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(19.9.7)標準語を話せますか

 私はこの年になるまで、自分がしゃべっている言葉が標準語であることを疑ったことはなかった。なにしろ郊外とはいえ、生まれも育ちも東京なのである。
一時期、転勤で東京を離れたことはあったがその間の12年間を除き、東京か東京周辺で暮らしていた。だから自分がしゃべっている言葉はNHKのアナウンサーがしゃべるような典型的な標準語だと信じていた。

 ところが意外なことに、私の言葉は標準語とは似ても似つかない一種独特の言葉だと悟らしてくれたのは、朗読会のインストラクター、Yさんである
Yさんの指導で、乙川優三郎(おとかわ ゆうざぶろう)著、磯笛という本の朗読のトレーニングを受けているのだが、Yさんが「山崎さんの言葉は、ゴツゴツとしていて、講談を聞いてるようだ」と言ったときは何を言っているのかさっぱり理解できなかった。

 なにしろ61年間もこのスタイルでしゃべってきたのだ。すっかりなじんでしまって、自分のしゃべり方の特長なんてまったく分からない。
標準語で何が悪い。こっちとら江戸っ子だよ
一瞬「ムッ」としたけれど、Yさんが「録音をして聞いてみるのがいい」というので、半信半疑ながら録音をして聞いてみた。

 正直言ってこのときほど驚いたことはない。
これ、なに、どこの言葉
なんとも表現のしようもない言葉使いだった。
単語のアクセントが標準語とずれていたり、語尾が極端に強調されてしりあがりになっている。標準語なんてとてもいえない。
あえて類型を探すと、イタリア語のようだ。あのマルチェロ アストロヤンニのイタリア語である。

 これでは朗読を聴いた人は疲れてしまって、朗読会のアンケートを回収したら散々な評価になりそうだ。
朗読者は、最低限日本語をしゃべってほしい
内容より、言葉の抑揚が気になって、何の話か分からなかった
イタリア人に朗読をさせるな

 今は深く反省をして、語尾を弱くし、はねあがらないように練習している。
それにしても61年間、自分の話し方に一度も気付かなかったとはうかつだった。

 やはり、自分の話し方を気付かせてくれたYさんに感謝しよう。
今日からNHKのアナウンサーのような言葉使いをするようにトレーニングします

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