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(19.8.31)なさけ

 おゆみ野自転車共生会議のNさん奮闘については前に記載した。
おゆみ野の遊歩道四季の道中の道おゆみの道)から、盗難・放置自転車がほぼ一掃された件である。

 Nさんの熱意が、千葉南警察署長市民ネットワーク川本県議福谷市議の賛同を得て、盗難・放置されていた自転車を、「拾得物」として千葉南警察署が受け入れてくれたのである。全部で38台だった(うち6台はゴミとして処理)。

 こうしてNさんの努力で一旦は四季の道から消えた盗難・放置自転車が今再び、非常に悪い形で復活しつつある

 現在の盗難・放置自転車は3~4台であるがその放置のされ方が信じられないほど悪質なのだ。暴力的といったほうがよい

 有吉中学校と有吉小学校の間の道路下の側に放置されていた自転車は、サツキの植栽の上に放リ投げられていた
置いてあったり、倒されていたのではない。植栽の上にわざと放リ投げられていたのである

 たとえ盗んだ自転車といえどもこの場所まで利用させてもらったはずだ。物に心はないとはいえ、日本人の伝統的感性からすれば、自転車に感謝することはあっても、粗略に扱うことはしないものである。

 さらに問題なのは、サツキの植栽の上に自転車を放り投げれば、植栽が痛んでしまうことだ。剪定をしながら長い年月をかけて大事に育ててきたサツキのことを、なんら考慮しないのは信じがたい。

 しかし私が本当に愕然としたのは、この自転車を私が発見した朝の7時半ごろまで、誰も自転車を植栽の上から下ろそうとしなかったことだ。自転車もサツキもまったく目に入らないみたいだ。本当にそれでいいのだろうか。

 この自転車は植栽から降ろして横において置いたのだが、翌日にはその場所から消えていた。私はこの自転車に心底同情した。
日本人が持っていた道徳心はどこにいってしまったのだろうか

 しかし、これだけにとどまらないのだ。そばら公園の放置自転車は前のかごをわざと壊してあった。KS電気の近くの公園の放置自転車はタイヤのチューブが引っ張りださえていた。
盗むだけでなく、乗り捨てたあと、わざと自転車を壊すのだ
なぜそんなことをするのだ」天を仰いでしまった。

 以前、扇田小学校の校門の前の道おいてあるプランターが蹴飛ばされて花と培養土が四季の道に散乱していたことがあった。そのときそれを見つけた校長先生が言った言葉を思い出す。
花には何の罪もないのに、このようなことをする人は『なさけ』ということを知らないのだろうか

私も同じことを言おう。
自転車には何の罪もないのに、この人たちは『なさけ』ということを知らないのだろうか

 (現在Nさんは、この3~4台の自転車について千葉南警察署と話し合いをしているが、9月2日に予定されている4者会談(おゆみ野自転車共生会議、千葉市、緑土木事務所、千葉南警察署)までは結論がでそうもないという。

 投げ出されたり壊されたりしている自転車の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19830

なお、本件と関連するブログは以下のとおり
おゆみ野自転車共生会議 Nさん奮闘記

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(19.8.30)ウルトラマラソン練習記

 8月に入ってから、ウルトラマラソンの練習にイマイチ気分が乗らない。例の甲州夢街道シルクロード215Kmの練習である。
9月末が大会なのでそろそろテンションをあげる必要があるが、実際はだんだんと練習量が減っている。8月当初はまじめに2時間走をしていたが、1週間後には1時間半になり、今は1時間がやっとだ。

 意思の弱さを露呈してしまった。亀ゴンコーチから怒られそうだ。

 練習量が減った理由はいくらでもつけられる。
今年の夏の暑さは尋常ではなかった
ボランティアが忙しくてとても2時間なんて練習できないよ
61歳なんだから、少しは身体をいたわらなくては

 しかしこれでは甲州夢街道シルクロード215Kmは完走できない。
悩んでいたらようやく天が味方してくれた。29日から気温が30度を下回り、しかも曇りになった。
よかった。ロングランができる」勇んで江戸川に出かけた。

 江戸川は私のロングランの練習コースだ。三郷から葛西臨海公園までの約30km川間から葛西臨海公園までの約50kmの2つのコースを持っている。
今回は久しぶりのロングランだったので、三郷からの30kmコースを走ることにした。

 長距離走に興味を持っている人のために言うと、この江戸川は日本でも有数のロングランコースだ。
堤の上を走るので見晴らしがよく、しかも夏場は南からの向かい風になって実に心地よい。堤の上の道路はアスファルト舗装でよく整備されている。
特に練習コースとしてすぐれているのは、ほとんど逃げ場がないことで、一度走り出したらいやでも葛西臨海公園までたどり着かなくてはならない。最高の条件といえる。

 途中で土手に放置されていたゴミの清掃をしている年配の主婦がいたので声をかけてみた。
ご苦労様です。いつも清掃をされているのですか
毎日しているのに、ゴミがいっこうに減らないんですよ。ゴミを捨てる人に注意すると睨まれたりして
江戸川をきれいにしてくださって本当にありがとう
ボランティアの清掃人は私の友だ

 今日(29日)は本当に爽快だった。30度を下回ると夏場でも快適なランができる。今回は4時間あまりのランを楽しんだ。
最近は四季の道の落書きや、盗難・放置自転車で悩んでいたので絶好の気分転換になった。
いわゆる無我の境地みたいになって頭が空っぽになるからだ。

 さあ、来週からは9月だ。本格的なトレーニングに移ろう。週に1回はロングランを入れることにした。次回は川間からの50km走がいいだろう。

大好きな江戸川の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19829

なお、本件と関連のあるブログは以下のとおり
・ウルトラマラソン再挑戦 その2
・ウルトラマラソン再挑戦

 

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(19.8.29)プロになるのは大変だ

 プロになるのは大変だ。例のおゆみ野四季の道落書き消しのことである。
はちまんがた公園の落書き「鎌取なめんな ○○復帰だ じごく見るなよ」は、剥離材でも手動のブラシでも落ちなかったので、電動ブラシで落とすことにした。

 知り合いのNさんが、新都市ライフ(UR都市機構の関連会社)の事務所から発電機を借りてきてくれた。電動ブラシも2台、Nさんが用意してくれた。
よかった、これならきっと消すことができる。パーフェクトだ
27日に二人で勇んで出かけたものである。

 発電機は初めて扱ったのだが、重さは本体だけで40Kg、ガソリンを入れるとさらに重くなり、一人で持ち運びをするのはとてもできない。私たちの車は四季の道に入る許可書がないので、近くの道路に車を止めて発電機を引っ張っていくのだが、それだけで汗びっしょりになってしまった。

 そんなにも努力をしたのに、やはり塗料が素材にしみこんでいる落書きは消すことができなかった。炎天下で約1時間ぐらい二人で電動ブラシで削ったが、水色の塗料がどうしても落ちないのだ。ほこりと汗で身体がべとべとになってしまった。
これは、他の方法を考えた方がよさそうだ。素材と同じような色の塗料で上から塗ってみたらどうだろか。D2で塗料を買って来よう
一旦作業を中止した。

 この日は、はちまんがた公園以外に、「扇田小学校の近くの道路下」「はるの道橋の下」「千葉南警察署近くの公園」の3箇所の落書きを消す予定にしていたので、そちらを先に消すことにした。

扇田小学校の近くの道路下」の落書きは一旦は私が消しておいたのを、電動ブラシでパーフェクトに消そうとしたのだが、これも完全というわけにはいかなかった。
でこぼこのコンクリートにしみこんだ塗料は、どうやっても残ってしまう。コンクリートの粉塵をたっぷり吸い込んで気持ち悪くなってきたので、「気にしなければ気にならない」程度で作業を中止することにした。

はるの道橋の下」は落書きを消した塗料の上に、さらに落書きをされていたので、とりあえずスプレーで落書きを消しておいた。
これは全面塗り替えが必要なので、機会をみて実施することにする。

千葉南警察署近くの公園」の落書きは硬いレンガの上にされており、塗料が材質の上に付着していただけなので、レンガ部分は剥離材で簡単に消えた(ただしレンガとレンガの間のコンクリート部分は剥離材では消えない)。
この種の作業はいたって簡単なのだが、欠点は剥離材の価格が高く、すぐになくなってしまうことだ。
一缶2000円程度で、通常1箇所程度しか消すことができない。
剥離材を使用する作業が増えると、年金生活者は破綻してしまう。
家計を考えながらボランティアをしなさい
かみさんからいわれそうだ。

 はちまんがた公園の落書きは、再度トライし試行錯誤をおこなったものの、最終的には同種の塗料を塗って文字を見えなくして終了した。
うぅーん、難しい」天を仰いでしまった。

 朝の10時から、午後の3時までかかったが、この日はひどい残暑で,Nさんが用意してくれた麦茶のボトルがなかったら日射病で倒れたかもしれない。ふらふらになったが、Nさんはさらにこれから仕事があるのだから大変だ。

完全に消し去ることができるかと思っていたが、なかなかそお言うわけにはいかないな
作業の割には成果が今一で、勇んでいた分気落ちした

 まあ、それでもあまり気を落とすのはやめよう。落書き消しの道も険しいのだ。これからも「すべてこれ修行」と思って精進することにしよう。

(注)はちまんがた公園の落書きについては、クリーンクラブのF姉さんが緑土土木事務所(F姉さんから土木事務所でなく緑公園緑地事務所が正しいとのコメントが入っています)に連絡してくれたので、事務所が28日に全面塗装をして、落書きを消してくれた。
はちまんがた公園については、F姉さんがチェックしてくれているので、今後はF姉さんに任せることにしよう。

今回の作業結果を写真で掲載しますので、どの程度落書きを消し去ることができるのか確認してください。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19828

なお、本件と関連するブログは以下のとおりです
・落書き消しは大忙しだ

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(19.8.28)ブログの読者が増えている

 ありがたいことにブログの読者が増えている。ここ1週間では、一日当たりの平均読者数は63平均アクセス数は179アクセスだった。
過去最高は一日当たり84名、258アクセスであり信じられない数だ。

 かつて私がブログを毎日書くようになった19年1月は、私以外の人はほとんど見ていなかった。当初は自分のアクセスをカウントからはずす方法を知らなかったので「あれ、意外と見てくれるんだ」なんて感動したが、自分のアクセスを除いてみるとほとんど誰も見ていなかった
仕方がないので親類・縁者に頼んでみてもらったのだが、娘から「無能なセールスマンと同じだ」とからかわれたのを思い出す。

 パソコン教室のサイモン先生の話によると「ブロガーとして認められる水準は、毎日100名の読者がいることです」ということなので、もう少しでブロガーの仲間入りができるかもしれない。

 アクセス解析を見ると、過去2105名の方がこのブログを見てくれたが、再訪してくださった読者は、約13%で、280名程度だった。そのうち5回以上再訪してくださった方は97名だった。この人達がコアの読者ということになる。

 再訪の最高181回で、私の書いた記事の約80%は見てくれていることになる。最もこれは再訪率だから、一回当たり数クリックしたと想定すると実際はすべての記事を見てくれているのかもしれない。
本当は表彰状を送りたいぐらいなのだが、どなただか分からないのは残念だ。

 ブロガーになる条件の一つに「毎日書き続けること」というのがあるので、懸命に書いてきたら記事数が200件を越して230件になっていた。
何とか1年持たせて365件になったら、祝賀会を開きたいものだと思う。
コメントに祝賀を寄せてください」なんて依頼するのはどうだろうか。

