないことには驚いた。
5kmを26分から27分かかり、それでも精一杯なのだ。
やはり、走るための筋肉がなくなってしまっているみたいだった。

 11月中は足の状態を見ながら調整をしていたが、長く走るとふくろはぎが非常に痛む。やはりレースに出るような状態とはいえない。

「亀ゴン コーチ、どうしよう。とても走れるような状況じゃないよ。当初目標の3時間40分はおろか、完走さえ難しそうだ。棄権しようか
一度棄権するとそれが癖になりますから、レースには出たほうがいいでしょう。ただし今回はJOGのつもりで走ってください。完走ができればいいという程度にしましょう

完走も難しいかもしれないよ
いえ、それはありません。先生は自分のペースで走っている限り50km程度までは十分に走れます。来年の萩往還レースの練習と思って気楽にレースに参加するのがいいでしょう

もう二度と早く走ることはできないみたいだ
今結論を出すのは早すぎます。先生の一番の弱点は弱気になることです。身体さえ回復すれば走れますので、気長に構えてください

 今回のつくばマラソンは亀ゴンと相談して、完走できれば良しと言うことになった。

 

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(19.11.23)市民ネットみどりと緑区長との懇談会に出席した

 今日(22日)、市民ネットみどり緑区長との懇談会が開催された。場所は緑区役所の会議室で、10時から約2時間の話し合いが持たれた。

 友達のNさんから、「この会合に山崎さんも出席してみませんか」と誘われた。
一般市民が参加してよいかどうか」を市民ネットの福谷議員に問い合わせたところ「地域の状況をよく分かっている方と共に訪問したほうが話も前に進みますので、是非同行して発言をお願いします」と言われたので、勇んで出かけた。

 なにしろ、毎日のように四季の道と、周辺の公園を清掃しながら異変がないかチェックしているので、この場所のことなら誰よりも知っていることは確かだ。
いつの間にか四季の道の専門家になってしまった。

 会議は緑区側から、区長をはじめ担当管理職の方が6名、市民ネットからは川本県議福谷市議市民ネットみどりの事務局長7名、それと一般市民の私で、計14名の会議だった。

 あらかじめ懇談項目は市民ネットみどりから提出されていたらしく、7項目の議題がレジュメに記載してあった。
私の出番はその第3項目「公園管理について」で、昨今の公園の破壊行動について、このブログに掲載した証拠写真を見せながら説明をした。

 区側も現状については認識していたが、対応策については苦慮しているようだ。
私が「監視カメラの設置が効果的だ」との説明をしたところ、区長が「プライバシーの保護の問題もあるので」と口を濁されたので、記事「防犯カメラが設置された](11.18)アンケート調査結果を説明した。

私も当初はプライバシーの保護で、公園に監視カメラを設置することに反対する人が多いと思っていましたが、私のブログでアンケート調査をした結果ではほとんどの人が設置に賛成していました。確か95%程度の人が賛成していました
帰ってから計算機で賛成の割合を計算したら86%だったので、9%さばを読んでしまっていた。訂正すべきかどうか悩んでいる。

 しかし懇談会のような正式の会合に出たのは退職してから初めてだ。ひどく緊張して声が上ずってしまったのは情けない。場数を踏めば専門家としての威厳が出てくるかも知れないので、そのときは咳払いの一つもしながらしゃべることにしよう。

 なお、懇談会全体の話し合い結果については、別途「市民ネットみどり」から報告されるので、そちらを見ていただきたい。

「別件」 おゆみ野 火遊び、破壊行動情報 NO4

 京成おゆみ野駅周辺の街路灯が破壊された。私が確認したのは月曜日なので、日曜日の夜半の犯行と見られる。
金沢小学校からおゆみ野駅に下るなだらかな坂道に設置してある、低い街路灯3基が被害に会い、うち2基が根元から倒されていた。
育成委員のF姉さんから緑土木事務所に報告を上げてもらっている。

 このような行為はエスカレートする傾向にあり、前回春の道公園周辺の街路灯が破壊されたときも、数ヶ月にわたってほとんどの街路灯が破壊されてしまった。

 破壊行動を目撃された方は、是非警察にその旨通報をお願いします。

 今回の破壊行動の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111902



 

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(19.11.22)トラックバックを知っていますか

 ブログを作成していて一番不思議に思う機能は「トラックバック」である。普通の人は言葉さえ知らないが、ブログの世界では「これこそがブログとホームページの相違を明確にする一大機能だ」といってはばからない。
しかし、使用してみると実は「とんでもない機能」だと言うことがわかる。

 トラックバックは一種のリンク機能だが、通常のリンクが管理者サイドの同意を前提に貼り付けられるのと違って一方的に「管理者の同意を得ず」に貼り付けられるところが違う。

 たとえばこの記事は「トラックバック」について述べているのだが、風俗関係サラ金マルチ商法等の反社会的と思われるブログサイトから「あなたの記事と関連するブログです」といって勝手にリンクを貼ってくる。
それも一つや二つではなく、大量に貼られるのだが、相手はプログラムを利用して自動的に貼ってくるのだ。

 私の記事を読んだ人が、リンクが貼られたサイトをクリックすると、風俗関係等のブログサイトに飛んで行ってしまう。これではまるで私が風俗関連やサラ金やマルチ商法を奨励していることになる。
山崎はとんでもないやつだ。風俗から金をもらっているのか」と誰でも思ってしまうだろう。

 あまりのひどさに音を上げて、トラックバックを許可制にしてみた。私が許可しなければ、私の主催するブログ上に出ないようにしたのである。
ところがこれをかいくぐる手段があって、表題が「友情について語ろう」なんて何気ない表題にしてくる。こおなるといちいち中身を見てからでないと許可すべきか否かの判断ができないので、わずらわしいことこの上ない。
そんなわけで今はトラックバックは全面禁止にしている。

 だが、トラックバックという機能が最初に現れたときは「これこそネット社会の究極の姿」ともてはやされたものである。
勝手にネットを貼れるので「ネットがネットを結び、世界中とネットで結びつくことで、ブログは世界の隅々までいきわたる

 しかし現実は厳しく、風俗営業等の餌食にされすべてのブログを反社会的なサイトに導入する道具にされてしまった。
こんなに理想と現実が乖離した機能は珍しい。

 ブログの主催者で、トラックバックを有効に利用できている人はいるのだろうか。もしいたらそのノウハウを教えてもらいたいものだ。


(追加)
 先日、このブログの読者から「Sponsored Link」と言うものが必ず貼られているがあれは何か、との質問を受けた。
私と「Sponsored Link」との間に何か金銭的な関係があるのかと言う質問である。
結論から言うと、まったく関係がない
ココログは私にただでブログ機能を使用させてくれているが、それではココログがなりたたない。そこで民放のテレビ局と同様にココログが、わたしのブログに「Sponsored Link」を貼り付け、その代わりスポンサーからスポンサー料を徴収している。

 もし私が有料でブログを開設すれば「Sponsored Link」はなくなるのだが、今のところ無料ブログに甘えている。

ブログやホームページ作成に関心のある方にお伺いします。この記事は参考になりましたか。

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(19.11.21)富士見が丘

 ここおゆみ野で富士山が見えると教えてくれたのは、四季の道を毎日二周している散歩おじさんである。
本当に見えます?疑ってしまった。
それというのも、この地に13年住んでいるが一度も富士山を見たことがなかったからである。

富士見が丘という場所がある。もっとも私がつけた名前だから余人は知らない」散歩おじさんは自信たっぷりだ。
富士見が丘ってどこですか?
K'S電気の前にある公園の、一番の高台が富士見が丘だ」秋の道公園のことらしい。

ただし富士山が望める日は一年でも数日しかないので、その条件は大変厳しい。雲が無く晴れ上がった西南の水平線上を眺めるとよい。大風や木枯らしなどで、大気の汚れが吹き飛ばされた寒い朝にだけ、おがむことができるのだ。

