(19.10.31)ムクドリの研究
ひと頃鎌取駅前の駐輪場(ジャスコ側)で、ムクドリの集団がケヤキの木に集まり夜のねぐらとしていたが、今はまったくいなくなってしまった。
ムクドリの集団が集まっていた頃はフン公害がかまびすしく、特に商店が近くにあるケヤキの木の枝を切って、ねぐらをなくす措置をとっていたが、あの騒動はなんだったかと言うくらい静かになっている。
駐輪場の自転車の上にも白いフンが大量に落ちていたので、それを自転車の持ち主がティッシュで拭いて捨ててあったが、あれほど大量に捨ててあったティッシュもなくなった。
実はムクドリが集団で駐輪場近辺のケヤキの木に集まるのは季節性があり、夏場と決まっている。
正確ではないが7月頃から集まり始め、9月末を過ぎるとどこかに消えてしまう。
したがって今まではしばらく我慢していればフン公害が収まるので、あえてねぐらのケヤキを切るようなことはしていなかったが、今年は店が増えたり駐輪場を設置したりしたため、フン公害が騒がしくなった。
ムクドリがケヤキのような高く枝が密集している木に集まって寝るのは、カラスのような天敵から集団で身を守る習性から来るようで、また夏場を過ぎるとどこかに移動するのも習性である。
それにしてもどうも人間は我慢強さがなくなってきたらしい。少し待てばどこかに消えていくのに、市に「ムクドリのフン公害をなんとかせい」とねじ込むらしい。
緑土木事務所は已む無く、ねじ込まれたあたりのケヤキの木の枝を伐採するが、ムクドリは残っているケヤキの木に移るだけで、フン公害が移動するだけだ。
私も過去何回かフンを頭や肩に落とされた経験があり、なんともなまあたたかなグニュとした感じでその時は驚いたが、所詮その程度のことであり我慢の範囲内だ。
自然との共生と割り切ってケヤキの木などは切らない方が賢明と思うがどうだろうか。
ムクドリがねぐらとしていたケヤキの木の写真です。http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191030
ムクドリについてはWikipediaの以下の記載が参考になります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%AA
ムクドリ対策として一部のケヤキの枝を切りましたが、この是非についてご意見をお聞かせください。
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