 地域別読者を調べてみたら、千葉が71%東京11%神奈川4%、その他14%だった。「おゆみ野四季の道」は非常にローカルな問題を扱っているのだが、千葉以外でも約3割の人が見てくださっているのは意外だった。

 最近の傾向としては、コメントを寄せてくださる方が少なくなってきたことがあげられる。投票方式を導入してから特にコメントが少なくなった。
投票したのだから、コメントを書かなくていいだろう」と思われているのだろうか。
もう少しコメントをよせて下れれば嬉しいのだが」と思っている。

 それと、これだけ読者が増えているのに、投票者数が伸びないのも気がかりだ。OS等の条件があって、約6割程度しか投票ができないのは知っているが、約60人×6割=36人程度が投票可能なはずだ。
 もっともこれは一見客を含めた数字だから、自分としてはおおよそ
25人程度が投票してくれたら万々歳だと思っている。

 それにしても、私の書くブログをこんなに多くの人が見てくれることには心から感謝しなければならない。昔、シナリオライターになろうとして果たせなかったが、その夢がかなったようなものだ。
応援してくださる方も多いので、何とか1年間はがんばろうと思っている。

この記事に関連する記事は、カテゴリーのブログに入っています。

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(19.8.27)おゆみ野の森を守ろう

 このおゆみ野地区の京成電鉄学園前駅のそばに、約3haの街山があることは何回か記した。「おゆみ野の森」といい、貝塚や古墳があり、一部は文化財保護地区でもある。
 この森については「おゆみ野の森を育てる会」というものがあり、将来的な利用方法について検討しているのだが、一方で夏草が生い茂ってしまい草刈が必要な状況になっている。ほっておくと荒れてしまうのだ。

 そのため8月末に、UR都市機構が草刈りをすることになったが、草刈りに先だち植生調査がおこなったところ、街山の性格から残した方がよい有用な植物があることが分かった。
これは簡単に草刈りをするわけにはいかないな。草刈りをするエリアと残すべきエリアの線引きをして草刈りをおこなうことにしよう

 この残すべきエリアの笹を手作業で除去する作業を、「おゆみ野の森を育てる会」の事務局をしている新都市ライフOさんから、我々「都川源流の自然再生をはかる会(みやこ会)」に作業依頼が来た。

残す植生と雑草の除去は手作業でしなければならず、効率的な草刈りをしたいUR都市機構では、それは不可能だと言っているのです。みやこ会で手作業部分を担当してほしいのですが

 みやこ会は植生調査にも同行しており、この街山での草刈りについても、都川源流の里山でおこなったように「多様な生物の再生を図る方向で整備する事とした。
できるだけ広い範囲で手作業の草刈りをおこなうことにしよう。みやこ会の作業範囲は広がるのだが、止むおえない措置だ」会長の I さんの判断である。

 みやこ会について言えば都川源流の里山で日常的に草刈りや植生の保護をおこなっており、草刈りはお手の物だ。プロといってよい。
当初はみんなシロウトだったが、実践経験がメンバーをたくましくした。
会長の I さんなんかは3日に空けずにこの里山に通ったおかげで、里山開発については高い見識を持っている。笹の刈り方一つにしても芸術的だ。

 他にビオトープのスペシャリストや、山道作りのプロや、柵作りのプロなど人材にことかかない。私のように里山開発の末席にいるものでも、つる草の除去間伐などはお手の物だ。

 みやこ会では、この23日以降8月末までに都合4日間の作業をおこなうことにした。毎回5~6名が参加している。
残すべきエリアの縄はりやその内部の笹の除去などを手作業でおこなったり、一部つる草の除去も実施した。

 「おゆみ野の森を育てる会」が本格的な活動に入り、この街山がおゆみ野地区の財産と言われるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
その間はみやこのメンバーが「何とかこの街山を守っていくしかなさそうだ」と仲間で話している。

 
街山の草刈りの写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19826

なお、街山シリーズはこのブログのテリトリー街山に時系列で入っております。

 

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(19.8.26)落書き消しは大忙しだ

 最近、また落書きが増えている。扇田小学校の近くの「道路下」から、金沢小学校の隣の「はちまんがた公園」までがターゲットになっている。

書かれている内容は非常に稚拙な文章でスプレーで殴り書きしてある。

 扇田小学校の近くの「道路下」には「XX○○ 死ね」と赤いスプレーで書かれていた.

 扇田小学校から小川を越えて、そばら公園に向かう道の途中の「電灯」には「○○○○」と読めるカタカナが、白いペンキで書かれていた。
 「はちまんがた公園」のベンチには石の柱に「○○○」、コンクリートの地面に「鎌取なめんな  ○○復帰だ じごく見るぞ」と水色のスプレーで書かれていた。

 まるでやくざの喧嘩が始まるような雰囲気だ。

 こうした落書きはすぐに消さないとどんどんエスカレートして四季の道全体が落書きロードになってしまう。
だから懸命に消しまくっているのだが、ものによってはうまく消すことができない。

 の「XX○○ 死ね」は、完全に消すことができなかった。材質がでこぼこのコンクリートで、塗料が材質にしみこんでしまっている。
このような場合は、コンクリートの表面を削って落書きを消すことになる。針金ブラシで懸命に削ったのだが、左手が腱鞘炎になってしまった。
 たまたま通りがかったテニス帰りのお嬢さんが見かねて「私も手伝いましょうか」といってくれたのが、唯一の救いだ。

 の「○○○○」は金属上に書かれていたので、上から金属に塗られている色と同系統の色スプレーで消している。電灯の落書きは簡単に消えるので気がらくだ。

 の「はちまんがた公園」の落書きは最悪だ。材質がやはりコンクリートで塗料が下にしみこんでいる。針金ブラシで削ることになるが、文字数が多くとても手動の針金ブラシでは役に立たない。知り合いのNさんが、「電動の針金ブラシで削ってみたらどうだろうか」と提案してくれたので、発電機を探している。残念なことに今現在、落書きはそのままだ。

 ついでなので、今回気になっていたその他の落書きも消しておいた。
 一つは秋の道の橋の落書きで、薄い水色のスプレーで横線が描かれていた。幸い材質が硬く、塗料は表面に付着していただけなので、剥離材で簡単にとれた。

 もう一つは有吉小学校と有吉中学校の間のベンチの落書きで、黒く不明の文字が書かれている。これは紙やすりで表面を削ったが、すべて消えるというわけにはいかない。やはり塗料がしみこんでいるからだ。

 こおして落書きを見つけると消しまくっているので、だんだんと落書き消しのコツみたいなのが身についた。今では落書きされている壁の材質をみれば、どのように消せばよいか分かる。

亀ゴン、大変だ。いつの間にか落書き消しのプロみたいになってしまった。たいていの落書きは消し方がわかるよ
先生の日頃の実践が、結果的にプロ級になったのだと思います。落書き消しのプロなど養成するところはありませんので、特殊技能者といえましょう

しかし、完全に跡形なく消すのは難しいんだ。全面塗り替えすればできるのだけど、金と手間がかかりすぎるしね
今は全面塗り替え以外の方法を模索すべきでしょう。そのうちにすべての落書きを消せるようになれます

その時は、日本中の落書きを消してまわろうか。『日本消しゴム男』なんてのはどうだろう
先生は、すぐに舞い上がってしまうところが欠点です。おゆみ野地区の落書きにとどめておくのが無難です

今回の落書き消しの実態の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1982

なお、本件と関連のある記事は以下のとおり
・ペンキ屋さん再開 その2
・ペンキ屋さん再開

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(19.8.25)おゆみ野自転車共生会議 Nさん奮闘記

 信じられるだろうか、おゆみ野の遊歩道四季の道中の道おゆみの道)から、盗難・放置自転車がほぼ一掃された

 おゆみ野自転車共生会議Nさんの熱意が、千葉南警察署長市民ネットワーク川本県議福谷市議の賛同を得た。
この24日に盗難・放置されていた自転車を、「拾得物」として千葉南警察署が受け入れてくれたのである。

 ご存知だろうか。盗難・放置されていた自転車は、今までは盗難自転車か放置自転車のどちらかで、拾得物としての概念はなかった。
拾得物」はNさんの発案である。

 当初、千葉南警察署では「自転車が落ちていたなんて聞いたことがない」と戸惑っていたが、千葉南警察署長と川本議員・福谷議員との話し合いで「拾得物」としての引取りを了承してくれた。
住民の方が困っているのに、見過ごすわけにはいかない
千葉南警察署が英断してくれたのである。

 今回千葉南警察署に持ち込んだ自転車は38台だったが、残念なことに内6台はほとんど自転車のていをなしていなかった。
盗難・放置された自転車の中には、サドルやチェーンや、車輪が壊されていたり、なくなったりしている。
こおした自転車は本人確認もできない状況だったんで、千葉市と相談してゴミとして処分することになるという。

 しかし、残りの32台は本人確認もでき所有者に返却できそうだ。
よかった。盗難・放置自転車を所有者に返せる」Nさんの喜びの声だ。
しかも今回の千葉南警察署の取り扱いは非常に好意的で、従来の1件1書類方式でなく、添付書類方式を認めてくれたので、事務処理はとてもスムーズだったという。
 
 ただし、今回は特別措置だ。警察としてもゴミを持ち込まれては困る。今後の取り扱いについては、9月2日に千葉市南警察署緑土木事務所おゆみ野自転車共生会議4者会談が開かれる予定になっている。その中で、今後発生する盗難・放置自転車をすばやく持ち主に返却できる体制を検討したいものだ。

 しかし、「拾得物」としての自転車を回収するのも大変だった。Nさんのワゴン車に積んで南警察署の持ち込んだのだが、一回で3台程度しか積むことができない。都合11回、走行距離90kmかけて持込をしたのだが、おゆみ野の遊歩道は実に広い。朝から初めて夕方までかかってしまった。

 私も、従来から盗難・放置自転車に悩まされていたので、Nさんに協力して二人で回収作業をおこなった。
これで、とりあえず遊歩道から盗難・放置自転車が一掃されたのでお祝いしましょう」二人でフラッペを食べて労をねぎらった。

 だが、これは本当の手始めだ。今後とも新たに発生する盗難・放置自転車をいかになくすかは今後の課題だ。

 それでも今日はこの偉大な一歩を祝おう。そして感謝をしよう。

千葉南警察署長、川本県議、福谷市議。市民のためにひとはだ脱いでくれてありがとう。おかげでおゆみ野の遊歩道から犯罪の臭いが消えました

今回の作業の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19824

なお、本件と関連のあるブログは以下のとおり
おゆみ野自転車共生会議の動き

 

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(19.8.24)スパルタ トレーニングが始まった

 トレーニングを受けている。例の乙川優三朗(おとかわ ゆうざぶろう)著、磯笛という短編小説の朗読のトレーニングである。場所はちはら台コミュニティーセンターだ。

 Yさんはこの道のプロで、普段はとても優しい感じの女性なのだが、こと朗読になると相手が誰であっても容赦はしない。私のように61歳になった老人までもスパルタ教育でしごくのだからすごい。

 考えてみれば朗読なんて中学生の時を最後にしたことがない。その後は黙読中心で、しかも年齢を重ねるにしたがって漢字を読みではなく形で理解するようになっていたので、いざ音に出すと意外と間違った読みをしてしまう。