私は毎朝、気をつけて眺めているが、今秋、まだお目にかかっていない

 どうやら散歩おじさんは毎日富士山を見ることを楽しみにしているようだが、目的を達成していないらしい。

 実は私も富士山を見るのが大変好きなのだ。もちろんその秀麗な姿が美しいこともあるが、それよりも子供のころを思い出すからである。
私の故郷は武州三多摩だが、少し小高い場所に登ると丹沢山塊の背後に、冬、雪をかぶった富士山がいつも見えた

 冬になると、丘に登ってはチャンバラ遊びをするのが子供たちの日課だったが、東映映画に影響されて、さしずめ清水の次郎長黒駒の勝蔵の富士川の決戦みたいなものだった。
富士山が見ているから、卑怯なまねをするんじゃねいぞ」(これはボスの台詞)
へえ、おやぶん、がってんだ」(これが私の台詞)
そのときの記憶がよみがえる。

 本当におゆみ野から富士山が見えるなら見たいものだと思う。そのときは写真に撮って「おゆみ野の富士見が丘から見た富士山」としてブログに掲載しよう。
もしかしたら南貝塚公園からも見えるかもしれないので、いろいろな場所で取った写真を掲載するのも面白いかもしれない。

富士見が丘の場所の写真を掲載します。今日(20日)は曇り空で富士山は見えませんでした。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191120

 

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(19.11.20)有吉日枝神社に行ってみた

 このところ急に神社のことが気になりだした。例の六通神社社殿が台風9号の大風で倒れてきたイチョウの下敷きになり、さらに参道の杉の大木がすべて伐採されたからである。

もしかしたらおゆみ野にある神社は、六通神社と同じような状況にあるのではないかしら
早速、名前だけ知っていた有吉日枝(ひえ)神社に行くことにしたが、どこにあるのかさっぱり分からなかった。

 おゆみ野風土記によれば、有吉日枝神社は創建が不明なぐらい古く、また多くの神々が合祀されており、いかにも多神教の日本にふさわしい神社である。
私は扇田小学校の近くにあるとばかり思っていたので、その周辺で聞きまわったのだが誰も正確な場所をしらなかった。
うぅーん、神社の場所探しは難しい

 こおいうときは物知りに聞くに限る。毎日四季の道を2周散歩したり、この近辺を歩き回っている散歩おじさんに聞いてみた。
ヒヨシ神社がどこにあるか知っていますか
ヒヨシ神社? 山崎さん、それヒエ神社のことじゃないの
どうやら名前を間違えて覚えていたために、誰に聞いてもわからなかったらしい。

 散歩おじさんに聞いて、日枝神社有吉南貝塚公園の一角にあることがようやく分かった。
南貝塚公園の前は日ごろよく通っていたのに、知らなかったのは不覚だ。おゆみ野在住13年が泣く。

 早速出かけていったが、実に立派な神社なのにびっくりした。常駐の神主さんはいないと聞いていたが、それにしては境内は美しく清掃され、樹木はよく枝打ちされている。樹齢350年の神木が境内の真ん中にあり、まさに鎮守の森だ。
社殿は13年に改修されたそうで、屋根のカーブが美しい重厚なたたずまいだ。
おゆみ野にこんな立派な神社があったのか」感嘆の声を上げてしまった。

 この場所は昔、縄文時代人の住居があった場所で、貝塚が残されており隣接して貝塚公園になっている。標高は45mだそうだ。そおいえばおゆみ野の森にも貝塚があったので、この近辺の低地は当時は海だったことになる。

 しかし今回は本当にうれしくなってしまった。六通神社の惨状を見た後だけに、日枝神社の堂々としたたたずまいと、それを取り巻く鎮守の森の静かさは、「これこそ昔からの日本の原風景だ、トトロの森だ」とはしゃいでしまった。

 毎年正月になるとどこの神社に参拝するか悩んだが、灯台下暗しとはこのことだ。

 おゆみ野近在に住まわれている方で、まだ行ったことがない方には是非有吉日枝神社を訪問されることを進めたい。
また、貝塚公園から見えるおゆみ野の街の景色も実にいいものだ。

有吉日枝神社の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191119

上記のように、私は有吉日枝神社を始めて訪問したのですが、おゆみ野近在にお住まいの方で、この神社をどの程度ご存知か教えてください。

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(19.11.19)おゆみ野クリーン大作戦

 今日(18日)おゆみ野地区(泉谷中学校区)小中学校が参加して、いっせいに清掃活動が行われた。それぞれの小学校を基点としてその周辺の清掃を行うのだが、私はボランティアをしている小谷小学校クリーン作戦に参加した。

 参加人員は約100名程度だったが、小学生、中学生、学校の先生や役員、地区の責任者等が集まっていた。
たまたま当日はおゆみ野4丁目の年2回の合同清掃日にも当たっていたので、4丁目自治会の会長さんもお見えになり挨拶をされた。

 校長先生が「教頭先生が事前に見て回ったところ、あまりゴミは落ちていないようですが、天気も快晴で気持ちがよいので、楽しく散歩を楽しみながら清掃をいたしましょう」と挨拶されていた。

 実はこの日、私はいつものように早朝、四季の道の清掃に出かけた。
すっかり今日がクリーン大作戦の日だということを忘れていたが、知り合いのAさんから「今日はゴミ掃除をみんなでするのですよ」と聞かされ大作戦を思い出した。
まずい、ゴミを残しておかなければ
あわてて四季の道の清掃を止めて、近所の幹線道路に切り替えた。

 クリーン大作戦は年1回のイベントだが、こうしたイベントが行われ、多くの人が参加することは、とても大事なことだと思う。
拾う立場になってみると、捨てることの問題点がよくわかる。

 よくテレビの報道などで、参加者が「こんなにゴミを捨られていて、とてもひどいとおもいました」なんてコメントを述べているが、そうしたことを知るのが、このイベントの目的だろう。
しかし今回はコメントできるほどはゴミは多くなかった。

 教育効果という点からは、もう少しゴミがあったほうがよかったようで、来年からは大作戦の1週間前からは四季の道の清掃を止めておいたほうがよさそうだと悟った。

本日のクリーン大作戦の写真を掲載いたします。なお顔が明確に分かる写真は編集を加えてあります。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191118

「別件」
おゆみ野火遊び情報  NO3

 最近私は公園に近づくのが苦痛だ。行けば何がしかの問題点を発見してしまう。しかしB地区の育成委員をしているF姉さんはめげずに定期的に公園のチェックをしており、先日「六通むかい公園でも火遊びの跡があった」と教えてくれた。
 行ってみたが、テーブルの上で火遊びをした跡が残っていた。

 今日(18日)はクリーン大作戦こやつ公園に行ったが、ここのあずまやで火遊びがされていたらしく、緑公園緑地事務所の看板が立っていた。

 どうやら火遊びはおゆみ野地区のほとんどの公園にわたって行われており、必ずテーブルの上で火を燃やすのが特色となっている。

六通むかい公園とおゆみ野公園の火遊びの跡の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111802

 

 

 

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(19.11.18)防犯カメラが設置された

 千葉市内の小中学校にここ数ヶ月の間に、テスト的に防犯カメラが設置された。千葉市内の小中学校の数は180校程度だが、そのうち36箇所約2割の学校に設置されたという。
この効果が確認されれば、全小中学校に監視カメラが設置されることになるらしい。

 私は長い間、小中学校に防犯カメラが設置されないことに不思議に思っていた。と言うのも企業、わけても私が所属していた金融機関では防犯カメラの設置が義務づけられていたからである。
特にコンピュータセンターの場合は、いたるところ監視カメラという具合で、セコムの警備員が四六時中モニターを睨んでいた。
セキュリティーが企業の生命」で、もし問題が発覚すると役員が責任を取って辞めなければならなかった

 ところが小中学校の場合は、プライバシーの保護との兼ね合いで、長い間導入を見合わせていたらしい。
監視社会になるのではないか」そおした心配があったのだろう。
しかし実際問題として、監視カメラで監視されて困る人は、通常の生活をしている人ではない。

