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(19.11.25)朗読会への招待

 朗読会の日時が迫ってきた。朗読会の主催をしてくれるおゆみ野WALKERSソフィーさんから「山崎さんのブログの読者にも声をかけてください」と言われたし、実際自分でもそのようにしなければいけないと思っていた。

 ただ正直に言うと、自分のことでもあり、なんとも気恥ずかしさが伴う。
もし、とちったりしたらどうしょう。その時は人が少ないほうがいいのではないか」なんて気持ちに襲われるが、ことここにいたって怯むわけにはいかない。このブログの読者にお願いすることにしよう。
是非参加をしてください。

(日程は以下のとおりです)

日時  11月27日(火)  午前10時~12時

場所  おゆみ野公民館の多目的室
(扇田小学校の近くです。なお多目的室は二階の奥にあります。自動車の駐車場はありますが、いつもいっぱいになっていますので、近所の方は自転車か徒歩にしてください)

朗読の本  磯笛(乙川優三郎著 「むこうだんばら亭」のなかの一編)


 磯笛についての事前知識は以下のとおりです

1.著者 乙川優三郎(おとかわ ゆうざぶろう)
・昭和28年生まれ  現在54歳
・2002年に「生きる」で直木賞受賞、他にも山本周五郎賞やオール読み物新人賞等多数の賞を受賞している

2.本の題名 むこうだんばら亭
・銚子のいなさ屋の孝助を取り巻く人々の話を、8編の短編小説としてまとめたもの。「磯笛」はその中の1編で、外川(とかわ)という漁村に住む島蔵という年老いた漁師の話。なお、むこうだんばら亭とはいなさ屋の別名。

3.時代背景 
・江戸時代の末期
と思われる。

4.舞台
・銚子 当時はこの周辺の大きな漁港は外川川口だった。外川は銚子電鉄の終点の駅。HNKの朝の連続小説「澪つくし」の舞台ともなっている。川口は利根川の河口の漁港。

松岸 銚子より利根川をややさかのぼったところにある。ここに江戸時代遊郭があり、島蔵に雇われる「なお」という女性が遊女をしていた。

5.銚子の海の特徴

・犬吠崎の沖合いで親潮と黒潮がぶつかり、格好の漁場となっている。ここはイワシ漁が最も盛んで、銚子はイワシ網漁で潤っていたが、主人公の島蔵は「いわし網漁」でなく、確実な「タイ漁」で生計を立てている。

・一方ここは非常に危険な海でもあり、台風の余波と思われる大波が突如として襲ってくる。これを鹿波(しかなみ)といって漁師は非常に恐れていた。

川口には千人塚という漁師の遭難碑があるが、非常に多数の漁師がこの海で命を落としている。千人塚はその供養塔。

6.遭難のパターン

 ・鹿波は南東(やませ)方向から来るので、舟は北に流される。地理的には南から外川、犬吠崎、川口の順に並んでおり、犬吠沖で漁をしていて鹿波に襲われると、北の川口に逃げる以外方法はない。
しかし、川口は利根川の河口であり、利根川の水と海の水がせめぎあってだんばら波という、漁師にとって侮れない波が立っている。

 したがって鹿波に襲われると、背後は鹿波、前方はだんばら波にはさまれて、当時の舟は簡単に転覆し遭難した

7.難しい言葉

万祝(まいわい) 大漁の記念に作る長半纏(ながばんてん)。よく映画では海賊の親分が着ている。

猪牙舟(ちょきぶね) 猪の牙のように先がとがった3人乗りの帆のない手漕ぎの舟。これで島蔵はタイ漁をしている。前をミヨシ、真ん中を胴、後ろをトモという。

トモシ  舟の後ろのトモにいて、そこで櫓(ろ)をこぐ人をトモシという。

カチコ  船頭の助手で年季小僧。舟の前のミヨシにいて、そこに座っている。なお船頭は舟の中心(胴)に座っている。

桂庵(けいあん)   口利き屋のこと。遊女等の斡旋をしていた。

根魚(ねざかな)  犬吠沖の磯根にいる魚。タイもその一種。

南東風(いなさ)  台風の余波の可能性があるので、この風が吹くときは注意が要る。「いなさの風がいっとうおっかねえ」と漁師は思っている。

二丁櫓(にちょうろ) 櫓が二つの舟。一丁櫓よりも早い。

 以上です。11月27日にお待ちしております。

なお、言葉だけで説明するのは難しいので、写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111204


  

 

 

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