 Yさんは私が少しでも間違がったりすると、小学校の先生のように丁寧に間違いを指摘する。
山崎君、もう一度読んでご覧なさい
山崎君、内容をちゃんと理解して読むのよ。字面だけ追ってはだめ
山崎君、言葉にも感情があるの。棒読みになってるわよ

 自分の朗読を録音して聞いてみたが、会話部分はともかく、説明文はただ読んでいるだけで、聞いてもちっとも面白くない。
聞いてる人はあくびがでそうだ」がっかりしてしまった。

 Yさんによると「まともな朗読をするためには、1週間に2回、2時間ずつのトレーニングが必要です」というのだ。えらいことになった。
こちらはボランティアの朗読だから、適当にとちってもいいと考えているのだが、「努力をすれば必ず報われます」なんて人生訓まで言われてしまった

 間違わないように読もうと緊張したり、精一杯抑揚をつけようとして胃の調子がおかしくなった。例によってしくしく痛むのだ。楽しい定年生活はどこにいってしまったのだろう。
かみさんは「鼻の下が長いからこうなるのだ」なんて言って、まったく同情してくれない。

 9月末の朗読会までは約束だからがんばるが、朗読は今回限りにさせてもらおう。
山崎君、とてもよかったわよ。またがんばろうね」なんていわれても、「ぼくちゃん、もう朗読はしないの」ときっぱり断ろう。

 その時はできるだけ鼻の下を短く見せることが大切だ。

このブログと関連する記事は以下のとおりです
磯笛の街 外川(とかわ)
これはピンチだ
朗読 本の世界へのいざない

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(19.8.23)住民運動のポイントが分かってきた

 「なぜ、おゆみ野地区の住民運動は後追いになるのか」と悩んでいたら、「市民ネットワーク・みどり」の福谷議員から回答をいただいた。福谷議員は議会活動のかたわら、毎日「福谷章子の日記」を書かれており、また「みなさんの掲示板」を主催され、掲示板への投稿の回答をすぐに返してくれる(日記と掲示板にはリンクを張ってあります)。

 私も毎日ブログを書いているから分かるのだが、毎日日記を書き、掲示板の回答をするのは大変なエネルギーが要る。しかも福谷議員は、定年退職者の私のように自由に時間が持てる身ではない。
心から感謝して以下に回答のポイントを記載したい。

福谷議員からの回答でわかったこと

 私は事前協議制度がまったくないことが、住民運動が後追いになる原因と思っていたが、これは正確な理解ではなかった。

 そもそも事前協議制度は「業者の市当局に対する協議制度」で、建築確認の前に必ずおこなっているのだそうだ。その段階で住民に対して「説明」や「住民合意」が必要な案件がある場合は、それを確認申請の許可条件にするので、業者から住民に「説明」や「住民合意」の動きがあり、そこで住民の知るところになるようだ。
おゆみ野地区の高層マンションの場合はこれに相当する。

 一方、私が望んでいる「住民を含めた事前協議制度」は、現状、制度そのものが存在しない。

具体的には以下のとおり。

中高層建物:確認申請の要件に周辺住民への説明があり、この段階で周辺住民は中高層の建物が建設されることが分かる。

廃棄物処理施設:一定範囲内の住民合意を許可条件とする。反対に言えば住民が反対すると許可が下りない。

宅地開発が伴う場合:情報公開を請求すれば、事前協議の内容が分かる。ただし情報公開請求がなければ分からない。おゆみ野地区ではすでに宅地開発は終了しているので該当する案件はないと思われる。

その他:建築確認申請がなされ、許可が下り建設が始まる段階で初めて住民は問題建設物の内容を知る。
環境管理センター・ゲームセンター・パチンコ店の場合はこの事例に当たる。
なお、本件に該当する確認申請は法的条件さえ具備していれば市は受理する。

 したがって、問題となるのはこの「その他」に分類される案件であり、それが住環境に多大な影響を与える場合でも、事前に住民が知ることができないことにある。

おゆみ野地区における特殊事情

 おゆみ野地区の多くの土地はUR都市機構が保有しており、それを業者に売却しているのだが、その時 UR都市機構業者との間で土地譲渡契約が締結される。

 この時遵守事項なるものがあり、環境管理センターの場合では、その中の敷地利用計画で、「用途は店舗、事務所、サービス施設等のいずれかかの内、単独または複合施設としてください」となっており、センターの回答は「事務所ならびに環境分析のための施設を設置します」となっている。

 したがって、UR都市機構と住民の間で、どのような業者に土地を売却するのが適切か事前に協議を行い「遵守事項」を定めておき、そして具体的な案件が発生したら「遵守事項」に照らして妥当かどうかを住民を含め判断する体制が取れたら、「住民が参加する事前協議」ができることになる。

 現状は、UR都市機構は土地の売却を急いでおり、購入者がいれば喜んで売却しているのが実態だから、こおした制度を作ることは重要だと思う。
ただし、この体制の整備は政治的な解決が必要で、どのようにして実現するかは次の課題として残る。

福谷議員からの回答の全文は以下のファイルをダウンロードしてください

「fukutanigiinn.txt」をダウンロード

本件と関連するブログは以下のとおり
おゆみ野地区の住民運動はなぜ後手にまわるのだろうか

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(19.8.22)おゆみ野自転車共生会議の動き

 「市民ネットワーク・みどり」が主催する「おゆみ野自転車共生会議」の動きが活発だ。この会議ができたのは市議会議員の福谷章子氏が主催する掲示板に書き込まれた「鎌取駅駐輪場問題」が発端らしい。
 その後、おゆみ野地区の自転車問題全般を取り上げる会議として発展をしているのだが、この会議の一部門として「盗難・放置自転車対策」があり、私の知り合いのNさんが担当している。

 そのNさんが、この「盗難・放置自転車対策」を奇想天外な方策で解決を図ろうと奮闘している。盗難・放置自転車を「拾得物」として警察に届け、四季の道から盗難・放置自転車を一掃しようということだ。ちょうどお金を道で拾ったので届けたのと同じ感覚になる。

 実は先日(20日)、Nさんと私は四季の道に放置されていた自転車3台を南警察署に「拾得物」として持ち込んだ。
自転車が落ちていたので届けにきました
拾得物担当の会計課は、目を白黒してしまった。放置自転車が拾得物で届けられたことは過去になかったようだ。
上司に相談させていただきたい

 盗難・放置自転車については、私もかなり対処してきたので良く知っているのだが、今までの取り扱いのルールは、盗難自転車だと警察が担当であり、放置自転車だとその区域の担当部署(四季の道であれば緑土木事務所)が対応する。
 盗難と放置についてはルールがあるが、拾得物としてのルールはない。

 Nさんが何度も「拾得物」としての取り扱いをしてほしいと要望したなので「今回の3台は一応拾得物として手続きしましょう」ということになった。それから約2時間あまり手続きに時間を要した。警察の手続きには時間がかかる。

 Nさんとしては四季の道に盗難・放置してある約40台の自転車を、南警察署に全部「拾得物」として届け出るつもりであったが、今現在、南警察署からストップをかけられている。
市と緑土木事務所等との間でのルールを明確にするまでは、拾得物としての持込は待ってほしい」というものだ。

 ルールを変えることはとても難しい。特に法律等で取り扱いのルールがある場合は、ルールそのものを変えなければならない場合もある。
この場合は市民ネットワークの川本県議や福谷市議が応援してくれそうだ。

 Nさんは、このようにして問題のある盗難・放置自転車対策に風穴を開けようと日夜奮闘している。私はNさんへの友情出演だ。

この記事と関連するブログは以下のとおり
盗難自転車対処法

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(19.8.21)おゆみ野地区の住民運動はなぜ後手にまわるのだろうか

 このおゆみ野地区の住民運動をみて、「なぜ住民運動は後手にまわるのか」という気持ちにとらわれる。
ゲームセンターパチンコ店高層マンション環境管理センターの建設については、建設許可が下りて基礎工事等が始まってから周囲の住民が立ち上がるが、その時は時期を失していて結局条件闘争になるという構図になっている。

なぜいつも、住民運動が後手に回るのか。前もってこおした施設の建設についての事前審査はできないのだろうか」不思議でならない。

 たとえば現在問題になっている環境管理センターの事例では以下のようになっている。

 環境管理センターの建設場所は、近隣商業地域なのだが、こおした場所についての規制というものがよく分からない。

 UR都市機構と、環境管理センターとの土地譲渡契約においては、遵守事項なるものがあり、その中の敷地利用計画では、「用途は店舗、事務所、サービス施設等のいずれかかの内、単独または複合施設としてください」となっているが、センターの回答は「事務所ならびに環境分析のための施設を設置します」となっている。
 土地譲渡契約ではっきり建設を認めないのは「換金性のある遊技場」と「風俗営業」であり、それ以外については都度判断するみたいだ。

 この場合「環境分析のための施設」がUR都市機構との間の遵守事項に抵触するか否かの判断は、誰がどこでするのだろう。アスベスト等の環境分析施設が、遵守事項に適合してるか否かの判断は建築許可を認めた千葉市がおこなったということだろうか。

 そうなると千葉市はアスベスト、ダイオキシン、細菌、遺伝子、バイオ等の分析施設が住宅地の近隣で建設されても住環境には問題が発生しないと判断したということになる。本当にそうだろうか。

 実際は「環境分析のための施設」というだけで、その内容について深い検討はせず「UR都市機構との間で遵守事項もあり、また環境開発センターは半分は公的な機関だし、まあ問題なかろう」程度の感覚で許可が下りたのではなかろうか。

 もし、事前審査制度があれば、この環境分析の施設がこのおゆみ野地区に適切か否か、また遵守事項に適合しているかどうかの審査もおこない、「住宅地域の近隣でこのような施設を作るのは適切ではなく、土気団地のような工場団地内のほうがふさわしい」という判断がおりる可能性もあったはずだ。

 私にはこのおゆみ野地区の建設にかかる事前審査制度がないことが、住民運動をいつも後手に回らしている原因と思われてならない。なぜそおした制度が作られないのだろうか。

 Google検索をして調べてみたが、よく分からなかった。このままだと新たな不適切と思われる建設が始まる都度、後追いで反対運動を組織せざる得ない。

 どなたか事前審査制度についてご存知の方があれば、コメントメールで知らせていただくとありがたいのですが。

メールアドレス yamazakijirou@yahoo.co.jp

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(19.8.20)里山開発第9回合同作業報告

 里山開発はますます順調に作業が進んでいる。今回は正式メンバー10名の他に、Aさんの家族が特別に参加してくれた。Aさん家族は近くの森で採取してきたカブトムシとクワガタをこの森に放って、新しく「カブトムシとクワガタ」の森を作ろうという計画だ。
 カブトムシは10匹程度、クワガタは5匹程度放った。いたるところに堆肥場や倒木があるから、来年は楽しみだ。

 池の側は、人が入らないように柵を作っておいた。池の水は今日は満杯であり、深いところでは1m程度はありそうだから、小さな子供がもしこの森に入ってきたらやはり危険だ。
池を見晴らせるベストポジションには、昔、路上生活者のテントがあり、辺り一面に空き缶や使用済みの電池が散乱していたのだが、今はきれいに清掃されて変わりに丸太のベンチが置かれている。
座っていると、夏でも池から吹き上げてくる風は涼しい。