 子供たちを誘惑しようとしている人や、学校やその周りの器物を破壊したり放火しようとしている人たちで、「プライバシーの保護」とは実質的に「犯罪者のためのプライバシーの保護」になっていた。

 実際、扇田小学校の前においてあったプランターや街路灯が夜半次々に蹴飛ばされて壊されたり、有吉中学校の校門に教師を誹謗する落書きがされたり、また門の前で火遊びをされたことが過去にあったが、こうした行為は監視カメラが設置されていたら、未然に防げたはずである。

 今回の監視カメラの導入にあたって、学校から父兄宛に導入の趣旨を説明した文書が配布されたが、幸いに「プライバシーの保護」を理由に反対した人はほとんどいなかったようだ。
犯罪者のプライバシーを保護するより、子供たちの安全が大事だという認識が広まっていることは実に喜ばしい。
ようやく教育現場の認識と世の中の認識があってきた。

 さらに監視カメラの設置が、春の道公園そばら公園等の夜半のバンパイアのたまり場にも設置してほしいものである。
おゆみ野の夜の公園はほとんど無法地帯だが、その監視には監視カメラが一番だ。

 幸いにも監視カメラそのものの値段は急激に低下しており、記録装置を含めても20万以下で設置が可能になっている。
従来手間隙のかかった記録媒体の交換も、大容量記憶装置が開発されたおかげで不要になった。
さらに「監視カメラが設置されています」と書かれてあれば、犯罪がなくなるのは証明済みだ。

 昨今の街路灯やテーブル等の破壊で緑土木事務所緑公園緑地事務所は多大の出費を迫られているので、監視カメラの設置のほうがはるかに安上がりで効果的なはずだ。
緑区の中で、おゆみ野地区が際立って公共物の破壊が多いと言われてひさしいが、そおした評判も払拭できる。

 だから今回の小中学校への監視カメラの導入は、犯罪者保護からまじめに生きている人たちの保護に重点を移した措置としてこころから歓迎したいが、さらに無法地帯となっている公園等への導入を切に望みたい。

公園等の破壊行動が多く発生している場所への監視カメラの導入に対して、あなたの意見をおきかせください。

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(19.11.17)数学ができなくなった高校生へのアドバイス

 私のブログの読者に高校生が多いとはとても思われないのだが、高校生になってまったく数学が苦手となった人に対するアドバイスをしようと思う。あるいは子供に高校生がいて、すっかり数学に自信をなくしている場合に役立つアドバイスとして聞いてほしい。

 実は私が高校でまったく数学ができなくなった経験があり、高校の3年間を無為に過ごしてしまった。そこで、私と同じような境遇にある学生に少しでも役立てばと思ってこの記事を記載している。

 私の数学のプロフィールを言うと、中学時代は非常に数学がよくできたが、高校に入ってさっぱりになってしまった。最初の数学の試験で30点を取ったのが尾をひいて、高校の数学は5段階評価で1~2の評価だった。
数学なんて絶対に勉強しないぞ」すっかりあきらめた。
大学入試は数学のウエイトが低い学科を受けたのでどうにか入学できたのが実態である。

 その後30歳ごろから数学を復習し始め、断続的に数学の勉強をしてきて、現在は一種の趣味として数学の問題を解いている。
この間の経緯は失敗記数学者の巻」に記載してある。

 その結果、この年になって数学はどのように勉強すればいいのかがわかったが、本当は高校生のときに知っておかねばいけなっかたことだ。
だから「私と同じような立場の高校生のためにアドバイス」するのが私の役目のように思われたのである

 実は高校生になって数学ができなくなるのは必然なのだが、その理由は中学時代の数学レベルと高校時代の数学レベルに、一種の断層と言ってもいいくらいのレベル差があるからだ。
だから、数学の点数が30点になっても悲観することもなければ、自分の頭が悪くなったわけでもない。

 登山にたとえれば、いままでふもとをトレッキングしていたが、急に前に岸壁が現れてロッククライミングを余儀なくされたようなものだ。

 この認識が最も重要で「高校の数学は非常にタフなので、ようやく理解できれば上々で、理解できなくてもあたりまえなのだ」と悟れるか否かが最初の分かれ目になる。
特に中学時代に数学の成績がよかった場合、この認識にたどり着くことができない場合が多い。
私は頭が悪いので、数学が理解できないのだ」と思ってしまう。

 もう一度言うが「高校の数学を完全に理解できるのは一部の生徒であって、ほとんどの人が理解できない」これがまず真理の1である。

 次に大事なことは、そうならばどのようにして勉強するかであるが、100%記憶することだ。信じられないかも知れないが高校の数学は記憶学科である。間違っても論理を学んでいるなどと思わないことだ。

 数学の公理や定理から始まって、個々の問題の解法についても、ギリシャ時代の昔から、数学にすべての情熱をかけたような人が、一生をついやしようやくたどり着いた知識を集積したものだ。
考えても見てほしい。アルキメデスニュートンがその生涯をかけてようやく理解した問題を高校生が何もないところから論理を組み立てられるはずがない。

 ここは先人の知恵をただひたすらたどって記憶するしか手がないのだ。もう一度言う。数学は先人の業績を記憶する学問である。

 具体的には、アンチョコを購入し、ひたすら解法のパターンを記憶することだ。学校で1~2評価の生徒がアンチョコなしに教科書の問題を解けることは絶対にないのだから、アンチョコを利用してひたすら記憶するのが一番だ。
記憶するのには最低で3回できれば5回は帳面に書き写して記憶する必要がある。
英単語や世界史の地名を覚えるように、解法のパターンを覚えなければならない。

 こおすれば、高校の数学を「一応理解できた」レベルで卒業できる。少なくとも5段階評価が1~2のレベルの人が3~4なることは、まちがいない。

 数学はできなくて当たり前の学問なのだから、ただひたすら解法のパターンを記憶することだけが、この苦難を突破する唯一の方法である。
理解していただけたろうか。


この記事と関連する記事は以下のとおり
失敗記「数学者の巻」

このブログを見てくださっている方の年齢構成を教えてください。今後どのような記事を記載していくのが適切か、判断の材料にするためです。 

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(19.11.16)失敗記 その10

 なんともひどい状態になってきた。昔の話ではない。今の状態である。
このところ約束した場所と時間の取り違えが頻発している。あまりにちょくちょく起こるので対応策が必要になった。

日時と場所の取り違えの巻

 今日(15日)の話である。朗読会の準備としておゆみ野WALKERSのAさん、Bさんと9時に会う約束になっていた。場所は鎌取コミュニティーセンターである。

 私は何の躊躇もなく「おゆみ野公民館」で二人を待っていた。メールで何回も「鎌取コミュニティーセンター」と記載されているのを見ていたのに、自信満々「おゆみ野公民館」にいたのだ。
Aさんが気を利かして、「おゆみ野公民館」に電話してくれなかったら、そのまま居続けたに違いない。

 実は私は「鎌取コミュニティーセンター」を知らなかった。メールでこの名前を見たとたん、前回事前リハーサルを行った「おゆみ野公民館」だと思ってしまい、名前の相違はその段階で捨象されてしまった。

 信じられないかもしれないが「鎌取コミュニティーセンターおゆみ野公民館」と理解したのである。
名前が少し違ってるみたいだが、同じ場所にちがいない

 時間の間違いはあまりに頻繁なのでいやになる。先日千葉市から、落書き消去用のペンキを届けてもらったが、午後2時の約束を午前10時と取り違えた。これは私が清掃活動から帰宅して自由になる時間が午前10時なので、勝手に10時と思い込んでいたのである。
10時でないと家に帰っていないので10時だ

