(19.11.18)防犯カメラが設置された
千葉市内の小中学校にここ数ヶ月の間に、テスト的に防犯カメラが設置された。千葉市内の小中学校の数は180校程度だが、そのうち36箇所、約2割の学校に設置されたという。
この効果が確認されれば、全小中学校に監視カメラが設置されることになるらしい。
私は長い間、小中学校に防犯カメラが設置されないことに不思議に思っていた。と言うのも企業、わけても私が所属していた金融機関では防犯カメラの設置が義務づけられていたからである。
特にコンピュータセンターの場合は、いたるところ監視カメラという具合で、セコムの警備員が四六時中モニターを睨んでいた。
「セキュリティーが企業の生命」で、もし問題が発覚すると役員が責任を取って辞めなければならなかった。
ところが小中学校の場合は、プライバシーの保護との兼ね合いで、長い間導入を見合わせていたらしい。
「監視社会になるのではないか」そおした心配があったのだろう。
しかし実際問題として、監視カメラで監視されて困る人は、通常の生活をしている人ではない。
子供たちを誘惑しようとしている人や、学校やその周りの器物を破壊したり放火しようとしている人たちで、「プライバシーの保護」とは実質的に「犯罪者のためのプライバシーの保護」になっていた。
実際、扇田小学校の前においてあったプランターや街路灯が夜半次々に蹴飛ばされて壊されたり、有吉中学校の校門に教師を誹謗する落書きがされたり、また門の前で火遊びをされたことが過去にあったが、こうした行為は監視カメラが設置されていたら、未然に防げたはずである。
今回の監視カメラの導入にあたって、学校から父兄宛に導入の趣旨を説明した文書が配布されたが、幸いに「プライバシーの保護」を理由に反対した人はほとんどいなかったようだ。
犯罪者のプライバシーを保護するより、子供たちの安全が大事だという認識が広まっていることは実に喜ばしい。
ようやく教育現場の認識と世の中の認識があってきた。
さらに監視カメラの設置が、春の道公園やそばら公園等の夜半のバンパイアのたまり場にも設置してほしいものである。
おゆみ野の夜の公園はほとんど無法地帯だが、その監視には監視カメラが一番だ。
幸いにも監視カメラそのものの値段は急激に低下しており、記録装置を含めても20万以下で設置が可能になっている。
従来手間隙のかかった記録媒体の交換も、大容量記憶装置が開発されたおかげで不要になった。
さらに「監視カメラが設置されています」と書かれてあれば、犯罪がなくなるのは証明済みだ。
昨今の街路灯やテーブル等の破壊で緑土木事務所や緑公園緑地事務所は多大の出費を迫られているので、監視カメラの設置のほうがはるかに安上がりで効果的なはずだ。
緑区の中で、おゆみ野地区が際立って公共物の破壊が多いと言われてひさしいが、そおした評判も払拭できる。
だから今回の小中学校への監視カメラの導入は、犯罪者保護からまじめに生きている人たちの保護に重点を移した措置としてこころから歓迎したいが、さらに無法地帯となっている公園等への導入を切に望みたい。
公園等の破壊行動が多く発生している場所への監視カメラの導入に対して、あなたの意見をおきかせください。
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