それと今回から、「都川源流の自然再生をはかる会」の名称を略称で呼ぶことにした。「みやこかい」と呼ぶ。このブログを書くときでも時々名称を間違えていたくらいだから、略称は大歓迎だ。
新しい、名札はやはりAさんが作ってくれる。我々「みやこかい」はプロの集団だから何でも自分たちで作ってしまう。

 しかし、今日の作業は本当は大変だった。単に熱いとか蚊がいるとかの問題なら対応は可能なのだが、に襲われてしまったのだ。
どうも我々の作業が、蜂の巣を壊したらしい。怒った蜂が草刈機で作業していたKさんを襲った。

 Kさんはの攻撃に耐えかねて、草刈機をそのまま置いて避難したのだが、そのあとで草刈機のモーターをとめようとした私が襲われた。一瞬、火をつかんだような痛みが親指にはしり、続いて首筋をかまれた。
イテー
正直言って、最初は何が起こったかわからなかったが、小さなあぶに似た蜂が執拗に攻撃してくるのには閉口した。

 結局、さされたのはKさんと、私と、やはりそばにいたSさんの三人だったが、なぜか蜂の攻撃はこの3人に限っており、道路に避難したあともしつこく攻撃されてしまった。
臭いを追ってくるんじゃないか」みんなの評である。
今、作業が終わって3時間程度立つが、まだ痛みが残っている。しかし蜂に刺されるなんて本当に久しぶりだ。自然とのふれあいもなかなか大変だ。

いつもの水質検査の結果を以下に記載します。
(結果の概要
・pH(ペーハー)は7であり、中性といえる。
・数値は生活排水等で汚れている河川の、下流の水に相当する。
・水の透明度は入り口の方が高い。

前回と同様の結果


都川防災調節池における水質調査記録
【 2007年8月 ~ 9月 】
都川源流の自然再生をはかる会

調査地点 調節池への流入口    調節池からの流出口   
調査日           08/01 08/19       08/01  08/19      
調査開始時刻 10:30    11:50       10:55    12:20      
天気              高曇り   晴れ        高曇り   晴れ      
気温(℃)        34       31            25         29      
水温(℃)        24        27            26        29      
透視度(cm)  30超*    30超         28       20      
pH                 7.0       7.0            7.0      7.5      
NO3(硝酸    ) 5          5              2        2      
NO2(亜硝酸) 0.2        0.2           0.1       0.05      
NH4(アンモニア) 0.2        0.5             0.5      0.5      
COD             10        13             10       13      
水の濁り        なし      なし           なし       なし   
水の臭気        なし     なし           なし       なし    
             *透視度計が30cm迄のため、それ以上は計測不可

なお、今回の合同作業結果の写真を掲載いたします
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19819

 

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(19.8.19)やはり言っておこう

 やはり言っておいた方がいいと思う。四季の道に隣接する「はるのみち公園」の現状についてである。

 実はこの公園周辺では、自転車の盗難・放棄や、街路灯の破壊ゴミの散乱火遊びが耐えないことは何回か記してきた。夜には酒宴がおこなわれていることも記した。

 私が問題とするのは、こおした問題ある行動が継続しておこなわれているのに、一方で地区の住民から積極的にこれを解決しようとする動きが見られないことだ。
 少なくとも、散乱したゴミを片付けて少しでもよりよい環境にしようとする動きもないし、盗難・放棄された自転車を何とかしようという動きも見当たらない。

 私がはるのみち公園のゴミを片付けたり、倒された自転車をたてかけたり、器物の損壊を警察に通報しながらいつも悲しく思うのはそのことだ。
他の公園では、一人か二人は必ず公園の掃除をしたり、盗難・放置自転車の撤去に取り組んでいるのに、はるのみち公園では、なぜそおした動きがないのだろう

 一旦荒れた公園はますます荒れて行き、だんだんと手がつけられなくなっていく。だから少しでも問題が発生した段階で手を打っておくのが最善の方策なのだ。
 ゴミが散乱していればすぐに片付け、落書きがあれば消し、火遊びがあれば警告書を掲載し、器物の損壊があれが警察に通報する。
その程度のことでも環境の悪化を食い止められる。
しかしそおした最低限の動きも見られない。
なぜ地域の動きがないのだろう」とても不思議だ。

 いまのまま放置されると、きっとより重大な事件が発生する可能性が高い。
器物の損壊だけでなく、人的被害だって予想される。特に夜は危ない。

 だから、たった一人でもいいから「はるのみち公園」を安全でより快適な環境にするために、清掃をしたり、落書きを消したり、盗難・放置自転車の撤去に立ち上がってほしいと心から思う。

はるのみち公園」の現状を憂いているのが、私だけであっていいはずはないのだが。 

(注)最近になり、クリーンクラブの I 姉さんがはるの道公園の清掃に参加していますが、I 姉さんはこの地域の住民ではありません。

はるの道公園の現状の写真を掲載します。なお、この写真を撮った後できるだけ清掃をしておきました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19817

はるのみち公園関連のブログは以下のとおりです。
春の道公園のゴミ処理
・ロドリゴからのお願い
最近の四季の道
盗難自転車情報

 

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(19.8.18)育毛剤の使い方は難しい

 育毛剤の使い方は実に難しい。特に評判のいいリアップフラバサイトのような育毛剤は、長期間使用していると信じられないような副作用がでてくる。

 どうもこの副作用の出かたは個人ごとに特徴があるらしく、私の場合、リアップは少し強い運動をすると、心臓に締め付けられるような痛みが発生した。スポーツ選手にとって致命的な欠陥だ。
 一方フラバサイトは夜間の喉の渇きが激しく、つばがまったくでなくなるのには驚いた。

 リアップは、心臓が痛むのですぐに使用を止めたが、フラバサイトは喉の渇き程度なので、今まで一日2回使用していたのを1回にとどめて様子を見てきた。
もしかしたら、つけすぎたのが問題かもしれない
未練が断ち切れないところが悲しい。

 現在の状況は、悪くならないだけマシか少し良くなったという程度で、当初たっぷりつけていたときのような劇的な効果はない。
思えば、あの頃ははしゃいでいた。
パパさん、髪の毛が増えたじゃない
見よ、今に学生時代のような黒髪に戻れるかもしれない

 実は育毛剤は使用を停止すると、ほぼ2週間で元の状態に戻ってしまう。つける量と毛髪の量はほぼ比例し、副作用はある限界を越えると劇的に増加する。

今は細々とフラバサイトをつけており、現実を認めるより仕方がないと心に言い聞かせた。

小学生から「禿のおじちゃん」といわれてもにっこり笑おうと、鏡に向かってトレーニングしている。
若い娘さんから「おじいさんは元気ですね」といわれたら、その時は微笑んで、あとで五寸釘をわら人形に打ちつけよう。

亀ゴン、育毛剤は使用法が本当に難しいよ。ついつけすぎて、どうしても副作用に悩まされる。一方つけないと急速に髪の毛が抜けて、丸坊主になりそうだ
先生は毛にこだわりすぎでないですか。私なんか身体に一本の毛も生えていませんよ。それでも亀の中ではハンサムと言われています

「情けないことに毛があるかないかで人生のたそがれを感じてしまうのだよ。私の友人の I さんなんかは、『こだわりから抜け出た』といっていたが、私はまだこだわっているんだ
「先生はおそらく、久米の仙人と同じ悩みをもたれているのだと思います。仏教では煩悩というのです

 亀ゴンに説教をされてしまった。

本件と関連するブログは以下のとおり
・フラバサイト再録
副作用がでた
髪が生えてきた

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(19.8.17)磯笛の街 外川(とかわ)

 人間生きていると信じられないような経験をするものだ。猛暑の15日、銚子の街を歩き回ったのもそうだ。

 私がちはら台コミュニティーセンターで開催されている朗読会の次回の読み手にYさんから指定された経緯は何回か記した。
乙川優三朗(おとかわ ゆうざぶろう)著、磯笛という短編小説を朗読することになっている。
この、磯笛の舞台が、銚子市外川(とかわ)という漁村なのだが、私にはそこがどこだかさっぱり分からなかった。

 また、この小説にでてくる漁場は犬吠崎の沖合いだが、犬吠埼の地理的位置もわからない。しけの時に逃げ込む港は「川口」だが、最初この名前を聞いたときは埼玉県の川口市だと思ってしまった。
利根川をさかのぼるのかしら

 地理的位置がはっきりしないと、読んでいてさっぱり臨場感がわかない。
Googleの地図検索をおこなって、外川が銚子からさらに銚子電鉄に乗って終点の駅であること初めて知った。距離にして約7Km程度はなれている。距離は分かったが、次にどんな場所かはやはり分からない。

これは、まず現地に行ってみよう
ボランティアの朗読会なので、そこまで熱心にする必要性はないとも思ったが「まあ、乗りかかった舟だ。それに銚子という街を知るいい機会だ
出かけてきた。

 まず外川まで行き、それから小説の舞台となっている犬吠崎や、長島川口等の海岸線に張り付いた漁港を見て回った。海岸伝いに歩いたものだから距離にして約12km程度、時間にして3時間程度だったが、この夏一番の猛暑だったので、最後はへとへとになってしまった。
海水浴をしている人はいるが、リックを背負って照り返しの強い道路を歩いているような人は一人もいない。

 しかし成果はあった。歩くことによって地理的な感覚はつかめたし、外川という漁村が海にせり出した斜面に張り付いたような場所だということも分かった。
千人塚という遭難漁民の慰霊碑も十分に見てきた。

Yさん、猛暑の中、現地調査までしてがんばってますよ
声を大にしていっておこう。これならば本番でとちっても「現地まで出向いていったりして、ずいぶん努力はしたんですが」なんて弁解ができそうだ。

 今回は小説の舞台の写真集です。小説の内容を知らない方は、銚子という街の写真集だと思ってみてください。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19815

本件と関連するブログは以下のとおり
これはピンチだ
朗読 本の世界へのいざない

 

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(19.8.16)春の道公園のゴミ処理

 四季の道を取り巻く公園の中で、有吉小学校の隣の「春の道公園」ほどひどい汚れが目立つ公園はない。

 ここにはかなり広い運動場が併設してあり、年配者がゲートボールなどして昼間は楽しんでいるのだが、夜間はひどい宴会場になってしまう。運動場に沿って休憩所があるが、ここがいわゆる溜まり場となって、週に数回、酒宴が催される。

 私はいつもこの場所に近づくのがいやなのだが、それは酒瓶やビールの空き缶、おつまみやタバコの吸殻が所狭しと捨てられていて、私の持っている45Lのゴミ袋がたちまちのうちにいっぱいになってしまうからだ。
 場合によっては1回では入りきらず2回に分けなければならない場合もある。

 私はサツマイモのような犬のウンチで相当切れそうになっているものだから、この宴会場の後片付けはとてもする気が起こらない。しかし遠くからでもそれと分かる汚れ方を見ると、気がそぞろになってしまう。
ゲートボール場がごみためではかわいそうだ。仕方ない、掃除するか

 目いっぱいのゴミを回収することになるが、夏場は辛い。身体中から汗が吹き出てしまう。
清掃活動しながら、「あいさつ運動」もしているのだが、重さで顔がゆがんでしまいそうだ。
やはりこれは対応策が必要だ。ここにも例の注意文書を張ることにしよう。
年寄りがゴミ掃除をしてきましたが、足腰が弱りこれ以上できません。ゴミは年寄りにではなく、自分たちで回収してください(写真添付)」