 ちはら台走友会の槍ヶ岳登山についても、1日、日にちを間違えていた。責任者のCさんが確認のTELをしてくれなかったら、完全に取り残されるところだった。
実は金曜日の夜出発する予定だったのだが、私の登山は金曜日の夜半に無理して出発したことがなかったので、のんびり土曜日の出発だと思っていたのだ。
平日に出発することなんかあるはずがない

 こおしてみるといずれも自分の思い込みで間違えているのだが、その思い込みは自分の生活パターンからきていることがわかる。
自分は「こうだから」ほかの人も「そうだろう」と思ってしまうようだ。
もちろん、相手の生活パターンがわかれば修正が効くのだが、そうでないと未来永劫間違ってしまいそうだ。

 私がパターンで、時間や場所を認識してしまうのには深い理由がある。実は私は大変記憶力が悪いので、行動をパターン化することで記憶を補うこととした。 一種の生活の知恵だ。
私の行動様式は○○だから、このような状況では、××の行動をしているはずだ。
これには一定の効果があるのだが、相手の行動様式を知らないと、自分の行動様式で判断してしまうと言う、決定的な弱点がある。

 今回は深く反省をした。といっても私の頭の構造は変わりそうもない。相変わらずパターンで認識してしまいそうだ。
仕方がないので、これは最終確認手段を持つことが一番だと悟った。

 いままで持つこともなく、操作することもできなかった携帯電話を購入し、それで私の頭の構造をカバーすることにした。
もともとの携帯電話購入のきっかけは、携帯電話でブログを見てもらうためのテストのつもりだったが、そんな悠長なことは言っていられない。

 誰もこないで一人ぼっちのときに、「しまった、またやったな」と思ったら携帯電話で「私、場所か時間を間違えてますか」と確認しよう。
最近、山崎さん、何かへんなんじゃない」そう言われてしまうのは致し方ないと覚悟をきめた。

50歳以上の方にお伺いします。あなたの場所と時間のとり違いの程度はどの程度でしょうか。

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(19.11.15)Dellのパソコンに満足している

 Dellのデスクトップ型パソコンを購入してからほぼ半月がたった。かみさんと私が使用しているがとても快調に動いてくれる。何しろ価格が7万円と国内の製品より5万円程度安い上に、パフォーマンスもいいのだから申し分がない。
これなら今後はDellにしよう」すっかり満足してしまった。

 ところが先日このブログで行ったDellパソコンの満足度調査では、意見が大きく分かれ、「よい」と言う人もいれば「悪い」と言う人もいてうまく傾向がつかめない。
 この理由はおそらく、使用する人のシステム対応能力にあるのではなかろうかと思っている。

 実際やってみるとわかるが、Dellパソコンはシステムに相当なれた人でないと購入すらなかなかうまくいかない。
購入するには、インターネットを利用して直接Dellに依頼するのだが、CPUメモリーディスクディスプレイ等をいくつかの組み合わせの中から自分で選択しなければならない。
いったい、何を選べばいいんだ」頭を抱えてしまう。マクドナルドのセットメニュー派にはつらい選択だ。

 ようやく注文が受け付けられて、しばらくすると中国で箱詰めされたパソコンが直接自宅に送られてくるのだが、次はセットアップにおおわらわだ。
私のように最も安い組み合わせのパソコンにすると、ディスプレイが韓国のサムスン製になるのだが、コネクターの場所がマニュアルと異なっていたり、追加のソフトのインストールを要請されたりして、まともに本体とディスプレイを繋げなかった。
これで一日頭を抱えていた経緯はすでに「Dellの電話対応」の中に記載してある。

 さらにこのパソコンにはOS以外のソフトは入っていないので、ウイルスバスターをはじめ必要なソフトをインストールしなければならない。当然メールを動かすためのメーラーの設定もいるから、これはどう見ても相当パソコンに慣れた人でないと対応が無理だ。

 幸い私はDellに電話で確認したりして、こうした作業を自力で対応したが、そうでない人は頭を抱えてしまい「Dellはなんにもしてくれない」と思うのに違いない。
だからDellは安く、コストパフォーマンスは最高だが、パソコン操作能力の低い人には「とんでもないパソコン」になってしまうのだと思う。

 だが最近、いたるところでDellのパソコンを見ることが多くなった。特に中小規模の企業はDellの導入に積極的なことは、私が現役時代の経験で知っている。価格は最低で、パフォーマンスは十分なのだから、あとは企業側に相応のシステムマンがいれば導入に支障がない。

 そして個人レベルでもシステムに自身のある人はDellの導入に積極的になってきたらしい。Dellシェアがじりじりとあがっていることがそれを示している。

 実際使用してみてるとDellの操作の快適度は目を見張る。OS以外は必要最低限のソフトしか入っていないので、システムに無駄がなく、画面は次々に変わってくれるのでまったく気持ちがいい。

 一方、私のメインのパソコンはシャープメビウスだが、使用しないソフトが目いっぱいあって、動作がDellに比較してやたら遅い
本当はいらないソフトは抹消したいのだが「このプログラムを抹消すると他に影響がでます」なんてメッセージが出て、怖くて抹消すらできない。
いったい、どうすりゃいいんだ」頭を抱えている。

 従来、NEC富士通をはじめ日本のメーカーはソフトを目いっぱい装備し、電源を入れたとたんに動くパソコンを提供してシェアの確保をしてきたが、その戦略は限界なのではなかろうか。
これじゃ、パソコンに慣れた人はDellを買ってしまうな

 半月に過ぎないがDellを使い、そのコストパフォーマンスのよさと、操作の快適性を経験して、しみじみそう思ってしまった。

本件と関連する記事は以下のとおり
・Dellの電話対応

パソコンの機種選定に関心のある方にお伺いします。この記事は参考になりましたか

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(19.11.14)晩秋の四季の道 その2

 このところ晴天が続いているので、清掃活動をしてても気持ちがいい。しかも朝日が真横から差し込んだ四季の道はことのほか美しい。数日前に雨模様の四季の道の写真を撮ったので、今度は朝日をあびた四季の道を撮っておくことにした。

 本当は一瞬のシャターチャンスを狙うのが、写真愛好家の常道だが、私は清掃活動を兼ねているのでのんびり一箇所で待っているわけには行かない。
いつものように足らないところは編集作業で補うことにした。

 前にも記したが、オーソドックスな写真の教科書では、編集作業を非常に嫌がっており、最初からトリミングなどしないで済む写真を撮るように薦めている。
いわば映画のCG(コンピュータグラフィック)と同じ扱いで、よく評論家が「この映画はCGを多用せず、一つ一つの場面を丁寧に現地でロケしていて好感がもてる」なんて褒めているが、本物の方が価値が高いと言うわけだ。

 しかし私は編集作業女性のお化粧と同じで、外に出て行くときのたしなみのようなものだと思っている。
この頃は男性もしっかり髪を整えたりしていて、昨日春の道公園で会った学生なんかは鏡の自分に見入っていて、私が学生の足元の清掃をしたのだが存在すら気づいていなかった。

 やはり写真は光があるほうが美しく取れるので、今回は「晩秋の四季の道その2として見ていただくことにしたい。
前回と異なり光線が十分だったので、明度をあげる必要はなく、かえって影を暗く強調しなければならなかったほどだ。

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111203

写真を気に入っていただけたでしょうか。あなたの評価を教えてください。

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(19.11.13)六通神社の杉の巨木が伐採された

 六通神社の杉の大木が伐採されたと教えてくれたのは、いつも四季の道で会うAさんである。
六通神社を散歩コースのひとつにしていたが、杉がなければ行っても仕方がないなあ

 六通神社社殿が台風9号の大風で、倒れてきたイチョウの木の下敷きになって屋根が大破したことは以前にブログに記載した。
その後、六通の氏子の間で「今後の対応をどうするか」検討していたことは知っていたが、参道に植えてあった樹齢3~4百年はたっていた杉の巨木をすべて伐採してしまった。

 最近、周りに住宅地が立ち並ぶようになって「大木が倒壊したら危険なので木を切ってほしい」という要望があったようで、今回のイチョウの木の倒壊で、一気に問題が顕在化したようだ。

 六通神社の由来は古く、江戸初期にここ六通新田を開発するときに同時にこの神社が建立されたと言う。おそらく同時期に参道に杉の木が植えられたはずだから、神木の運命も3~4百年だったことになる。

 実はこおした街中に取り残された神社の運命は風前の灯になっている。氏子と言ってもだんだんと村落共同体としてのきづなが薄くなり、年に何回か行われる草刈も、野焼きができなくなって搬送に苦労するようになった。

 しかも今回のように社殿が崩壊してしまうと、再建に巨額の費用がかかり,その費用分担について複雑な問題が発生することは容易に想像できる。

 おりしも市民ネットワークの「福谷章子の街づくり通信」Vol.50に六通神社の杉の木の伐採とよく状況が似た記事が掲載されていた。
タイトルは「土気城跡を地域文化財に」と言うもので「歴史的に由緒がどんなにある地でも、私有地である限り保全を続けていくことはなかなか難しいものです。そこで地域文化財として保護するとか、歴史的景観のすぐれた地域として指定するなど、千葉市の積極的な関与が求められます」と言う内容だった。

 六通神社は私有地と言うより氏子全体の共有地だと思われるが、やはり地域の文化財として守っていかない限り、神社そのものが消滅してしまうのではないかと、今回の杉の木の伐採をみてしみじみと感じてしまった。

六通神社の伐採された後の写真です
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191112

これは伐採前の9月に私が撮った写真です
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19919

本件に関連する記事は以下のとおり
六通神社が壊れていた

「別件」
おゆみ野火遊び情報  NO2

 春の道公園で先週の夜半、運動場の中央のテーブル上で火遊びをした跡がありました。この件については緑公園事務所から警察に捜査願いが出されています(8日)。
またBさんの話だと、「夜半宴会が行われていたらしく、ゴミが散乱していた」とのことですが、私が本日(12日)確認したときには、清掃が済んでいました。
緑公園事務所の話では、おゆみ野地区の公共物に対する破損や放火が際立って多いのだそうです。

火遊びをし、テーブルを焦がした写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111202

 

 

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(19.11.12)大学の同窓会に出席した

 大学のクラスの同窓会が行われた。と言っても集まったのは6名である。私が大学を卒業したのは約40年ほど前だが、そのときのクラスの人数は約30名だった。

 私と同世代の人はよく知っているが、当時は学生運動がもっとも高揚した時期にあたり、私の所属した大学もその渦中に巻き込まれた。そのためクラスのメンバーも二分、三分し互いにののしりあったりしたものだから、立場の異なるクラスメイトとはまったく音信不通になっている。

 だから今回集まった6名は当時から仲がよく、安手の食堂で互いに議論したり肩を組んで歌を歌った仲である。
このメンバーの同窓会は7年ほど前にも実施したが、その後全員無事に還暦を迎えられたのは喜ばしい。

 私のように頭が半分禿げ上がったり、A君のように白髪になったりしてしてはいるが、概して体形の崩れはなく当時の面影をそのまま残している。身体もほぼ健康と言えそうだ。

 今回の同期会は上野不忍池のそばのフランス料理店コーダリーでおおなわれたが、食事の前に全員で三菱財閥の旧岩崎邸を見学した。
旧岩崎邸は5年ほど前から一般公開されるようになったが、戦後GHQに接収されたり、返還後も最高裁判所司法研修所として使用されたりしたため建物の痛みが激しい。
今も外観を中心に修復作業が行われていたが、内部も残念ながら当初の美しさからは程遠い状態だった。

 特に襖絵は明治時代の大家が描いたはずだが、ほとんど跡形がないほど色あせており、ボランティアの案内人の説明によると「風雨にさらされていた時期もあった」のだそうだ。
この屋敷がたどった数奇な運命がしのばれる。

 コーダリーでの昼食をしながら、互いに近況報告をしあった。6名中2名が引退生活をしており、4名が現役だったが、やはり引退後の生活方法が話題の中心になった。
海外旅行の計画や、農園での農作業や料理教室に通うこと等話に花が咲いたが、B君が「海外旅行は若いうちにするのが一番で、引退後は肉体の衰えや精神力の衰えがあり、なかなかできるものではない」と言うのが最も実感がこもっていた。

 C君は「自分は仕事中心で生活してきて、地域に溶け込む方法がわからない」と言っていた。
私は「清掃活動をすればすぐに溶け込める」と言おうとしたが、何の前提もなしにそのように行っても理解されないと思い「私のブログをみてほしい」と言うにとどめた。

 私の場合はありがたいことに、完全に地域に溶け込んでいる。清掃仲間里山仲間マラソン仲間ブログ仲間小学校の先生やお母さん方等、街を歩けば必ず知り合いにあって、井戸端会議になるのは主婦と同じだ。
引退後の生活としては大変恵まれた環境だと、食事をしながらしみじみと思った。


 旧岩崎邸の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191111

 

 


 

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(19.11.11)千葉市科学館に行ってみた

 千葉市科学館に行ってみた。科学館が10月20日にオープンしたことは、四季の道で会うAさんから聞いていた。
Aさんは科学館でボランティアの案内人をしており、Aさんから「是非、科学館にきてほしい」と誘われたからである。

 開館当初は混雑が予想されたので行くのを躊躇していたが、今日(10日)は雨で清掃活動やマラソンもできそうもなかったので千葉市科学館に行くことにした。
千葉県庁の近くに建設された10階建ての立派な建物である。その7階にプラネタリウム、8階から10階までが科学館になっていた。

 ありがたいことに60歳以上は無料で、入場料(科学館500円、プラネタリウム500円、合計1000円)は払わなくてすむ。
鶴岡市長の福祉政策に感謝したが、60歳以上を無料にする理由がすぐにわかった。

 来ている人の中にほとんど老人はおらず、もっぱらお母さんと子供の組み合わせか、次は土曜日のせいかお父さんと子供の組みあわせだった。
なぜ年配者が来ないかは「いまさら科学なんて」という気持ちもあろうが、それ以上に疲れることにあるようだ

 8階はワンダータウンといって、視覚に対する反応を体験させてもらえるが、私のような年配者は老眼で、耳が遠くなり、反応なんて当の昔に忘れているので、何をやってもさっぱりだ。

 目は疲れてしょぼしょぼになり、音など何も聞こえず、動体視力などまったくないので何も見えない。
これは、目も耳も反射速度もいい、子供の遊び場だ」納得した。

 唯一私が興味を持ったのは、9階のテクノタウンに展示されていた過去の電化製品のコーナーで、昔のテレビやビデオデッキを見て「ああ、こんなものがあったなあ」なんて懐古趣味にふけったが、これでは「三丁目の夕日」の世界だ。

 科学館は私にとって疲労以外の何者でもなかったが、一方プラネタリウムは最高だった。最新鋭の設備を誇っており、ゆったりしたリクライミングの椅子に腰掛け、夜空をみていたら瞬く間に眠ってしまった。
習慣とは恐ろしい。夜になったのでいつものように寝てしまったのだ。

 プラネタリウムの上映時間は45分程度で、夕方から明け方までの12時間あまりの星空を見せてくれる。千葉市の夜空には天の川は見えないが、プラネタリウムの夜空には美しい天の川がはっきりと見える。
さすがに後半は目を覚まして、カシオペアがどうのこうのと見入っていたが、すぐに朝になってしまった。

 正直言って科学館は子供向けであり、シルバーといわれる人にとっては疲労がかさなるだけだが、一方プラネタリウムはシルバー向きだ。夜空を見ながらゆっくり眠ることができる。
プラネタリウムだけでも見学に行かないと鶴岡市長の福祉政策が泣いてしまいそうだ。

千葉市科学館の映像です
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191110

科学館とプラネタリウムに行かれた方の感想をお伺いします。

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(19.11.10)里山整備第14回合同作業報告

 先日(7日)、第14回目の里山整備の合同作業が実施された。参加人員は合計で9名だが、正式メンバーは6名、その他に非正式メンバー1名と、植物観察の専門家2名の参加を得た。