亀ゴン、夏休みの間は、犬のウンチや、宴会の後片付けや、花火の後始末で大忙しだよ。しかも猛暑ときているので身体がフラフラだ
先生や、おゆみ野クリーンクラブの人たちの懸命な努力で、四季の道周辺の環境は保たれていますが、一方ゴミを捨てる人は後をたちませんからね

亀ゴン、見てくれ。道路や公園はゴミ箱代わりになってしまっているよ。特に春の道公園は夜中は酒宴会場だ
公共の場所からゴミ箱が消えて久しいですが、一方ゴミを持ち帰る人は少ないので、結局ボランティアの人がゴミ拾いをすることになるのです。客観的に見れば、公共の場の清掃作業をボランティアの善意に頼るという危うい構造といえましょう

解決策はあるのだろうか
今のところ、先生とおゆみ野クリーンクラブのメンバーの体力が解決策です

春の道公園の宴会場等の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/ARpoAK

本件と関連のあるブログは以下のとおりです
犬のウンチに切れそうだ

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(19.8.15)おゆみ野の森の植生調査

 このおゆみ野地区の京成電鉄学園前駅のそばに、約3haの街山があることはすでに記した。「おゆみ野の森」といい、貝塚や古墳があり、一部は文化財保護地区でもある。
 街山とは「市民緑地制度」に基づく市民の森で、その地域に住む人たちの自発性に基づき森を管理していこうという制度である。
おゆみ野の森」は千葉市において2番目の街山に指定されている。

 実はこの森については「おゆみ野の森を育てる会」というものがあり、将来的な利用方法について検討しているのだが、一方で夏草が生い茂ってしまい草刈が必要な状況になっている。
 「おゆみ野の森を育てる会」の事務局をしている新都市ライフのOさんから、夏場に一度草刈をしたいので、その作業について「都川源流の自然再生をはかる会」のメンバーに作業のボランティア依頼が来た。

 なにしろ「都川源流の自然再生をはかる会」のメンバーは日常的に里山の草刈をおこなっているので、草刈機の操作はおてのものだし、さらに自然再生をはかる会の何人かは、森を育てる会のメンバーでもある。

 今回はその草刈に先だち、街山の植生について調査を行い、草刈をしてよい植物と、残しておくべき植物の分類をおこなうための植生調査を実施することになった。
 街山の性格から「なんでも切るわけにはいかない」のだそうだ。

 そのために自然観察員の資格を持っているベテランの女性4名が参加してくれた。他に我々自然再生をはかる会のメンバー3名と、新都市ライフ、UR都市機構、千葉市、街山のコーディネーターらが集まり、総勢14名になった。

 私は植生調査に同伴したのは初めてだが、私にとっては雑草以外の何者でもないものが、日本古来の在来種で保護すべき対象だなどと指摘されるとびっくりする。
はあーそおですか、これがその○○ですか」なんて相槌をうったものの、本音を言えば他の植物との区別がほとんどつかない。

 それでもだんだんと街山開発のポイントみたいなものが分かってきた。
一番問題なのは笹薮で、笹が繁茂すると他の植物がまったく育たない。したがって一番最初にする作業は笹薮の除去だと知った。
2年間程度笹薮の除去をおこなうと、笹が生えなくなり、そこに日本古来の雑草や、外国産の雑草が生い茂るようになる。
 この状態で、外国産の雑草を除去すれば、日本古来の植物が繁茂する「古い日本の山」が蘇るのだという。
なるほど、それが街山の開発か」納得した。

 今回の植生調査を受け、8月末をめどに笹薮の除去をおこなうことになった。今は訪れる人はまばらだが、雑草が除去されれば「市民に親しまれる森」になるだろう。

今回の植生調査の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/DBFKUC

本件と関連のあるブログは以下のとおり
街山 おゆみ野の森

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(19.8.14)犬のウンチに切れそうだ

 夏休みに入ってから、四季の道の犬のウンチの処理に追われている。どうやら夏休みの期間中は、子供か学生が犬の散歩をさせるらしく、大人と違って犬のウンチの処理をしないことが原因らしい。

 四季の道のなかでも、千葉南警察近くの秋の道に毎日のようにしているウンチはサツマイモのように巨大で、量も半端ではない。昨日(13日)は8個もあった。

 ほっておくと自転車や靴で踏まれて、路面が黄色く染まってしまうので私は見つける都度処理しているが、だんだんと気持ちがナーバスになってきた。
なんで、私が毎日、この巨大なウンチ処理をしなければならないんだ。いい加減にしろ」大声を出しそうだ。

 この巨大ウンチをみるたびに「もう知らん。飼い主の責任だ」と思う一方、「この道を気持ちよく散歩したりJOGをしたりしている人のために何とかしなければ」という思いに気持ちが引き裂かれる。

 結局ウンチ処理をすることになってしまうのだが、やはりこのままでは私自身が切れてしまいそうなので、対応策を考えることにした。

 当面は、小谷小学校のつつじと同じように、ウンチ場に注意文書をはっておくことにした。
いつもこの場所で犬の糞をさせている方へ。毎日私が清掃していますが、老人なので限界です。どうか自分で処理をお願いします。(写真添付)」
 
これでしばらく様子を見てみよう。

「亀ゴン、この巨大ウンチにはもう我慢できない。切れてしまいそうだ。もう犬のウンチ処理なんてしたくない
先生、まず冷静になってください。先生は四季の道の清掃担当のアンカーなのです。先生が切れてしまったら、おゆみ野クリーンクラブの他のメンバーはどうしてよいか分からなくなります

もうアンカーなんかいやだ
人には定められた運命があります。先生が四季の道の清掃を始めてから13年。その間先生の活動に賛同してくれるメンバーが7名も増えたのです。いまさらアンカーを降りるわけにはいきません

でも犬のウンチ処理が私の運命なんてひどすぎる
「とりあえず、注意文書を作って、秋の道に掲載しましょう。これで効果がなかったら次の方策を考えましょう

うぅーん、 亀ゴンは本当に冷静だ

 今回は犬のウンチの写真を掲載しますが、この種の写真を好まれない方は見ないでください。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/GYiWMG

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(19.8.13)画像処理

 本人はいたって楽しく作業をしているのだが、残念なことに家族の評判は良くない。Photoshop Elements(フォトショップ エレメンツ)による画像処理のことである。

 かみさんの評価は「修整のやりすぎで、不自然だ」ということで、「特に鼻周りの修整がおかしい」と言うのだ。
娘は「女性は明らかに修整画像と分かるような写真は好きでなく、見た人が分からないように修整するのが最も好まれる」のだという。

うぅーん、女性を満足させることは難しい」うなってしまった。
この不自然でない修整という課題はとても難しく、まったく分からないような修正は不可能と思われる。

亀ゴン、どうもこの修整については、今ひとつ評判がよくない。私が目指しているものと見ている人の間にギャップがあるようだ。特に家族の評判は散々だ
写真である限り不自然さは問題です。本人が『これ私よ』と誰かに写真を見せたとき、『何か変じゃない』といわれたら、立場がないでしょう。ですから写真として見せる限りは、修整と分からないようにしなければいけません

じゃー、私の目指している、修整写真で女性の美しさを極めようとしている方向はまちがっているのだろうか
いえ、そうとばかりは言えません。それはもう一つの方法で、修整写真を芸術まで高める方向です。画家で言えば東郷青児のような女性像をめざすのです。今は模索の段階ですが、可能性はあります

そうか、亀ゴンの言うとおりだ。それなら当面は修整したことが一般の人には分からないような技術レベルの向上と、もう一つは写真を越えた新しい美的表現のジャンルを目指す方向の2方向で研鑽を重ねてみよう

 亀ゴンに励まされて、もう少し努力してみることにした。、今回はNHKの映像をテスト映像に使用した。主として朝のテレビ小説「どんど晴れ」から取っている。テレビ画像をデジタル写真機で撮って、それをPhotoshop Elements(フォトショップ エレメンツ)とPicasaで修整したものだ。

 思い切って修整したものと、なるべく修整が分からないようにしたものと両方が混在している。本当に模索の段階だと思う。

見ていただけると分かるので下記URLをクリックしてください。

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/KFUlbI?authkey=HIXSnu1hvbU

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(19.8.12)約束 その2

 小谷小学校の校長先生との約束は実は2つあって、1つはすでに記載した四季の道に面した土手の草刈である。
もう一つは、この土手とまったく反対側にあたる、グランドをはさんで南側の土手のつつじと松葉菊の植栽の復活であり、実はこちらの方が難しい。

 グランドへの通用門に向かって、左側と右側につつじの植栽が植わっているが、右側のつつじがまったく元気がないことは何回か記した。
この、右側のつつじを昔のように元気いっぱいのつつじに復活し、つつじの復活が困難な場所は松葉菊を植えるプロジェクトを発足したのは、6月の始めだ。

 以来、雑草の除去や水遣りと努力を重ねてきたが、実は大変な障害が立ちはだかって、なかなか思ったとおりの復活ができない。

 障害とはこの植栽の場所を運動場にしている犬がいることで、松葉菊の上を走り回るので、せっかく植えてもたちまちのうちに踏み荒らされてしまう。
 私は犬の所有者に、「この犬を花壇に入れないようにしてくれませんか。子供たちが植えた松葉菊がみんな死んでしまいます」と依頼したのだが、どうしても聞き入れてくれない。
犬が楽しく、松葉菊を踏んで遊んでいるのに、どうしてそれを止められましょう。小学校のつつじや松葉菊なんてどうなってもかまいません。大切なのは犬の気持ちです」と言う態度で、私がいないと犬を思いっきり遊ばせる。

 思い余って、D2で園芸用の支柱と紐状の針金を購入してきて柵を作り、テプラで注意書きを作った。
つつじと松葉菊の養生中。犬をここに入れないください。子供が泣いております」実際に泣いていたのは私だが、子供の協力を仰いだ。

 その後は1回だけ、支柱を倒して中で犬が遊んだあとがあったが、すぐに支柱を二重に張り巡らしたので、ようやく犬の進入は防げている。
それでも毎日の見回りは欠かせない。支柱が倒されたり、針金が切られたり、注意書きが破られてしまうことが時々起こるので、すぐさま復旧するようにしている。油断ができないのだ。

 昔のテレビ映画で「ララミー牧場」と言うのがあって、牛や馬を守るため主人公の牧童が牧場の柵が壊れていないか毎日見回りをする場面があったが、それと同じ状態になってしまった。

 それにしても一旦死に絶えそうになったつつじの復活は難しい。やせ細ってしまったつつじの枝は、犬がそこを通っただけで簡単に折れてしまい、代わりに植えた松葉菊は跡形もなく死んでしまう。

 校長先生との約束も大変なのだ。 

つつじと松葉菊の現状の写真
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/fAWYpK?authkey=0pjS6QMNhEk

このブログと関係するブログは以下のとおりです。クリックすると見れます。
約束
小谷小学校の松葉菊
つつじ再生計画

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(19.8.11)あいさつ

 毎日ほぼ同じ時間帯に清掃活動をしていると、決まって会う人がいる。自分の健康のために散歩をしたり、犬の散歩をさせていたり、JOGをしているような人である。

 毎日会うので、いつしか挨拶をするようになり、立ち話などをするようになるが、一方どうしても挨拶が交わせない人も多い。
顔をみると目をそらせて反対側を見る人や、下を向いて絶対に顔をあげない人や、目が会うとにらみつけるような人である。