 この日は二人の植物観察の専門家の指導の下に植物観察を実施し、作業は行わなかった。
会長の I さんは以下のようにこの日の植物観察の感想を述べている。

自分達の森をゆっくりと観察出来たのは、活動開始以来始めての事だった。似たような樹木でも違う種類だったり、あの森では数少ない部類の木があったりと発見の連続。
日照条件の良い赤松林では多くの野草があり、次から次へと名前を聞かされて戸惑ったりと、楽しい時間を過ごした


 正直言って私の場合は、どの野草を見てもほとんど同じように見えるので、とても名前を覚えることはできなかったが、木の種類については少しずつ覚えられるようになった。
草より木のほうがなじみがある。

 里山については、不法投棄されたゴミの除去は概ね終わり、下草刈りも終わって、危険箇所には柵の設置もできたので一応の整備は済んだといえる。

 今後は調節池が野鳥にとって棲みよい環境なのか観察したり又、
背高泡立ち草が繁茂している草原のビオトープ化の整備
について検討を加える時期になってきた。

 野鳥の棲息状況については大草や千城台西調整池での野鳥観察を長年されている方に観察して頂き、意見を聞く機会を設ける事になった

 いづれにしても新たな段階になってきたので、メンバー全員で今後の整備方針について話し合いを実施することにしている。

晩秋の森と植物調査の写真を掲載します

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1911902

 

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(19.11.9)ブログがアタックされた

 とても不思議な気がしている。私が主催している「おゆみ野四季の道」のブログがハッカーからアタックされたのだ。
このブログは非常にローカルなブログであり、主としておゆみ野周辺の出来事を扱っているのだが、時として新聞報道等への論評も記載している。

 アタックされたのは「白神山地のブナから電話があった」(19.11.4)で、記事の内容は毎日新聞の「ツル植物220本切断](19.11.2)という新聞記事に論評を加えたものだ。

 アタックは11月6日の午後11時ごろからの約10分間で、その間17件の不審な生ログが残っている。このうち「白神山地のブナから電話があった」に対するアタックは6件だったが、このあとこの記事がトップページから消えてしまった

 最初私は私のパソコンハッカーハックされたと思ったが、その可能性はないことが分かった。
ブログそのものはココログのサーバに保存されており、私のパソコンの中にあるわけではない。
私のパソコンからはそれをすべてコントロールできるが、ハックされていればわざわざブログにアタックなどしなくとも、私に成り代わって何でもできるはずだ。

 私の管理者画面はまったく問題がなかったので、これはどう考えてもココログのサーバに対する攻撃である。

 気がついたのは翌日で、その場ですぐにコントロール画面から再登録をしてみたが、何回やってもトップページに反映されなかった。
なんだ、どうして反映されないんだ」頭を抱えてしまった。

 仕方がないので一旦トップページから抹消し、別の記事として登録をしたら元に復帰した。
ただしこの方法だと、11月4日の記事が作業をした11月7日の記事になってしまい、順序が逆転したりして、元の状態に戻すのに四苦八苦してしまった。それでも完全には順位は戻っていない

 しかもこのアタックの余波はまだ続いており、今のところ投票の画面をトップページに反映できない。作成の確認画面ではできるのに、それをトップページに反映できないのだ。
うぅーんなんでそうなるのだろう」原因がわからない。

 そんな訳で、ここしばらく投票はできそうもない。ココログ投票のQ $ などを懸命に見ているが、今のところ進展はない

(注) 昨日(9日)いろいろと操作をしていたが、うまくいかなかった。ところが朝起きてみると投票ができるようになっている。なぜ1日たつとできるのかますます原因がわからなくなった。

 アタックなど大変迷惑な話だが、たった一つのメリットはこのような問題が発生すると、解決しようとして懸命にシステムの勉強をすることだ。
やはり「必要は発明の母」で、このようなトラブル対応を繰り返すうち、ブロガーとして一人前になっていくのだろう。

 ここは試練と思って懸命に対応策を考えるしか手はなさそうだ。

「別件」
 最近、四季の道周辺で火遊びが絶えないことは何回もブログに記載してきました。本日も扇田小学校からおゆみ野駅に向かう途中にある「そばら公園」で、トイレットペーパーをベンチの上で燃やして遊んだ跡を見つけました。

 今現在は「火遊び」の領域ですが、木枯らしがふき始めると火の粉が飛び火して火事になる危険性は非常に高いと思います。
おゆみ野クリーンクラブ」としては、今後「火遊びの跡」を見つけたら「火遊び情報」として、このブログに掲載し、注意を喚起することにします。

 なお「火遊び」は夜半集団で行っている可能性が高いのですが、そおした現場を発見した方は、警察に110番して連絡してくださるよう、お願いいたします。

 下記に現場の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19119

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(19.11.8)ALWAYS 続・三丁目の夕日に感動した

 すばらしい映画だと思う。なにしろ最初の出だしから驚かされる。ゴジラが東京タワーの一帯の街を破壊している場面から始まるのだが、そのリアルさは今まで見たこともない迫力だ。

 この映画の時代背景は昭和30年代であり、ここに出てくる少年達と私は時代が重なっている。自分の昔を見ているようだ。CGコンピュータ・グラフィックス)の銀座日本橋羽田空港当時の新幹線は私が少年時代をすごした日本であり、少しもCGらしさがないのがいい。

 今までCGいえばハリウッドが製作するスターウォーズロード オブ ザ リングが最高峰だと思っていたが、この続・三丁目の夕日はそれに匹敵するできばえだ。
ただしハリウッドはもっぱら未来志向だが、日本では30年代の過去思考であるところが面白い。この技術を使用すれば過去のどの時代でもCGで再現できるのだから、日本映画も確実に再生軌道に乗ったと判断できそうだ。

 隣りに私より10歳程度年配のご夫婦が座っていたが、自分が見知っていた場所が出てくるたびに、「おお」「ああ」「そうだ」と感嘆の声を上げていた。

 物語はもともと西岸(さいがん)良平氏の漫画が素材なのだから、人物がデフォルメされているのは致し方ない。一言で言って漫画チックだ。鈴木オートの社長小説家茶川の大げさなしぐさを、私のかみさんは「うるさすぎていやだ」と言うが、私は気にならない。

 それよりも茶川と一緒に住んでいる淳之介の子役が出色のできばえだ。給食費を米代に立て替えたため、学校で給食を食べれないのだが、昔の自分を思い出して泣いてしまった。
また、薬師丸ひろ子が実にいい鈴木オートの母親役をやっている。昔「セーラー服と機関銃」で一世を風靡したが、その後の低迷が長かった。好きな女優なのでその復活は実にうれしい。

 物語は貧しい茶川が一念発起して、淳之介との暮らしを守るために芥川賞を目指すのだが、当時の芥川賞は今でいえばノーベル賞を受賞する位の位置づけだったことを思い出した。
また映画館の場面で、石原裕次郎のドラムに合わせ、観客が踊っていたが、当時の映画館の熱気が記憶からよみがえった。

 ところが、毎日新聞の映画評論を見ると、CGは出色のできばえだが、一方物語は「素朴な挿話で笑いと涙を誘うはずが、こちらはどこか薄味」で「茶川の言動は、夢を追う純朴な青年の枠を超え、もはやこっけい。ヒロミとの恋も、しんみりできなかった」(19.11.2)という。

 私はハンカチで目を多い、思わず嗚咽しそうになるのを懸命にこらえていて、しんみりを通り越していたのだが、この評論家の映画評との隔たりに戸惑う。

 これは評論など無視して、自分で一度見られることを進める。私はこの「三丁目の夕日」シリーズは「男はつらいよ」にならぶ日本映画の最高傑作になると思っているが、見られた方の感想を聞きたいものだ。


この映画を見られた方の感想をお聞かせください

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(19.11.7)ちはら台unimoに行って見た

 ちはら台unimo(ユニモ)に始めて行ってみた。この9月にオープンしたことは知っていたがショッピングセンターは蘇我にもあるし、買い物は鎌取のジャスコで十分間に合っていたので行く機会がなかった。

 ところが先日四季の道で良く会うSさんから耳寄りの話を聞いた。
山崎さん、unimoにはCINEMAXと言う映画館があって、60歳以上は1000円で映画が見れるんですよ。それにこのあたりの本屋の2倍以上はある書店があって、ほとんどの本が手に入りますよ

 実は私のおゆみ野生活での悩みは映画館と本屋だった。映画を見るためには千葉まで行かなくてはならないし、退職者だからJRの定期券は持っていない。せっかく60歳以上1000円で映画が見られるのに、往復で400円程度かかるので、シルバーパスのご利益も今ひとつだ。

 もう一つの悩みは規模の大きな本屋がないことで、最近ではもっぱらインターネットを使用してアマゾンで購入していたが、やはりなんといっても本屋で手で触れて本を探す楽しみは捨てがたい。

 Sさんの話を聞いて早速行って見た。たまたま映画では「ALWAYS続・3丁目の夕日」をやっていたし、本屋も見てみたかった。
映画館には心底びっくりした。シネマコンプレックスと言うだけあって劇場が10もあり、座席の規模も100人程度から400人程度と大小さまざまだ。

 最近のシネマコンプレックスは概して規模が小さいと思っていたので、今回ALWAYSを見た劇場の椅子の数が約400だったのには圧倒された。
しかも信じられないことに平日の2時だというのに3分の1程度の客が入っている。

 千葉ではこの時間帯に行くと、10名前後の観客しか入っていないことことが多い。ALWAYSが評判の映画だと言うこともあるが、それにしても良く入っている。近隣から自動車でやってくるのだろが、集客力は以外に大きいらしい。

 ACADEMIAと言う本屋も満足のいく規模と品揃えをしていた。ようやくこれで東京の丸善や紀伊国屋まで足を運ばなくて済みそうだ。
本屋はやはり規模だから、ACADEMIA程度の規模がないと好きな本が手に入らない。

 それにしてもunimoのおかげで文化不毛都市などと陰口をたたかれていた悩みが解決したのは本当にうれしい。
最新の映画を最高の環境で見ることができるし、立派な本屋もありますよ」自慢したくなった。

unimoの現況が分かる写真を掲載します。

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1911

 


 

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(19.11.6)もう少しで四季の道の歌ができあがる

 先日(1日)、我が家にちはら台の歌姫と、松戸の絶対音感「ともすけ」さんが集まった。私が作詞をした「四季の道の歌」の歌合せのためだ。

ともすけ」さんはピアノでもギターでも何でもござれで、作曲もし歌うこともできるが「あまり声に自信がない」というので、ちはら台の歌姫に歌ってもらうことにした。

 ちはら台の歌姫は合唱団にも入っており、日夜訓練しているだけあってとても美しい声をしている。早速二人で二部合唱になるように曲を編曲したり、あれやこれやをやっている。私のように音楽の才能のないものから見るとまさに脅威の光景だ。

 作詞についてはいくつかの注文が出された。この曲はママと子供の物語なのだが、パパで出てこないのはさびしいと言うのだ。何とか家族の歌にできないかいうのが一つ。

 もう一つは、4番で、当初ママがおばあちゃんになって天国に行くというイメージだったのだが、これでは歌としてさびしすぎるし、第一、孫ができたからといっておばーちゃんイメージはひどすぎるというのだ。
今の50歳台の女性は若いのよ
再考することになった。

1番

春の道を 覚えていますか
あなたの ちっちゃな瞳に さくらの花が写ってた
両手を広げ 花びらを集め ママの手のひらに のせてくれたね
あなたが 初めて歩いた日の 思い出です

2番

夏の道を 覚えていますか
あなたの 澄んだ瞳に ケヤキのこずえが写ってた
キャッチボールを パパとしながら ママも投げてと 言ってくれたね
あなたの 少年時代の 思い出です

3番

秋の道を 覚えていますか
あなたの きらめく瞳に 愛する人が写ってた
肩を寄せて 歩く二人に ママはちょっとだけ ヤキモチ顔
あなたの 若き旅立ちの 思い出です

4番


冬の道を みんなで歩こう
あなたの 強い瞳に いとしい坊やが写ってる
北風ふいて こなゆき舞って ママは毛糸の クマちゃんだけど
あなたの 家族のぬくもりが 伝わるのです

あなたの 家族のぬくもりが 伝わるのです


 
どうだろうか。15日にもう一度歌合せをする予定なので、この歌詞に対し修正意見等があれば、私のできる範囲内で対応を検討します。

 

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(19.11.5)成田POPラン 奮闘記

 昨日(4日)3年ぶりに成田POPラン マラソンハーフ)に出場した。成田POPは我が家から近いことのあって過去何回も出場しているが、今回コースが大幅に変更されていたのにはびっくりした。

 従来は最初の5km最後の5kmは駅前から伸びている片道2車線の大通りを走ったのだが、今回は最初の5kmだけで、最後の5kmは住宅団地の中の遊歩道を走る設定になっていた。

また5km過ぎからは、田園風景が広がる農道を走るのだが、従来のようなすっきりとした道ではなく、何回も方向転換させられたので、どっちに向かって走っているのかさっぱり分からなかった。
どうもマラソンで長時間道路を占有することに対し、クレームがついたとしか判断のしようがないコース設定だ。

 天候は快晴で、気温は20度前後の絶好のコンディッションだったが、私のパホーマンスは最悪だった。最初の5kmは下り坂が続いているのに亀のような足取りだ。
どおしてこんなに遅いのだろう
何度も首をひねってしまった。過去の最高記録など望むべくもないが、それにしても遅いのだ。
5kmを26分から27分もかかって走っている。昔だったらジョギングのスピードだ。

 女性ランナーに次々に抜かされ、それでもスピードを上げることができない。かつては女性のトップクラスのランナーとデッドヒートを演じていたが、今では中堅どころの女性ランナーに置いていかれる。
女性にだけは負けたくない」そお思って努力していた昔が懐かしい。

 ゴールタイムは1時間54分だった。
これが実力か」思わず天を仰いでしまった。
それにしてもスピードの低下ははなはだしい。今年の春には浦安で1時間46分で走っていたのだから、そこからでも8分も遅い。

 だがしかし、これでも懸命に走ったのだ。坐骨神経痛をかかえながら「奮闘努力」したのだが「かいもない」のは寅ちゃんと同じだ。
すっかり疲れてしまって、芝生で30分ほど寝込んでしまった。

 私の成績は最悪だったが、成田POPランそのものは、概して気に入っている。ハーフ、10km、3kmを含めても全体で3000名程度のこじんまりとした大会で、陸上競技場を飛び出すと、(私を除けば)すぐにトップスピードで走れる。

 運営には近くの中学生や小学生も参加していて、荷物預り所では子供たちがてきぱきと競争しながら対応してくれる。
コースはやたらと曲がることを除けば、田園風景やよく整備された住宅地が美しいし、公園の多さには圧倒される。

好きな大会の一つだ

本日の大会の雰囲気が分かる写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/Pop19114

成田POPランに今後出場をしたいと思っているか、マラソンレースに初挑戦しようとしている方にうかがいます。この情報は役にたったでしょうか。

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(19.11.2)F姉さんが怒っている

 F姉さんが怒っている。例の四季の道に面した春の道公園(ジャスコ方面から来ると、有吉中学校と扇田小学校の中間あたりにある)荒廃についてである。主として問題があるのは、住宅に面した遊戯のある場所ではなく、その奥にある運動場と高台にある展望台に集中している。