 私は古い時代の人間であり、顔見知りで挨拶も交わさないと精神的にどうも落ち着かなくなる。
あの人、私に敵意を持っているのかしら

 1ヶ月程度前から、朝会う人に必ず挨拶することにした。
おはようございます」元気いっぱいハイテンションの声で挨拶をしてみた。ちょうど小学校の挨拶運動みたいだ。

 やってみてわかったが、階層ごとにそれぞれ反応が違う。

主婦  いつも挨拶に慣れているので一番反応がよい。「いつもお掃除をしていただいてありがとうございます」なんて言われる。

男性  挨拶を返してくれる人と、無反応の人に分かれる。無反応の人は「なんでお前から挨拶されなくてはならないんだ」なんて顔をしている。

若い女性 私の顔を見ると、すぐに目をそむけるので挨拶ができない。無理に挨拶すると「この人もしかしたら怪しげな人じゃない」なんて顔をされる。

若い男性 一応にびっくりした顔をするが、「おはよう」という返事は返してくれる。

 相手の反応の有無にかかわらず挨拶運動を続けたおかげで、最近はかなりの人と挨拶が交わせるようになってきた。
 しかしそれはそれで大変で、四季の道を歩いている間中ハイテンションな声を出さなくてはならない。

 いくつかの反応をご紹介しよう。

Aおばあちゃん 「あんたさんと会うのが、たのしみでねえ、あえないと、どうしたのかねと思うよ

古希のご夫婦 「今日は、あなたにあえて縁起がいい。なにかいいことがありそうだ

B 姉さん山崎さんの笑顔はとても素敵ですよ
 実はB姉さんの言葉をすっかり信じて、精一杯の笑顔を振りまいているのだが、これがお世辞だったら大変だ。変なおっさんが、ニタニタ笑っていると思われているかもしれない。

 それでも、私のあいさつ程度でこんなに喜んでくれる人もいるのだから、これからも思いっきり笑顔で、「おはようと言おう。

 
 

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(19.8.10)約束

 約束を守るのにも体力がいるのだとつくづく思う。小谷小学校の四季の道に面した土手の草刈のことである。

 しばらく前に校長先生に大見得を切った。
私がボランティアでいる限り、土手は雑草のない芝生模様にし、二度とつる草が繁茂するようなことはさせません。私に任せてください
私は軽率なところがあるので、つい調子にのって言ってしまう。

 しかし土手の雑草やつる草の勢いはすさまじく、ちょっと油断すると雑草だらけになってしまう。
特に夏場は最低でも月に一度は草刈をしなければならないが、このところ手を抜いていたので約束の芝生模様からは程遠い状態になってしまった。
まづい、校長先生との約束が果たせない
そこで、昨日(9日)草刈のボランティアに小学校に出向いた。

 学校には2台の草刈機があるのだが、1台はとてもエンジンのかかりが悪く、たまたまかかりの悪い草刈機を使用したため、何度紐を引っ張ってもエンジンはスタートしない。
 5分間程度汗だくになっていたところを、ちょうど都川源流の里山で草刈をしていた I さんが見かねて動かしてくれた。

山崎さんのようなベテランでも、動かせないことがあるのですね
元々は、私が I さんに草刈機の使用方法を教えたのだが、 I さんの学習能力が高く立場が逆転してしまった。

 この土手は昨年まではつる草が繁茂して、とても人が近づけなかったが、昨年校長先生の指示で、教頭先生とMさんが草を刈った所である。
 木に巻きついたつるは半端ではなかったが、今はきれいに除去されている。
 今年からはその土手を私が責任をもって草刈をすることにした。しかしボランティアだから期限はない。病気になったら当然終了になるが、私はいたって健康だから、もしかしたら死ぬまですることになりそうだ。
私たちが転勤しても、山崎さんがいるから、土手の草刈は大丈夫ね」事務室の女性から言われてしまった。

 しかし、今日は本当に暑かった。夏本番だ。夏場の昼間の草刈は実に辛い。1時間も草刈機を使用すると汗だくになってしまう。事務室のMさんと一緒に草刈をおこなって、どうにか美しい景観に戻すことができた。

 約束の芝生模様にはなったものの、身体はふらふらだ。家に帰って2時間ほど昼寝をし、ようやく体力が回復した。やれやれだ。

2042年○月○日 小谷小学校ホームページ

 小谷小学校の草刈男と呼ばれ、四季の道に面した土手の草刈を毎年実施していた山崎さんが、草刈の途中で心不全のため死去しました。95歳でした。
 山崎さんは35年にわたってこの土手の草刈をしてきましたが、これは当時のT校長先生との約束で、「健康で身体が動く期間は草刈をすることになっていた」からだそうです。
 山崎さんは、ちょうど弁慶の立往生のように、草刈機をもったまま息が耐えていましたが、実に35年間にわたって約束を守り抜いたことになります。
 私たち小谷小学校の関係者一同、山崎さんのご冥福を祈りたいと思います。

 今回草刈をしてきれいに成った土手の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/cCEosG?authkey=neqgQUy6f3A

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(19.8.9)ペンキ屋さん再開 その2

 KS電気近くの四季の道の「道路下の落書き」については、とりあえずの措置として消しておいたが、全面的に塗りかえることはしていなかった。手間とお金がかかるため対応策を検討していたのだ。

 まず千葉市の「落書き消去活動に対する支援事業」の支援が受けられるか検討してみた。もし、支援が受けられれば、ペンキや刷毛、および専門家の指導が受けられることになり、自費でペンキや刷毛を購入しなくても済むようになる。
 
 おゆみ野クリーンクラブの会長の I さんが、市役所に出向き具体的な場所を示して相談したが、「四季の道の管理は、緑土木事務所でおこなっており、公的機関の管理下にあるので、まずそちらに相談してくれませんか。私どもの事業は一般市民のシャッターや壁に落書きされた場合が対象です」 と婉曲的に断られてしまった。

 緑土木事務所については、メンバーのF姉さんつてがあったので交渉してもらったが「とりあえず、落書きは消されているので、今度また落書きされたら全面的に塗り替えることにします」と、こちらもやはり断られてしまった。

 「仕方ない、それでは自分たちで全面的に塗り替えることにしよう。今のままではあまりに汚すぎて、街の美観を損ねる

 昨日(8日)会長の I さんと二人で、壁面を全面的に塗り替えた。本当は両面とも塗り替えたかったが、資金面の制約があって、今回はひどい落書きがあった片面だけの塗り替えにとどめた。
もう片方については、再び落書きがされた時に塗り替えましょう
 二人とも年金生活者なので、無理はできない。

 見ていただくと分かるが、実に美しく塗装をすることができた。特に I さんは細かい神経が行き届くので、細部の線をそろえることができる。私にはどうしてもできなかったテクニックだ。
いやー、これは大成功だ」思わず拍手をしてしまった。

 やはり落書きを消すためには全面塗装が必要だ。一部だとまだらになってしまい、かえって落書きがあったほうが良かったりする。これで四季の道の「道路下の落書き」対応は一応完了した。

 それにしても、落書き消しは手間とお金のかかる作業だとしみじみ思った。
 落書きをする方は何気ないスプレーの一吹きだが、それを消す方は全面塗装に追い込まれてしまう。しかもほっておくと落書きは加速度的に増えていくので、見つけたら即座に消さなければならない。
 予算と他の組織との調整に時間のかかる役所ではまったく対応が難しい仕事で、スピード勝負のボランティアの独断場だ。

やはり、落書きは我々が消さなければ駄目だ。また、落書きされたら二人で生活を切り詰めてでもペンキを購入し、落書きを消しましょう
 この日、四季の道に住む素浪人、二人が固い約束を交わしたという。

 今回の写真は、① 落書き時点、② とりあえず落書きだけを消した時点、および③ 全面的に塗り替えた時点の写真を掲載します。全面塗装の効果を確認してください。

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1988?authkey=wkH3gjix7fM

なお、本件と関連する記事は以下のとおり(ペンキ屋さん再開
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/1972_9fb1.html

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(19.8.8)これはピンチだ

 ひどい状態に陥りそうだ。Yさんから頼まれた朗読の件である。9月末を目指して毎日1時間の朗読の練習をしているが、これが思いのほか手ごわいのだ。

 乙川優三郎(おとかわ ゆうざぶろう)著、「磯笛」という小説は、読んでも1時間程度で終わりそうな短編小説である。
読むだけなら、中学生でもできそうだ」当初、そお思ったがひどい誤解であることが分かってきた。

 「磯笛」と言う小説は、ちょっとヘミングウェイの「老人と海」と似たような小説で、銚子で鯛(たい)を取って生計を立てている老いた漁師の話である。 妻にも息子にも先だたれて、あとは自分の死を待っているだけの老人の所へ、元娼婦ではあるが心根の優しい女が賄い婦としてやってきた。
 老いた漁師と、心の優しい元娼婦がかわす心の情景がこの短編小説のテーマになっている。
時代設定はどお見ても昭和初期だ。

 私は当初この小説の朗読のトレーニングを始めたとき、言葉の難しさに閉口した。初めて聴く言葉が次々に出てくるのだ。
トモシ」「カチコ」「はなだ色」「いきばなし」「いなさ」「澪すじ(みおすじ)」「いきればか」・・・・・・・・・

こりゃ、一体何の意味なのだ
広辞苑を持ち出して意味を確認したが「トモシ」や「カチコ」などは辞書にも載ってない。
どこにアクセントがあるのかも分からないじゃないか

 さらに、閉口したのは銚子の漁師の地言葉の発音がさっぱり分からないのだ。
知んねかったかわしが渾名(あだな)はサメ蔵つって,タイ獲ってるだァ
「・・このさむしい気持ち、陸(おか)で生きてきた人には分がんねいや誰にも分がんね

どお発音すれば、銚子言葉になるんだ」天を仰いでしまった。

 しかし、この程度は序の口だった。
 朗読を繰り返していくうちに私はこの短編小説が大変気に入ってきたのだが、今度はこの小説に出てくる女の境遇にひどく同情してしまった。
 正直言うと、私は女性に同情すると思わず涙が出てきて、声が上ずってしまう。もっとはっきり言えば泣いてしまうのだ。

 朗読をしながら、読みてが泣き出したら朗読になりそうもない。

亀ゴン、どうしょう。読むたびに胸がつまって泣き声になってしまうよ。レコード大賞を取って泣いて歌っている女性歌手みたいになりそうだ
先生、しっかりしてください。泣きそうになったら深く息をして、心を落ち着かせるのです。たとえ主人公の女性に同情しても、心は平静にたもつのです。熱き心と冷静な精神です

そんなことできるのだろか。いっそ女性が出てくるところは飛ばして読もうか
心の鍛錬も必要なのです。奥様から言われている『蚤の心臓』を鍛えるいい機会です。先生は映画でも悲しい場面になるとすぐ席をはずしますが、今度ばかりはそおもいきません」

 これはどうも、Yさんに断りを入れたほうがよさそうな雰囲気になってきた。
ぼくちゃん、泣いてしまって読めないの
 許してくれるだろうか?