 特に運動場は住宅やアパートから見えにくい場所にあるため、夜半バンパイアが集団で集まり、ベンチを囲んで酒盛りをしている。勿論後片付けはしないから朝この場所を見ると、花見の跡みたいだ。

 この場所の問題点については過去何回もブログで記載してきたが、はかばかしい改善は見られない。
夏場は花火の残骸に悩まされたが、これからは火遊びをした後処理に悩まされそうだ。

 ここに集まるバンパイアは周りの街路灯をすべて壊してしまったために、今度は運動場のベンチや椅子を壊したり焼いてしまおうとしているらしい
椅子やテーブルにはその上で火遊びをした跡が絶えない。
トイレの横にある自動販売機は過去2回にわたって壊されている。タダで飲み物を調達しようとしたらしい。

 私はこおした現状を清掃活動の都度見ており、「この場所の夜はハーレムや歌舞伎町と同じだ」と思っているのだが、F姉さんの様に、訪問する機会の少ない人はショックのようだ。
以下のような怒りのメールを送ってくれたので、一部抜粋して掲載する。

「30日に、久しぶりに春の道公園に行ってみたところ、とても酷い状態に驚いています。A地区の学区でしたので、あまり訪れることもなかったのです。

「どうして、あそこまでほっておくことができるのでしょうか?」
という問いかけを、その夜に友人であるA地区の育成会長にメールしました。写真を添付しましたので、ここまでの状態になっているとはご存知なかったようです。

落書き、火遊び、トイレにある手洗い場の水がだしっぱなし、ゴミ、放置自転車・・・

どれをとっても、気がつかないという環境を作り出しているところに、今のA地区の子供たちの荒れを感じます。
これは以前の酷い状態のB地区の再現です

細い糸(A地区の子供に関わる人達)がバラバラの方向を向いている状態で、これが太い糸(協力し合う状態)にならない限り、不安定な子供たちは安心ができません。
B地区は一人一人ができることを考えて、本気で立ち上がり協力した結果が、いい方向に向いたのです

とにかくA地区に関するみなさんが、この場所をしっかり見ていただき、『公園のこのような状態を見過ごしている大人として、また子供とのかかわりについて』どうすればいいか考えていただこうと思っています。

ですから、しばらくここは山崎さんの手を休めて、A地区の方に任せてはいかがですか。
早速、育成会長が現場を見に行く等動きだしていますので」

亀ゴン、F姉さんから春の道公園の運動場の清掃活動は、A地区の人に任せたほうがいいのでないかとのメールをもらったのだが、どうしようか
そうですね、ここは先生とカモシカ姉さんが悪戦苦闘して清掃をしていた場所ですが、改善がほとんど見られないのですから、基本問題を解決しなければ駄目だと言うことでしょう

火遊びの跡や、宴会の跡をみるとどうしても片付けたくなってしまうのだが
ここはF姉さんの言うとおり、A地区の人たちに実態をありのままに把握してもらうためには、先生やカモシカ姉さんが手を休めるのがいいと思います

亀ゴンがそお言うのならそおすることにするか

春の道公園の運動場の現状の写真です

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1910302

この記事と関連のある記事は以下の通りです

やはり言って置こう

おゆみ野近在にお住まいの方で、春の道公園(特に運動場)の荒廃についてどの程度ご存知か教えてください。

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(19.11.3)晩秋の四季の道

 晩秋の四季の道の写真を残しておきたかったので、清掃活動と兼ねて写真を撮ってきた。あいにくと雨模様であり、紅葉が朝日にきらめくような写真は取れなかったのは残念だ。
写真は朝日や夕日のような横光線の時が一番美しく取れる。雨模様では暗くどんよりとした写真になってしまうが、いつものように編集作業でカバーすることにした。

 今回も使用したソフトはPicasaだけである。暗くどんよりとした写真を、明度をあげ明るくし、思いっきり彩度をあげて華やかにした。
ピントも弱かったのでシャープネスをいれて鮮明な写真にして、最後は切り取りをして完成だ。これでどうにか見れる写真になった。

 撮ってみて再確認したが、やはり芸術性豊かな写真は、太陽光線がないと無理らしい。どおしても画面が平板になってしまう。このような時は芸術性うんぬんよりも、19年の晩秋の「四季の道」の記録と割り切ってしまうのがよさそうだ。

 今はともかく何年かたった後で、「当時の四季の道はこんな状態だったんだ」なんて振り返る資料にはなれるだろう。

 なお写真は私の住んでいる夏の道をスタートして、秋の道、冬の道、春の道、そして最後に再び夏の道の写真になっています。

 スライドショウで見ていただければ幸いです。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19113

 なお、前にも記載しましたがPicasaの編集処理に興味をお持ちの方があれば、ボランティアでお教えいたします。ただし自転車でいける範囲に限らしてください。

 

 

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(19.11.1)dellの電話対応

 Dellの電話対応の良さに驚いている。電話対応と言えばまずつながらないのが普通だと思っていたので、サポートのよさが際立って見える。すぐつながりしかも問題が解決するまでサポートしてくれるのだ。

 実は先日かみさんのパソコンが壊れた。10年程度使用したNECのパソコンだが、ディスプレイの画面が急に小さくなった。テレビが古くなるとやはり画面が小さくなって最後は見えなくなるが、それとそっくりだ。

 OS98だし、ディスプレイだけ替えても仕方ないので新しくパソコンを購入することにしたが、今回初めてDellにした。
Dellは世界で2位のシェアを持っており、国内でもNEC、富士通に次いで3位だが、なにしろ価格が安い
直販注文生産するからだと言われているが、信じられないような安さだ。

 今回購入したパソコンは7万円だが、国産品だと少なくとも12万から13万はする。ただし搭載されたソフトは、OS以外何も入っていない
一方国産品だとOffice以外に、金輪際絶対に使用しないソフトが山のように入っている。

 しかし最近は無料で信頼できるソフトがGoogle等でいくらでも入手できるので、かえって何も入っていないDellで十分だと判断した
考えてみればかみさんはメールインターネット以外はパソコンを使用しない。

 だがしかし、今回もセットアップにおおわらわになってしまった。ようやく回線を繋いで立ち上げたが、なぜかOSが読み込めずそこから前には進まない。一日あれこれやって疲れてしまった。
正直言うが、私はシステムマンとしてのセンスが良くない。息子などを見ているとマニュアルなんかまったく見ずに簡単にセットアップぐらいやるのに、こちらはマニュアルと首っ引きでも失敗の連続だ。

 翌日は自分の能力に見切りをつけて、おそるおそるDellのサポートセンターに電話した。国内のパソコンメーカー等のやり取りでは、まず回線が詰まっているのが普通なのに、実にあっさりと担当者とつながる。
あれこれ説明して、結局出荷時の設定に戻すことになり、30分程度かけてその状態に戻せた。

 その間、相手の担当者は親切で、まったくいやなそぶりを見せないのだ。感動してしまった。
たすかった。これで動かすことができる

 しかしこれで終わらなかったのが情けない。やれうれしやと管理者のIDパスワードを設定してWindowsを立ち上げようとしたら、パスワード相違で立ち上がらない。「え、どうして、なぜ」パニくってしまった。

 ふたたびDellのサポートセンターに電話して、今度は1時間程度かけて再セットアップをすることになったが、相変わらず親切だ。途中で電話が切れてしまったが、再度電話に出た相手は違う人なのに、パソコンにサポート履歴が残っているようで、スムーズに話が進む。

これはすごい。サポートセンターに電話すれば何でも解決してしまう
再び感動した。価格は最低で、品質は遜色なさそうだ。サポートも万全だからこれでは国内のパソコンメーカーはDellにかなわないのではなかろうか。

 実際Dellのシェアはじりじりあがっているようだ。NECも富士通も高価格のパソコンを販売しているが、Dellのパソコンで十分だと消費者が気付けば、その時は劇的にDellのシェアがあがるだろう。そんな予感がする。

Dellを使用している方からのコメントを求めます。

Dellを実際に使用している方の評価をお聞かせください。

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