なお、私が朗読をするようになった経緯は以下の記事を見てください。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/1983_5194.html

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(19.8.7)夏休みは大変だ

 夏休みになってから、ゴミの清掃活動が急に忙しくなってきた。ゴミの量が増え、今までになかった種類のゴミが発生している。

 学校が休みになると児童や学生が四季の道で遊ぶ時間が増え、当然ゴミも増える。学校があった時は、朝清掃をすると児童や学生が帰る時間帯までは、ほとんどゴミが増えない。
 だから午後3時ごろまでは実に美しい四季の道の景観を楽しめたのだが、この夏休みの期間は四六時中ゴミが捨てられてしまい、景観がたもてない。

 もう一つの問題は花火をした残骸が必ず公園等に放置されており、しかも半端な量ではないことだ。

 最近の花火は改良が進んでいるらしく、直径8cm程度の大型花火の残骸がよく公園に残っている。大人が参加したと思われる場合は、花火の残骸は袋に集められて1箇所においてある。
 一方児童や学生だけでおこなったと思われる場合は、散らかし放題で花火の残骸を集めるだけで一苦労だ。
せめて、1箇所に集めてくれい」悲鳴を上げている。

 さらに、犬のウンチが加速度的に増えている。これはどうも子供や学生が犬の散歩をさせているかららしく、従来大人がやっていた時はウンチの処理をしてたたのに、そのままほっておくらしい。
 特に、千葉南警察近くの秋の道にする犬のウンチは実に巨大で、サツマイモみたいなウンチが常に5・6個されている。

 自転車等で踏まれると、昔の馬糞が広がったような状態になるので、毎日処理しているが、これが夏休みの間続くか思うと気が重い。
いっそ、糞だらけにしておいて、社会問題化させようかしら」居直りたくなる。

毎朝新聞  8月7日

 従来から問題になっていた、おゆみ野四季の道の巨大なウンチは、その後も増え続けつづけ、このままでは通行の支障になるため、市はブルドーザでの撤去を始めた。
 撤去された量は、大型トラック10台分になり、このようなウンチの量は前代未聞と言う。撤去費用について市は、大型犬の所有者に請求したいとしているが、一方大型犬の所有者は「
犬が勝手にウンチをしているので請求は犬にすべきだ」と訴訟も辞さない態度だと言う。

 夏休みの期間はゴミ処理も大変なのだ。しかし幸いに今回はおゆみ野クリーンクラブがある。メンバーも8人おり、昨年のように一人ではない。グループメールを使って奮闘を依頼した。

清掃活動の強化についてお願い

 夏休みに入って、四季の道周辺の道路にゴミが増えてきています。これは毎年のパターンで、休み期間中は生徒が四季の道周辺で遊ぶことが多いためです。また犬のウンチも増えていますが、これも犬の散歩を児童や学生がすることになり、親と違い、犬のウンチを放置しているためです。
 クリーンクラブのメンバーの方には申し訳ないのですが、この休み期間中の清掃の強化をお願いいたします。夏休み強化月間と思って協力してください

 

 

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(19.8.6)花火大会のごみ分別ボランティア

 千葉市市民花火大会が千葉みなと駅近くの千葉ポートパークの海岸で4日の夜おこなわれた。第30回の記念大会だという。約20万人の人出だったと新聞にでていた。

 この花火大会のごみ分別ボランティアの募集を、千葉市環境局が実施しており、この活動に従来からかかわっていた I さんから、「一緒に応募しませんか」と誘われた。
 私はお酒の誘い以外断ったことがないので、二つ返事で行くことにした。

 花火大会そのものは夜の7時半から8時45分までおこなわれたのだが、我々ボランティア要員は、4時15分に市役所裏に集合がかけられた。そこでボランティアの事前説明や注意事項の確認がされた。

 私は知らなかったが、 I さんの説明によると募集で集まった人たちは環境運動に熱心ないつものグループの人たちで、一見客のような人は私ぐらいのようだった。およそ20名が集まっている。

 ゴミの分別ボランティアのポイントは、ゴミを可燃ゴミペットボトルの3種類に分別してゴミ箱に入れさせるように指導することと、ペットボトルはふたをはずして別途ふただけを回収するように指導することだった。
I さんの説明によるとペットボトルのふたは再利用されて、建設用のパネルになるのだと言う。
一人当たり2箇所のゴミ収集所が担当になり、5時から10時ごろまで指導に当たることになった。

 花火大会が始まる7時半頃までは、ゴミの捨て方のマナーは慨してよく、ペットボトルのふたをはずすように指導するくらいで他にやることもなかった。
まあ、たいしたことはなさそうだ」簡単に考えていた。

 花火大会がおこなわれた1時間15分の間は、私もすっかり花火に見入ってしまい、 I さんが用意してくれた折りたたみのいすに座って写真をとりまくった。
 考えてみたら、花火大会をまともに見たのは中学生時代が最後で、本当に久しぶりの花火大会だ。
イヨー たまや!! かぎや!!」興奮してしまった。

 こおして花火大会を目いっぱい楽しんだのだが、その後が大変だった。こちらも酒を目いっぱい飲んだ群衆が、花火大会が終わったとたんにごみ収集所に殺到してきた。
 私が分別の指導をしようにも、次から次にゴミをほうり投げるので指導の仕様もない。
あの発泡スチロールの容器は可燃ごみにいれてください
見てみろ、可燃ごみの場所はいっぱいで入れる場所なんかないじゃないか
あの、缶は袋から出してください
みんな、袋のまま捨ててるよ

すっかり指導をあきらめた。

 あとで確認をすると、私が担当したゴミ収集所が、最も人の目に付くゴミ収集所になっており、私の作業は山のように積み上げられたゴミをならすという、何か夢の島のブルドーザみたいな役目になってしまった。
うぅーん、ゴミの分別も実に難しい

 帰りは I さんが自動車で送ってくれたが、身体はへとへとに疲れていた。
 こおして、私の始めての環境ボランティアが終わった。

今回の花火大会の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1984?authkey=R_RWgqCJI7Y

 

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(19.8.5)坐骨神経痛に打ち勝てそうだ

 私が坐骨神経痛に悩まされていることは何回か記してきた。右の臀部と右足の外側が常に痛んで、特に歩き始めや、走り始めのときに激痛が走る。また、電車に乗って静かに立っているときなどは、これも激痛で脂汗が出そうだ。
 あまりに辛いので、矢上裕氏が推奨する自力整体を毎日実施してきたが、せいぜい悪化しないと言うのが正直なところで、はかばかしい改善がはかれなかった。
仕方ない。坐骨神経痛と一生付き合おう」あきらめていた。

 ところが先日、ちはら台走友会の槍が岳登山に参加したところ、初日はまだ痛みがのこっていたものの、二日目にはまったく痛みを感じなくなる経験をした。

 最初私は、マラソンレースの後半で良くあるマヒが始まって、苦痛を感じなくしているのではないかと思ったが、登山のような軽い運動でマヒが起こるのは不自然だと気付いた。

 観察をしてみると、登山では思わず大またで岩を登ったり、足場を踏みはずして足に強い衝撃を与えたりしていたが、そのときは激痛に襲われるものの、二度目の同種の衝撃には耐えていることに気付いた。
そうか、股関節を限界いっぱい広げると、股が柔らかくなり、次はそこまでの股関節の拡がりに耐えられるらしい

 坐骨神経痛に対する対処方法の手がかりをつかんだような気がした。
問題は股関節だ
 下山後、毎朝の1時間の「筋トレと柔軟体操」の手法を少し変えた。
 柔軟体操では、股関節を目いっぱい広げることに注力をそそぐようになった。股がぎしぎし痛む。
がんばれ、一度広げた股関節までは、次は痛みはないはずだ

 この方法はかなり効果があって、あれほど悩んでいた坐骨神経痛の激痛からは解放された。ただし弱い痛みは残っている。
 ただ、この方法にも弱点があって、夜寝ている間に股関節が硬くなり、朝になると、股関節の柔軟性を回復させる運動をくりかえさないといけない。 少しでも手を抜くと前の痛みに戻ってしまう。
ひどい自転車操業だが、昼間、激痛に悩まされるよりましだ

 今は毎日、股間節を広げる方法でがんばっている。歩くときも走るときも大またを心がけ、時間があれば股を広げる運動をおこなっている。

 正直言って、これで本当に100%、坐骨神経痛が消えるかは分からない。しかしうまくいったら、そのときは本を書いて方法論を伝授しよう。
君も、坐骨神経痛から解放される坐骨神経痛100%克服法」なんて題名がいいのではなかろうか。

 なんとなく、展望が持てるようになってきた。
がんばれ、亀ゴン

なお、本件と関連する記事は以下のとおりです。
坐骨神経痛 その2
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/19523.html

(坐骨神経痛に悩む
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/19519_d269.html
  

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(19.8.4)盗難自転車対処法

 盗難に会い、後に放置された自転車(盗難・放置自転車については、個人的に問題解決をはかろうとし努力をしてみたが、個人の限界をこえており、また体調も悪化したので現在は対応をやめている。
 その経緯はブログ(ブログをクリックすると前回の記事がでます)に記載した。

 現在私が現在おこなっていることは、倒されている自転車を起こし、道の端に置いておくことだけである。
 私としては、この問題は地域・学校・警察が協力して対応しないと解決できないと悟ったのだが、地域等の動きがなく、あきらめていた。
こりゃ、駄目だ。考えると胃が痛む

 ところが先日、知り合いのNさんから「盗難自転車問題を地域やその他関係者で取り組みをする必要性を認識して、対応策を考える会議を開催する」と言う話をきいた。

 それならば、私がこの問題にいままで対処してきたノウハウを公開し、Nさんたちの活動に役立てるならそれにこしたことはないと考えて、今回ノウハウ集を掲載することにした。

(ノウハウ一覧)

1. 鍵をかけ忘れた自転車が盗難にあった場合は、乗り逃げの可能性が高く、乗り逃げスポット実際はいくつかの場所がある)を注意深く探すと発見できる。
 一方、鍵をかけてありながら盗難にあった新しい自転車は、専門の窃盗団により盗まれた可能性が高く、この場合はおゆみ野界隈を探しても発見できない。

2. 四季の道界隈に放置されている盗難・放置自転車は、鍵がかかっておらず、ほとんどの場合道に倒されている(現在立っている自転車は私が立てたので当初は倒れていた)。したがって、見れば盗難・放置自転車とすぐ分かる。

3. 盗難自転車の管轄は警察で、一方四季の道界隈の放置自転車の管轄は緑土木事務所になっている。したがって連絡も、盗難自転車として連絡するか放置自転車として報告するかで異なる。

4. 放置自転車の場合は、緑土木事務所の担当者が、一種の警告書を自転車に貼り付け、約2週間後にそのままになっている場合は回収をはかるシステムになっている。
 ただし、実際は盗難・放置自転車は乗り回しをされるため、警告書を破かれて、他の場所に移動されている場合が多い(動く自転車の場合はこれがほとんど)。

5.盗難・放置自転車は時間がたつにしたがって、サドルやチェーンを壊される。その結果乗り回されることがなくなるが、自転車そのものの機能も失われており、本人に連絡しても廃棄処理をしてほしいとの返事が多い。
そっちで、どうにかしてください」これが通常の返事。

6. したがって、盗難・放置自転車問題の最大のポイントは時間との勝負で、時間がたてば壊された自転車を廃棄するほか手はなくなる。

(1) 盗難にあった場合の本人の対応策
① すぐに、盗難スポットの近辺の探索をおこなう。当日が一番良く、それがだめなら翌朝、朝一番に盗難スポットの探索をおこなう。

② それでもみつからない場合は警察に届けておくが、時間がたって見つかっても壊されて使い物にならなくなっている場合が多い。

(2) 組織的対応

① 自転車には千葉県警の防犯登録の標識か、ジャスコ等の登録があるので、見つけ次第本人に連絡するのがよい。ただし、千葉県警の防犯登録にアクセスできるのは警察官だけのようなので、一般の人は警察に連絡することになる。

② 警察への連絡は手間隙が大変で、場合によっては立会いも必要になる。現状のように盗難・放置自転車がいたるところにあると、そのための対応だけで一日のほとんどの時間をとられてしまう。さらに毎回発見者の住所・連絡場所等を伝えるのもやってみると実にわずらわしい。

③ したがって、ほとんどの人があまりの煩雑さに悲鳴を上げて、特別な理由がない限り警察への連絡をやめてしまう。
ばかばかしい。なんで人の自転車のためにこんなに努力しなければならないだ。鍵ぐらいかけておけ」これが本音。

7. 組織的対応の要点

(1) 地域・学校・警察の三者で盗難自転車対応組織を作り、実務はボランティアに委託する。
 盗難自転車の発見者はすぐに警察に報告する。警察はこの組織からの報告の場合、すぐに防犯登録の検索を行い、組織に情報をフィードバックし、組織から本人に連絡をとる。一時的に自転車を保管する必要がある場合は、組織の担当者の近くにおいておく。
組織が盗難自転車の対応を、警察の委託を受けておこなうことができるようにするのがポイント

 ただし、実際はこの組織を作るのがとても難しい。政治的な決断がないとできないと思う。
 

(2) 盗難自転車のほとんどは、夕方から夜半にかけて鎌取駅駐輪場で盗難に会うので、この時間帯のチェックをおこなう。不審者は見ればすぐに分かる(鍵のかかり具合をチェックして歩いている)。

 ただし、夜半パトロールをするのは実際には大変なので、この場合は防犯カメラを設置し、組織でチェックする方式のほうがよい。

 ただしこれも防犯カメラを設置すべきか否かでもめることが多く、政治的決断がいる。

(3) 盗難スポット

 8月3日現在の四季の道の盗難・放置自転車は全部で16台。
 集中して存在している場所は以下のとおり


・春の道のさくら公園から、春の道公園・春の道橋まで 9台
・春の道そばら公園周辺                    3台
 

 四季の道で盗難・放置自転車を探す場合は、上記の盗難スポットを探索すると発見する可能性が高い。

                                          

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(19.8.3)朗読 本の世界へのいざない

 最近は信じられないようなオーダーを受けることが多い。ちはら台走友会のメンバーのYさんからの朗読の依頼もそおだった。

目下私は、ちはら台コミュニティセンターが2ヶ月に1度実施している『目から耳から・・・本の世界へのいざない』と称する主催事業にかかわっています。
 これは言ってみれば“大人のためのお話会”でして、・・
朗読などを聞いてもらい本の世界を楽しんでいただこうというものです。・・
 それで私は朗読をしてくれる読み手をいつも捜してます

私に白羽の矢があたったらしい。

朗読なんて、中学校以来したことがない。うぅーん、できるんだろうか
悩んでいても仕方ないので、先日(7月31日)、2ヶ月に1回の朗読会が開催されたので参加してみた。

 読み手は,Yさんと他に男性が一人で、Yさんが「ト書き」と女性主人公の台詞(せりふ)を朗読し、男性が男性主人公の台詞を朗読していた。
 聴衆は約20名、私より年配の人が圧倒的に多い。この主催事業の目的がなんとなく分かった。
 プログラムは藤田宣永(ふじた よしなが)著、「時の流れに」(はなかげより)という本の朗読だったが、私は著者も本そのものも知らなかった。

 Yさんの朗読は、実にレベルが高く、特に女性主人公の台詞なんかは、迫真の演技でプロ顔負けのレベルに達していた。
これはすごい、声優並みじゃないか」感心して聞いてしまった。

 どうやら、レベルの高い朗読をおこなうためには、プロと同じように特訓が必要なようで、2ヶ月前から日夜研鑽を励まなければ、聴衆が満足するような朗読はできないらしい。

山崎さんが引き受けてくだされば、私が特訓します
 Yさんに言われてしまった。朗読会は9月の末になる。
 本当は断るのが正しい判断ではないかと思ったが、女性から頼まれて断ったことがなかったので、「断る台詞」を知らなかったのは不覚だ。

 私が朗読をする予定の本は、乙川優三郎(おとかわ ゆうざぶろう)著、「磯笛」という本だが、これもまた著者も作品もまったく知らなかった。

亀ゴン、また安請け合いをして、窮地に陥ってしまったよ
先生は女性の頼みごとだと二つ返事でOKするからこおなるのです。奥様が『鼻の下が長いのだ』と言っていました

うぅーん、どうしよう
仕方がありません。幸い私は放送大学で、アナウンサー養成講座を受けています。先生の朗読を草を食べながら聞きましょう。必要なアドバイスもしてあげます

それで、間に合うだろうか
運を天に任せるほかありません。任に値しないことが明確になれば、私からYさんに、その旨伝えることにしましょう

 こおして、亀ゴンのコーチで毎日1時間の朗読の練習をすることになった。

朗読会の会場の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/FLJrZK?authkey=LNgeET-YS-Y

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(19.8.2)里山開発第8回合同作業報告

 「都川源流の再生をはかる会」の先月15日の合同作業日は台風のため中止になったため、1ヶ月ぶりの合同作業日となった。平日であったが9名のメンバーが参加した。なお、再生をはかる会のメンバーは現在14名であり、最近はおゆみ野地区在住のメンバーの参加が増えている。
おゆみ野に住んでいて、知らん振りをするわけにはいかない」調節池のそばに住むAさんの言葉である。

 今回の作業テーマは都川源流の調節池の水質調査を実施することであり、「水の状態が生き物が生活するのに適しているか」を調べる調査をおこなった。
 また、これは現在建設がおこなわれている「環境管理センター」の雨水が、ここの調節池に流れ込むために、「都川源流の再生をはかる会」として都川源流の水質のデータを時系列的にそろえておくための調査も兼ねている。

 初めての水質調査であり、試薬等の取り扱いも初めてだったため、参加者全員が興味津々で調査をしたが、2箇所の水を採取し、試薬等で確認するのに約1時間かかった。
里山開発以外に、水質調査をするとなると、活動時間を少し増やす必要がありますね」会長の I さんの提案である。

 調査用の試薬はパックテスト用試薬と言い千葉地域整備センターが手配をしてくれた。私は知らなかったが、これは専門家以外でも比較的簡単にできる水質調査の方法だそうだ。
 水質調査はパックテストの5項目と透視度の1項目で、これは坂月川等で現在実施されている調査項目を参考にして決めたものである。

 都川源流は調節池となっているため、ここに流れ込む入口と出口の2箇所で水質調査をおこなった。入口には主としておゆみ野地区の雨水が流れ込んでいる。
 出口の水の採取場所は池であるが、採取する場所の地面がぬかるんでいるため、遠隔操作で水を採取する装置を作ってみた。
 このメンバーは何でも自力で作ってしまうところがすごい。

 調査結果について、正確な分析をすることは難しい。初めてのパックテストであり、各項目の数値の意味を解説書を見てもあまり良く分からないからだ。
 ちょうど、初めて自分の血液検査の結果を見たときのような状態になっている。

 今後は、毎月2回パックテストをおこなっていく予定であり、時系列的なデータがそろってくると、かなり正確なコメントができるようになると思う。
今回はとりあえず分かったことと、テスト結果の数字を掲載することにとどめよう。

分かったこと
・PH(ペーハー)は7であり、中性といえる。
・数値は生活排水等で汚れている河川の、下流の水に相当する。
・水の透明度は入り口の方が高い。

(データ
            入口     出口
・PH            7      7
・COD          10      10
・亜硝酸体窒素    0.2      0.1
・硝酸体窒素      5       2
・アンモニア体窒素  0.2     0.5
・透明度        30cm以上 28cm

なお、今回の水質調査等の作業写真を掲載いたします。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/FExMiI?authkey=BjrwdgkWHk0

 

 

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(19.8.1)ちはら台走友会の槍ヶ岳登山

 ちはら台走友会は年に2回、春と夏に登山をおこなうが、今回の夏の登山は燕岳(つばくろだけ)から槍ヶ岳への、いわゆる表銀座コースだった。メンバーは15名である。7月の末に実施された。
 このコースは登山者にはおなじみのコースで、日本アルプス登山の入門コースとして名高い。
 途中に大天井岳の巻き道や、東鎌尾根の槍ヶ岳直下のような、初心者にとって緊張する険しい場所もあるが、概して穏やかな稜線歩きができる人気スポットである。

2泊3日でこのコースを歩く」と登山の責任者から聞いたときは、「走友会の行事としては遠足みたいなものだ」と思ったが、よく聞くと「車中一泊、山中は西岳ヒュッテの1泊」だったので驚いた。
 このコースの通常の登山日数は2泊3日であり、最近のように年配者が多いと、3泊4日のコースなることもある。

 念のため、山岳マップでコースタイムを調べたら、初日が9時間半、2日目が12時間だった。これは食事時間や休息時間を含めない時間だから、1時間程度の食事時間を加えて、それぞれ10時間半13時間がコースタイムと言うことになる。
うぅーん、走友会らしいハードなスケジュールだ」感心した。
 後で聞いた話だが、西岳ヒュッテの管理人から「本当に大丈夫ですか」と念を押されたと言う。

 夜行バスは、夜中の8時に千葉を出発して、登山口の中房温泉に朝の5時ごろ到着する計画になっており、通常であればなんら問題がないのだが、日頃の走友会を知っている私には不安感がよぎった。
夜、寝かせてもらえないのではないかしら

 不安は100%的中してしまった。いつもの盛大な宴会が始まり、続いてしりとり歌合戦が始まって、てんやわんやの大騒ぎになってしまった。
 大いに酒を飲み、大いに歌うのが走友会の元気印の源だ。

 宴会は一応12時には終わったのだが、熟睡したのは酒盛りと歌合戦を楽しんだ人たちで、私はほとんど眠ることができなかった。
これは、徹夜の強行登山になるけれど、『甲州夢街道シルクロード215Km、36時間レース』の練習と割り切ろう」覚悟を決めた。

 天気予報では、天候は下り坂で、2日目の後半は雨の予想だったが、実際はまずまずの天気で、雨もほとんど降らなかった。
 さすがに、初日の後半は寝不足で頭が朦朧としてきたが、幸いにも西岳ヒュッテで熟睡できたため、2日目は実に快適な登山を楽しめた。
 最近の山小屋の設備は年配者に配慮してよく整備されており、布団も新しく、食事は街のレストラン並だ。

 走友会のメンバーは、相変わらずの酒豪ぞろいで、やれ宿に到着した、槍を登坂した等理由をつけてはビールを飲んでいたが、実は体力も相当なものだ。
 特にK氏などは、遅れそうな人の荷物を持ってあげて、さらに岩場を走るようにして登坂するのだから驚きだ。岩は走るためにあると思っているらしい。
イエティーでないかしら」率直な感想である。

 K氏以外でも、槍からの下りはマラニックだと走り出した会長のY氏や、マラニックの愛好家O氏がいる。
 私のように登山経験40年の者でも「ちはら台走友会のマラニック登山」は驚きだ。普通の人が見たら、化け物ぞろいではないかと思うのではないだろうか。

 この年になってまた一つ新しい経験をしてしまった。

 今回はコースの途中で撮った写真を掲載します。 
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/197

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